きんもくせい

元幼稚園勤務。自閉症の子どもを育てる母親です。10年彼と寄り添う中で、自分だけが辛い、…

きんもくせい

元幼稚園勤務。自閉症の子どもを育てる母親です。10年彼と寄り添う中で、自分だけが辛い、苦しいと思ってきましたが、きっと同じ思いの人がいるはず!!自分ももやもやを吐き出しますが、誰かの支えになれたら、また、こんな子もいるんだと少しでもわかってもらえたら、という思いで綴ります。

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最近の記事

メンタル、弱っ!!大事なことは・・・

お久しぶりの投稿です。 家庭内がざわざわしていまして、私メンタル崩しました。きっかけは些細なことでした。ただ、それが思いもよらぬ方向にいき、自分でも必要以上に落ち込みました。周りの方の支えがあり、今は復活! 疑ってみることも時と場合によっては必要ですが、その根底には、相手を信じることが大事。 「雨降って地固まる」が今の私にしっくり来ている言葉です。 さて、自閉症の次男ですが、コロナも収まってきて、延期されていた修学旅行に行ってきました!! 本来なら東京方面に行くため

    • 先日の母の日

      母の日のイベント。うちは毎年3人の母が集います。義母・義妹・私。 義弟家族がうちにきて、3人まとめての母の日をやってくれます。 今年は食事を用意してくれ、事前にアンケートに答えて準備してくれたプレゼントと、子ども達からの恒例メッセージ。メッセージはいつもなら一人1枚の用紙に用意してくれていましたが、今年は長男が色紙風に準備してくれ、そこに弟妹がそれぞれメッセージを書き込んでくれた、あたらいいバージョン。ただ、それを用意していたのが、あまりにもギリギリすぎて、義弟家族とパパ

      • 世界自閉症啓発デー

        今日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。 うちの息子は自閉症スペクトラムであることを、まわりの人たちに知らせていません。ごく仲の良い、同じ境遇の人にしか話していませんし、最近はまたあまり話していません。 カミングアウトすることが理解を深めることにつながったり、周りからの援助があったり、直接的ではなくても、生きにくさを緩和してくれる力になることは間違いないと思います。 わざわざクラスの懇談会で時間をとってもらうものでもないですし、遠慮もあります。一番は、当事者は息子

        • 安心して過ごせる仲間

          子どもが楽しみにしている活動に通っています。 「子ども劇場」です。 地域での子どもの育ちをみんなで支え、創っていく団体です。 「劇場」という名前が付くのは、演劇を見る集団だからです。会員制で、月の会費を払い、そこから年3~4回の観劇費用を賄っています。 今日は、そのブロック会。地域ごとの集団で、自由に集まる日ややりたいことを決めて集まっています。来月、「地域公演」という会員以外の方をお誘いして、地域ごとに観劇し、子ども劇場を体験してもらう、年に一度の大イベントの準備を

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        • かんしゃく
          1本

        記事

          離任式

          小学校、今年度が終了しました。支援級の担任の先生がご退職ということでした。。。 息子は人と信頼関係を築くのにとても時間がかかり、今年度からのお付き合いで、やっとお互いがペースをつかめてきたのに、ここでお別れって。。。 予想はしていたものの、やっぱりグサリとくる。 本人は至って冷静で、「行っちゃうってー」って。昨年度は関わる先生がコロコロと替わっていったので、慣れたものなのか。 「新しい先生と早く仲良くなりな。」「うん」「一週間でね」「うん」 少しでも環境の変化への対

          マスク

          自閉症スペクトラムの息子。 小5。 彼のこだわり。服は気に入ったもののみのヘビロテ。 辛いのが、マスク。。。 不織布マスク、今、小学生サイズが店頭にない。。。 おそるおそる、安くはないけど、洗って繰り返し使える「ひんやりマスク」とやらを試しに一つ買ってみた。デザインは好みのはず。あとはつけ心地とサイズ。おそるおそる「試して見る?」と。鏡に移動して、チェックし、みごと合格!! 試しに買ったのはこの一つだけ。次お店に行ったら、同じものはすでに売ってなかった。。。さあ、

          あちゃ~、やらかしました。。。

          自閉症スペクトラムの息子。 小5。 昨日の話。学校からの連絡帳で彼の起こした事件を知る。 休み時間、支援級で仲良くなった、一つ年下のRくんといつも過ごすらしいが、最近意見がぶつかるようで、言い争い。先日は息子が怪我をした、と学校から電話があったが、今回はうちが加害者。怒った息子が、近くに展示してあった別の子の習字を破いてしまったそうな。 やられた子は何も悪くないのに。 帰宅したパパと一緒に、話を聞く。 本人の証言は、連絡帳通り。わからんちんでもなく、「オレじゃねえ

          あちゃ~、やらかしました。。。

          ジャンケンに負けてかんしゃく・・・その後

          自閉症スペクトルムの息子。 10歳。 晩ごはん中に私に蹴りを入れたその後。 ふてくされて別室にいた私は、息子を家族に託す形をとったことになる。逃げた?いや、家族を信じた。息子を信じた。 5分ほどしてか、ガチャっとドアが開き、いつも一緒にいるぬいぐるみを動かしながら息子が言った。 「ぼく、もうちゃん(ぬいぐるみの名前:仮名)。さっきは、けっちゃってごめんね。」 「ママは、もうちゃんには蹴られていません。」 息子、自分の声で「さっきは蹴っちゃってごめんね」 (よく

          ジャンケンに負けてかんしゃく・・・その後

          かんしゃく

          自閉症スペクトラムの息子。 10歳。 晩ご飯。 大皿のおかずをとりわけるのに、甘えて 「ママやって」 私はなぜかジャンケンに弱くて、大抵負けるので、いつもの流れだと「ジャンケンで負けた方がやるってことね」「ジャンケンぽい!・・・わぁ、負けたぁ。しょうがないなぁ」 とこんな調子で、大抵私がやる。 なのに なぜか、なぜか今日は勝ってしまった。 しかもサービスしてやり直したのに。 結果、2度も勝ってしまった。。。 案の定、息子は怒り、大声を上げ、私を蹴りつけた