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水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、何が違うの?どんなものが水溶性なの?

 ゛食物繊維を摂りましょう゛と言いますが、食物繊維の1日目標量は
「男性20g以上、女性18g以上」に対して、男性15.2g・女性14.8gと3~5g程、食物繊維が不足していることになります。
 食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物
繊維
の2種類があります。①水溶性食物繊維は、水に溶けてゲル化 ➡ 糖の
消化吸収を遅らせ ➡ 急激な血糖上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。多く含まれる食べ物は、リンゴ・バナナ(食物繊維の種類:ペクチン)、こんにゃく(グルコマンナン)、わかめ・昆布(アルギン酸)、それに特保の成分に多い難消化性デキストリンがあります。
②不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ ➡ 便のかさを増し ➡ 排便をスムーズにする働きがあります。多く含まれる例は、大豆・ごぼう(セルロース)、豆腐(リグニン)、カニ・エビの殻(キチン・キトサン)があります。
 なお、水溶性食物繊維の摂りすぎは、便が緩くなったり、不溶性食物繊維では、腸内で詰まり、便秘になったりします。摂りすぎは注意!

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