私は人のために何ができるだろうか
役目なしに生まれる者は、物はない。
要らない人は一人もいない。
そうはいうけれど、私には何ができるだろうか。
生きてるだけで丸儲け。
そんな言葉はあるけれど、
自分のためだけに生きる人生は虚しい。
喜ぶ人、楽しそうな人を見るだけでも楽しい。
しかしながら、せっかくなら、自分自身の経験や道も、
他人の人生に生かし、喜んでもらいたい。
私よりブログを書くのが上手な人は何人でも、何百も、何万もいる。
今まではそれで挫折してきた。
”今できること”に焦点を当てすぎて、
自分に向いているものを探しては離れ、探しては離れ。
そんな日が続いていた。
毎日おいしいご飯が頂ける。
朝日を拝める。
目覚められる。
目が、耳が、口が、鼻が、体が機能し、
考え、話せる。息ができる。
幸せなのは間違いない。
火に、水に、土に、風に、木に、
雷に、肉体に、親に、大親に、神に、
宇宙に、大自然に、
私たちは生かされている。
けれど、享受し、感謝するだけでは足りない。
恩を返さねば、働かねば、喜ばせねば。
人はご先祖様から継いだものを、
負の遺産は浄化し、
素晴らしい遺産は、さらに発展させるべくつむいでゆく。
作り、生み、育て、やがて枯れゆくものに思いをはせ、
次につないでいく。
つなぐということ、作るということ。
これが、私たち人の生まれた意味であり、
私がやらねばならぬこと。
子孫に、未来に、何を残せるか。
何を見、何を思い、何を言い、何を行い、
何を生き、何を精進し、何を念じ、何を定めるか。
人の時間は限られている。
複数の道は歩めない。
不変の道は、物はない。
世は諸行無常なれども、
故に美しきを極ムる。
ある日、９０代を超えてなお、笹餅を作るおばあちゃんの本を読んだ。
この人が言っていたのは、
"なんでも10年やれば結果が出る"ということ。
個人的には、とてつもなく衝撃が大きかった。
まだ自分が10年20年しか今生で生きていないのもあるだろうが、
それくらい長いスパンで人生を見ているということ。
一つ思ったのが、今の世は、あまりに効率を、
結果を求めすぎなのではなかろうかとも思った。
自分自身がそうであったように。
効率を求め、システム化を図るからこそ、
自然と文明の均衡は崩れ、自然は破壊され、
人は心のゆとりをなくしているのではないだろうか。
今人に必要なのは、心の癒し、
全てを包む湧き上がる愛、希望なのではなかろうか。
希望を見失うからこそ、心に諦めが発生し、
気力を失い、不和が広がる。
世界平和を、心から絶対に実現できると言い切れる人は
どれくらいいるだろうか。
想像は創造となり、具現化してゆく。
何を思い、何を言い、何を行うのか。
日々の生活の在り方が、平和を作ってゆく。
そしてきっと、
私にできることは、
こうして拙い文章ながら、
一人でも気づきのキッカケになれるような文章を、
少しづつでも打ち続け、
私自身が実践することだ。
そして、全人類が心から平和を願う時、
きっと世界は”変わらざるを得ない”。
そのための布石を、少しづつでも、
私は打ち続けよう。
仲間はきっと 見えぬ場所
友 外に出ればすぐそこに。
空見渡せば、限りなく
進む横道、あぜ道を
果てあり果て無き
この人生
この世を思い、
私も歩こう。
弥栄
一二三
四五六七八
九十百千ろらね
エミタメ エミタメ
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