冒険気分でひとりディズニー③思ったこと感じたこと
今までのお話は、こちら。
カフェでお茶した後は、すぐ近くにある、蒸気船「トランジットスチーマーライン」の乗り場に向かいます。
これで一気に、シーの一番奥にある、ロストリバーデルタへ。
楽して体力温存(笑)
蒸気船やゴンドラなどに乗ると、皆んなが手を振ったり振り返してくれます。
あれ、嬉しいけど、何なんでしょうね。
普段、日常の風景の中では、無表情にすれ違うだけの大人達が。
ディズニーに来ると、恥ずかしげもなく笑顔で手を振り合っちゃう。
これがディズニーマジックなのか、皆んなが浮かれてるだけなのか(笑)
人類も、まだまだ捨てたもんじゃないな…
なんて、ちよっと大げさだけど。
明るい気持ちになります。
船旅を楽しんでいるうちに、ロストリバーデルタに到着。
イタリア、アメリカ、そして今度は中央アメリカと、シーにいるだけで世界旅行できちゃいますね。
この後、「この人、なんでトイレの写真撮ってんだろう」…って感じでチラ見されましたが、おひとり様はすました顔で退場。
このエリアは、激しいアトラクションしかないので、そそくさと通過します。
いえね。
はるか昔、「インディージョーンズ」に果敢に挑戦したこともあるんですよ。
右に左に激しく揺さぶられ、人形のように振り回される私を見て、後にオットとなる彼は大笑い。
もう、このアトラクションは結構…
と思った私は、その後乗ってません。
ムスメといっしょだと、いつもフライングカーペットや、カルーセルにつき合わされるのですが、グルグルの苦手の私、今日は乗りませんよ。
自分好みのアトラクションだけを楽しめるのは、ひとりディズニー最大の利点。
まずは、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」。
この日の待ち時間は5分でした。
ボートでのんびり、ゆったり。
ストーリー重視で乗ってる時間も長いので、見ごたえあります。
いつも空いてるので、休憩できるアトラクションとして、利用している人も多いのでは(笑)
絶叫系や動きの激しいアトラクションが増えてるけど、これは安心して乗っていられるので嬉しいです。
はっきり言って、人形の顔は怖いけど(笑)
トラの子、チャンドゥの可愛らしさには癒やされます。
この辺りは、「アラビアンナイト」の世界。
やっぱり、アラビアンコーストに来たら外せない「マジックランプシアター」。
空いていたので、待ち時間は15分ほど。
こちらは、3Dメガネを使用するアトラクション。
実を言いますと、ここ何年かは遠近両用のコンタクトレンズを使っていたため、3Dメガネをかけると焦点を合わせづらくて、映像がボヤケてしまっていました。
しかし、今回はメガネだったせいか、バッチリくっきり。
ジーニーのキレのある動きも、いつも以上に抜群に感じた次第です。
そういえば、シアターに入る前の広間で、コブラの登場に
「コワイ〜!イヤ〜!帰る〜!」
とずっと泣いていた、あの子。
あの後は、大丈夫だったかなぁ。
薄暗い中で、目が光ってるし怖いよね。
夢に見ないと、いいのだけど。
いつもなら、マーメイドラグーンに寄って、必ずアリエルのショーを観るのですが、ただ今休演中。
悲しく横目で見ながら、通過します。
早く再開しないかなぁ。
夜ごはんの前に、ちょいと海底を冒険してきます。
待ち時間5分で、すぐに潜水艦に乗りこめました。
今日は、サーチライトもひとり占め。むふふ。
3組いっしょに乗りますが、それぞれ窓の方を向いて座ってるので気になりません。
ちなみに、ムスメは小さい頃、本当に海の中を潜って進んでると思ってたらしいです。
どうやって沈んでいってるんだろう…とか、考えてたらしい(笑)
それだけ、リアリティがあったということでしょうね。
出てすぐの、「ヴォルケイニア・レストラン」へ入ります。
こちらは、中華料理のお店。
初めて利用しましたが、なんというか……
選んだのは、チャーハンと杏仁豆腐。
写真ではわかりづらいですが、杏仁豆腐はミッキーの顔の形になってます。
よく見えないけど、味はちゃんと美味しかった(笑)
夜はしっかり、ご飯もの食べたい!という時には、ピッタリのお店です。
