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"異なる国からの訪問者がもたらす問い:マラウイと大学生の交流から"


国や人の差異を考えさせられる、マラウイ交流の印象的な一言

今回、私がインターン生として活動させていただいているNPO法人Colorbathさんのお力のもと、マラウイから3名の方が私の通っている大学に来られました。
大学に来られた理由は別にありましたが、来日されることが滅多にないマラウイの方々が大学に来られるということで、大学生との交流もしようということになりました。そこで僕を含め3人の大学生と交流しました。
あらかじめマラウイの言語テェワ語での挨拶と自己紹介の仕方を覚え、交流開始。
マラウイについて、そして日本についてお互いが聞きたいことを質問して答えるといったラフな雰囲気の交流でした。
大学生側は各々がマラウイの方々に聞きたいことを質問していきます。僕たちが質問をするたびに、マラウイ側からも大学生に聞きたいことを質問されていました。
そんなマラウイの方がされた質問の中で最も印象に残ったのはこの質問でした。

「なぜ国や人は生まれた時期が同じであっても差ができるのか?」


正直そんなことを深く考えたこともなかったのですぐに答えることができませんでした。
質問をされたマラウイの方がキリスト教を信仰されていたこともあり、そのような質問をされたようです。
正直そんなことを深く考えたこともなかったので、この質問に関して私は何も答えることができませんでした。そもそもそんなことを考えたことがなかったのです。
しかしその時のことを思いだしていた時に、ふとある言葉を思い出しました。

「俺たちを創った奴はこう考えた。いろんな奴がいた方が面白いってな」

これは進撃の巨人という漫画で、黒人の男性オニャンコポンが、黒人を初めて見た女性に「どうして肌が黒いのか」と質問をされた際に言ったセリフです。

漫画『進撃の巨人』に登場する黒人キャラクターのオニャンコポン © Hajime Isayama

もし神がいるのならば、私もこの理由で人々はそれぞれ見た目や性格が違うのだと思います。それは人だけでなく、国規模で見てもそうだと思います。経済的な発展に違いがある(マラウイと日本のような)のも、歴史学などの観点から見るとさまざまな要因がありますが、神がオニャンコポンの言った通りだと思います。
違いがあるからこそ、人は考えることができるし行動もできます。全ての物や生き物が同じならばとてもつまらない世の中になっていたと思います。


交流の様子


他にもマラウイの方々から日本の大学生に質問がありましたが、お話を聞いて自分たちが知っている情報はネットに書かれていることだけで、まだまだ知らないことが多くあることがわかりました。

アフリカにいきたい

マラウイの方々とお話をして、よりマラウイに行きたくなりました。
自分は将来国際系のことをしたいと考えていますが、実際何をしたいかがまったくわかってないという状況です。
マラウイの方がされた質問で、
「マラウイに来たら何をしてくれる?」と聞かれた際、
私は「実際に行ってみないと何もわからない」と答えました。
マラウイの方はこの回答に関してすごく褒めてくださりました。
僕自身、ネパールに行って感じたことですが現地に行かないとわからないことは多いです。だからこそ、自分の目で実際に物事を見ることで自分に本当に何ができるかを探す必要があると考えています。

自分が何をしたいのか、それを探すためにも一度はマラウイに訪れたい!!
そしてもう一つ。自分の知らない未知のものを求めてアフリカマラウイにいきたいです。


夕日をバックに


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