学校の勉強は社会人の役に立つ?
こんにちは、しがサラです。
私はもしタイムマシンで高校生に戻れるなら、勉強をもっと頑張りたいと思っています。
それは、単に学力を伸ばして良い大学に入りたいといった理由ではありません。
シンプルに選択肢が広がるからです。
初めからやりたいことや夢がある人はそう多くありません。
私も大学に進む前はキャリアに悩んだものです。
やはり、夢ややりたいことを働きながら見つけたりする場合は、選択肢が多いに越したことはありません。
選択肢が多いとそれだけ人脈も広がります。
では、学生の時の勉強は選択肢が広がるか広がらないかという点だけであり、直接的には社会に出て役に立たないのでしょうか?
今日は、高校生の勉強と社会人について解説していきます。
コミュニケーションスキル
高校での部活動や授業の中でのプレゼンテーションの経験は、仕事でのプレゼンテーションや会議での発言に自信を持つための基盤を築きます。
ビジネスにおけるグループプロジェクトでは、他のメンバーとの協力や意見の交換、リーダーシップの発揮などが求められます。
中身は違えど、高校の段階でも仕事で必要なチームワークスキルを磨くことができます。
基本的な数学スキル
ビジネスでの予算管理や財務分析では、高校で学んだ数学や代数の知識が役立ちます。
数値データの分析やグラフの作成など、基本的な数学スキルが必要です。
またITや技術者などのプログラミングやデータサイエンスの分野では、高校で学んだ数学の基礎が必須となります。
応用までは社会人で使用しませんが、文理問わず基礎は身に付けるに越したことはないと感じています。
読解力と表現力
高校での文学や言語の授業で養われた読解力と表現力は、報告書やビジネスメールの作成、顧客とのコミュニケーションなど、仕事上でのコミュニケーションに役立ちます。
また、国語や英語の授業で頻出する「作者が最も伝えたいことは何か?」という問いは、社会人の中でも最重要スキルだと感じています。
社会人では、行間を読むということが求められます。
行間を読んで、相手の伝えたいことを先回りして理解する、この行動はビジネスマンには必須のスキルだと思います。
問題解決能力
数学や科学の授業で訓練された問題解決能力は、仕事での課題や障害に対処する際に重要です。
論理的思考やトラブルシューティング能力を磨くことができます。
ビジネスにおけるトラブルは、数学のような数字ではありませんが、要素や要因を分解してクリアにする側面は数学で学べるでしょう。
これを訓練することは論理的思考に繋がります。
歴史や社会科学の知識
私は実はここが1番興味関心があります。
社会人になった今でさえも、もう一度教科書を読み返して勉強したいと思っています。
歴史や社会科学の授業で学んだ知識は、ビジネスや組織の文脈を理解し、戦略的な意思決定をする上で役立ちます。
経済の動向や政治の影響を理解することができます。
今の私たちの世界は過去の積み重ねですから、過去の歴史を学ぶことは今を知ることに繋がります。
情報を知っている、成り立ちを知っていることはビジネスをする上では大きなアドバンテージとなります。
以上、社会人の私が現時点で感じていることです。
勉強を頑張ると選択肢が広がるだけでなく、様々なスキルや思考の基本パターンが身に付きます。
ですので、学校の勉強は社会に出て役に立たない!というのは少し暴論のような気がしてます。
是非ポジティブに考えて欲しいですね。
この記事が高校生に届けば嬉しいです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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