ガッツリ派の方には、ボリュームたっぶりのセットメニューもありましたよ。
ごはんを食べ終えたら、そろそろ夜のショー
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」
の時間です。
出遅れたので、すでに人垣ができていて、隙間から見るかたち。
(急ぎもせず、のんびり食べていたのだから当然です…)
しかも遠いので、詳細はよくわからずでしたが、それでも美しい光や音楽に溢れ、港の建物全体に映し出される映像や、迫力ある花火を大いに楽しみました。
もうちよっとマジメに場所取りして、ちゃんと観ればよかったと、少し後悔。
写真撮るのが難しくて、興奮して何枚も撮った割には、ほとんどがボツとなりました。
今回、初めてのひとりディズニーでしたが、とっても、とっても楽しかったー。
禁断の扉を開けてしまったようです(笑)
何と言っても、全て自分のペースで好きなように行動し、好きなタイミングで食べたいものを食べ、自分の心のおもむくままワガママ放題の1日なのだから、楽しくないわけがない。
疲れも、あまり感じませんでした。
人に合わせて無理することがないので。
周りからの視線も、さして気になりませんでした。
むしろ、あっけなく思うぐらい。
皆さん、私に興味ないのね(笑)
確かに、チラ見されることはあります。
どちらかと言うと、アトラクションに並んでる時より、ご飯食べてる時に視線を感じたかな。
ひとりディズニーが増えてると言っても、私のように、がっつり朝から夜まで1日過ごして、しっかりレストランで食べてる人は少ないのかも?
でも、一瞬のことですし、結局そこは、自分の気持ちの持ちようなんだとおもいます。
ひとりで寂しい…と思うか。
ひとりで自由で幸せ〜と思うか。
私の場合は、後者の気持ちが圧倒的に強かったので、どう思われようと別にかまいませんわ、だって楽しいもーん、という感じでした。
また、自分がおひとり様になってみて、思っていた以上に、他にもひとりディズニーしている方が多いことに気づきました。
意識して初めて気づく、というやつですね。
若い人も、ミドル、シニア世代も関係なく、それぞれ好きなようにディズニーを満喫しています。
私が以前出会った女性の方(60代くらい?)は、ひとりでドナルドのグリーティングに並んでいましたが、ニコニコとても楽しそうでした。
ムスメに「ここからドナルド見えるわよ」なんて教えてくれたり、常連さんのようで、キャストの方とも顔見知り。
笑顔でお喋りしていて、こういうディズニーの楽しみ方もあるんだなぁと、強く印象に残りました。
私がひとりディズニーを思いついたのも、この時の記憶が片隅にあったからかも。
ひとりディズニーで味をしめた、私のような人は、かなりの確率でリピートするでしょうから、今後もおひとり様は増えていくのでは?
友達や家族とワイワイ楽しむのもいいけど、時には気の向くままに、お散歩するように夢の国を彷徨うのも、いいものですよ。
ぜひ、お試しあれ!
最後に。
忘れちゃいけないのが、家族への感謝です。
主婦が一日中出歩くには、やっぱり家族の協力が不可欠。
我が家の場合、ムスメのお弁当は菓子パンと惣菜パンに変わり、朝食は「パンとシリアル食べといてー」で終わり。
お皿すら用意しない(笑)
夕食は、レトルト品やカット野菜などを一応用意し、「これ食べてもいいし、何か自分で好きなの買ってきてもいいよ」と、いかにも寛大な風に見せかけながら、丸投げしてるだけの母(笑)
ワンコとインコのお世話は、リモートワークのオットまかせ。
ちょうどコープの宅配が来る日だったので、その片付けもお願いしちゃいました。
そんな勝手な母を快く送り出してくれ、面倒かけられたことも、おみやげのパスタスナックでチャラにして、喜んで食べていた2人よ、本当にありがとう!
きっと母は、またいつか、ひとりディズニーに行ってしまいます。
なんなら、ひとりお泊りディズニーも企てそうです。
その時はまた、どうぞよろしく。
何卒よろしく(笑)
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