デンマークで食べてるご飯
デンマークのボーンホルム島という所でホームステイして1ヶ月経った。ボーンホルム島は、デンマークの首都コペンハーゲンよりも、スウェーデンに近い島である。
デンマークの4月は、暗く寒く、雪や雨が降ったり、次の日はカラッと晴れた日になったりと、気温差が激しかった。天気予報もあまりあてにならない。
晴れたら、積極的に外に出て、ビタミンDを摂取した。
そんな感じで、少しずつ生活に慣れてきたから、この辺でデンマークでの食生活を記録しておく。
朝食・昼食
デンマークでは、朝食・昼食を軽く済ます。
朝はシリアルかヨーグルト、またはライ麦パンにバターを塗って食べる。
お昼はスモーブロー(日本で言うオープンサンドでライ麦パンにバターたっぷり塗ってトマトソース味のツナ缶にきゅうりを乗せたり、チーズやハムを乗せたりしたパン)をナイフとフォークで食べる。チーズは塊を買って、スライサーで削る。削りたてのチーズは風味が良く、削っている時気分も上がる。スモーブローのトッピングは様々で、レバーペーストとビーツピクルスをのせたり、オイルサーディンと玉ねぎをのせたり、エビとアボカドをのせたり。お昼はだいたいスモーブローだから、酸味のあるむちっとしたライ麦パンは常ストックだ。
ナイフとフォークを使って食べるスモーブローは、目で楽しむことができるから満足度が高い。しかも簡単に作ることができる、というか作りながら食べている。子どもたちにとっては作ることもエンターテイメントの一つだ。
夕食
デンマークでは夜ご飯が一日のメイン。ホストファザーは4時に仕事が終わるので、一緒に夜ご飯を作る日も多い。金曜日は3時半に仕事を終えて帰ってくる笑
大きな豚肉
ホストファミリーの家に着いた日は、「フレスケスタイ」という皮付きローストポークを食べた。旨味たっぷり食べごたえ抜群。ローリエ(Bay Leaf)とクローブをお肉の間に挟み、香ばしく焼き上げて作る。パーティー料理として作られることが多いそう。
子供たち大好きミートボール
見た目日本のハンバーグの小さいバージョンの、デンマークのミートボールを「フリカデラ」と呼ぶ。柔らかめで、ソース無しで美味しい。豚ひき肉と玉ねぎ、好きなスパイス、オーツ麦からできている。大量に作っておいて、冷凍庫に入れて保存しておくと、忙しい日に大助かり。
潰さないポテサラ
ポテサラと言ったら、じゃがいもをマッシュされたものを思い浮かべるけど、デンマークのポテサラはじゃがいもを潰さないで作る。じゃがいもを茹でて、サワークリーム、マヨネーズ、マスタード、ハーブを混ぜて出来上がり。
赤いソーセージが特徴のホットドッグ
ソーセージの上にケチャップやマスタードをかけて、その上にきゅうりのピクルスとフライドオニオン、生赤玉ねぎをのせる。シャキ、ふわ、むぎゅってしている。
ボーンホルム島の伝統的なスモーブロー
スモークニシン、卵黄、赤玉ねぎ、ねぎをのせる。スモーキーなニシンに卵黄のマイルドさが絶妙に絡み合う。
バターひとつ
ステーキに、オランデーズソースをかけて食べる。なんとバターを一箱使って作る。それを一食で食べきるので本当に驚いた。
とりあえず、こんな感じの食生活。
これからあったかくなっていくから、どんな食材が増えていくのか楽しみ!
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