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自分に慈悲深く生きることが、全て。

尊敬するカウンセラーさんから、物事の本質だなぁと思うことを教えていただきました。それは、”自分の心の状態で、環境は変わる” ということです。
心と環境は影響しあっていて、自分の心が委縮していると、委縮する人を引き寄せるそうです。
私は仕事が苦しくてもっと自分がのびのびできる所に行きたいと何度か転職をしたのですが、入るたびに必ず気の強い上司に怒りをぶつけられていました。しばらく働けば仲良くなるのですが、”これは一体なんなんだろう、なぜいつもはじめに辛い経験をしなければならないのだろう。私の振る舞いがどこかおかしいのかな。”と悩んでいました。
最近カウンセリングを受けるようになって実は自分は幼少期からたくさん傷ついてきたんだということに気づいたのですが、まさにこの放置していた心の傷がこの環境を引き寄せていたのかもしれないなと思いました。

では自分の委縮している心の傷を癒すにはどうすればいいかというと、自分の当時の感情を思い出して、”辛かったね~。さびしかたね~。よくわかるよ。” と優しく共感すること、自分のありのままの感情を受け止めて感じ切っていくことなのだそうです。自分に100%味方し、自分の辛さを全細胞で味わい切っていくことが大切です。
ここで気を付けるのは、”自分も悪い部分があったし”とか”でもあの人にはお世話になっているし”などと言って自分に冷たくしないことです。人には善悪不ニというか、瞬間瞬間自分も他人も出す波動が変わるそうなのです。そして全て基準は自分であり、自分に味方しきっていく事が幸せの道です。なので、嬉しい時はそのまま感じて、少しでも嫌だと思った時は”あの時のあの人はひどい!いやだ~!”と思いっきり感じることが大切です。ただし、全て心の中でやります。相手にぶつけないこと。(言葉でもテレパシーでも。)これが大事だそうです。(私はここが課題です・・)
自分の中の辛さや苦しさを感じることはとても勇気がいることです。でも感じれば、必ずその思いは昇華され、消えていくそうなのです。逆に ”考えないようにしよう。なかったことにしよう”としても、感情は感じてほしくて湧きあがっているので、より大きくなってしまいます。
私も感情が「この辛さを感じてよ!気づいてよ!癒してよ~!」といっていて、それで転職しても苦しい状況を同じように毎回生み出していたのかなと思いました。

そして自分の心の傷が癒されるとどうなるかというと、変われる人は優しくなって自分に近づいてくるし、変われない人は遠くに行って近づけなくなるそうです。仕事も満足いくものしか引き寄せなくなるそうです。不思議です。人間関係を含む環境が、自分にとって心地良いものに変わっていくんですね。
私はこれまで幼少期を含む色んなトラウマや心の傷を放置したまま、”仕事を頑張って成果を出さなきゃ!認められなきゃ”と焦って行動していましたが、全てから回っている感じがしていました。思考でどうにかしようとしてもうまくいかないのですね。ただ自分の心を癒すこと。これに尽きるのだそうです。

また、自分で自分の感情を癒していけると、自分の中での安心感が育つそうです。そうすると、自分の中に確固とした安心感があるので、どんな環境に左右されなくなる、気にならなくなってくるそうです。それって最強ですよね。どんな環境でも自分らしくありのままでのびのびいられるのですから。
自分で自分を慈しんでいくことが、結局一番の安心感につながります。

心をみる。自分の感情に寄り添い、癒す。言葉では簡単なようで、結構勇気がいたり、めんどくさいと思う事も多い気がします。でもこれをするだけで人生が良くなるのなら、やらないなんてもったいない。
私も今チャレンジ中です。💦人生どうなるか分かりませんが、やっぱりせっかく生きるならハッピーな体験がしたいし楽しみたい。
仕事も、自分がのびのびしながら相手にも喜んでもらえるような状況にしたい。その願いを叶えていけたらいいなと思います。

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