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あちゃ~、やらかしました。。。

自閉症スペクトラムの息子。

小5。

昨日の話。学校からの連絡帳で彼の起こした事件を知る。

休み時間、支援級で仲良くなった、一つ年下のRくんといつも過ごすらしいが、最近意見がぶつかるようで、言い争い。先日は息子が怪我をした、と学校から電話があったが、今回はうちが加害者。怒った息子が、近くに展示してあった別の子の習字を破いてしまったそうな。

やられた子は何も悪くないのに。

帰宅したパパと一緒に、話を聞く。

本人の証言は、連絡帳通り。わからんちんでもなく、「オレじゃねえし!!」なんて怒りもせず、自分のしたことを認めて部分的ではあるものの振り返って話したことに、そこはハナマル!! 学校で先生がしっかり対応していただいていることも分かった。恐る恐る相手がだれかを聞いてみると、なんとママ友のお子さん!もう遅い時間だったので、慌ててLINEで謝罪。

夜遅くなり、宿題は終わらず。

宿題は終わらせなければならないものだけど、今日の彼には、その習字事件の振り返りのほうが大事。寝不足で学校がおろそかになるほうがもっとまずい、と判断。宿題忘れ容認で寝かしつけ。


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やらかしてしまった後の振り返りができるようになってきたのはつい半年ほど前から。しかも、物が壊れてしまうと、めちゃめちゃ反省する。今回はほかの子のものを壊してしまったことは大きかったようだ。

また、なぜ帰宅の遅いパパを待ったかというと、彼の中で「パパは怖い存在」であり、逆らえないところがあるから。息子は「一般化」が苦手で、この人ならこのぐらいまでいいけど、あの人はこのぐらい、家ではこうだけど、学校ではこう。といったようにTPOによって基準を変えてしまう。ある程度なら社会性がある、場の空気を読めると見て取れるけど、彼の場合は、人とかかわるうえでそこまで変えてしまう?と、というレベル。なので、学校の先生と親が同じ事を言っていることは、彼にとってはとても大事なこと。「学校で起きたことは学校の責任で、お家では何も言わないでください」と前の担任に言われたことがあるけど、自分のことを振り返れるようになった彼には、次の課題「一般化」に気づいてほしいので、最近は、あえて家でも振り返る。


さて、今日のお迎えで、偶然お相手に会うことができ、しっかり謝罪。昨日の宿題もスライド。

入学したての頃は、お詫び行脚で、みなさんのお宅を覚えるだろうな、と覚悟していたが、なんとかそれは免れるかな。



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