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#1 冷えとりガールのスタイルブック

2010.12 冬ごろ。
もう今から12年もまえのことです。
煮詰まりかえっていた私は何でもいいから、脱却するために偏見にとらわれずに、いろんな本や音楽、エンターテイメントを取り入れようと手に取り始めました。

それまでの20代前半の若い頃は、好きなことは追及したいし、一途なことが素晴らしいこと!と信じて疑いませんでした。
自分の好きをつまらないとか、こっちのほうが面白いよ!あなたちょっと変ね。という言葉たちから必死で守るような気持ちだったと思います。

すると、20代後半に入ってくると、今思うと当たり前に感じますが立った5~6年のことでも時代は変化してるのですね。
(その頃は永久不変を信じていた。)
私らしくないわ、とそっぽを向いていた畑が輝いて眩しく見え、
何しろ、大事に抱きかかえていた大好きなアーティストや作家も好きなままではなくどんどん変化してっているではありませんか!
もうすでに気持ちは盛り上がっていないのに、私の作った勝手な自分のイメージを崩したくない気持ちの一点で生きる苦しい強情な時代がありました。
素直って大事。変化って悪いことじゃない。受け入れるは自分の度量。

今思うと、こじれた執着。
本当にナンセンス。いろんなことに気づくチャンスを逃していたと思います。この頃出会った本は強情時代の終焉を後押ししてくれた本がたくさんありました。ジャンル、偏見にとらわれず、有象無象にある各方面から世の中に飛び交うメッセージの中から、自分のところに届く瞬間が必ずあって、その時必要な言葉が自分に届くと思うようになりました。

タワレコでジャケ買いするような、本屋で何となく手に取ってみた本がめちゃくちゃ面白かった!みたいに、誰かの好きにヒットしたらいいなと思い自分の過去を思い出して記録してみようかなと思います。楽しい。

本題、
この冷えとりガールのスタイルブックは、夏でも冬でも足を絹と綿の靴下を重ね履きすることにより、体の中の冷えという冷えを体から出しましょうという本です。
東洋医学に基づき、冷えは万病の元という考えで、温めることにより体の変化、また健康だけでなく気持ちのくよくよや、執着、憎悪、怒りなど冷えにより溜め込んでいる不のものをどんどん体の外に出して身体や心のめぐりよく循環させていきましょうという内容です。

それまでの私なら、靴下はいたところで…とか、え?おまじないとか?
なんて、攻撃する気もないけれど、やってみる気もなかったはず。
ところが、すごく素敵なファッションで素直に楽しそう。。はじめて、踏み入れたことのないジャンル体験してみようかな。という気持ちになり、私に届くタイミングできたメッセージだなと思いました。笑
絹の靴下が破れたり、体の変化があったり、この本だけの影響ではないと思いますが、心の執着や怒りがだいぶ解決したように感じました。
びっくりの連続の実体験エピソードも面白く、おすすめです。
やってみるか、やめとくかはあなた次第。

このノートは、あくまで記録ですが、
全てのことはメッセージ。ユーミン
誰かの何かのきっかけになったら、なおいいなと思います。








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