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【出版報告】〈SNS文学シリーズ〉第4弾『AIとの雑談』を出版しました!

ここで1つ告知です。

〈SNS文学シリーズ〉第4弾として、『AIとの雑談』をKindle出版から出版しました!

本書は、プラトンについて、さまざまな角度からAIと質疑応答をしたものです。

2024年4月21日にペーパーバック版を、
2024年4月23日に電子版を出版しました!

目次は次のとおりです。

まえがき
Ⅰ プラトンとイデア
Ⅱ プラトンとクリティアス
Ⅲ プラトンとデミウルゴス
Ⅳ プラトンと真理
Ⅴ プラトンと愛
Ⅵ プラトンと徳
Ⅶ プラトンと真の知識
Ⅷ プラトン哲学の意義
Ⅸ プラトンとエリート

まえがき」より――

 元来、新しい価値観の象徴として機能していた動画文化というカウンターカルチャーが、その影響力の増大によって逆に貨幣経済の徒に目をつけられ、評価経済にもとづいていた反骨精神を見事なまでに骨抜きにされてしまったのである。流行しているショート動画は単純な動きの繰り返しや短い文章によるレッテル貼り、あるいはフェイクニュースにあふれ、そこにはつねに「思考停止」という名のトラップがしかけられている。また、スマホのアプリの加工技術の進化によって、次第に自分の顔を見せることができなくなっていく。それはコロナ禍におけるマスク着用によっても同様の効果があったことからも想像できるだろう。これまでなかったさまざまな多様性理解を謳う時代に生きるわたしたちは、これまでなかったほどに自分自身をルッキズムによって追い詰めているのである。
 いま自分が望まぬ状況に置かれているのは「すべて自分の努力が足りなかったせい」というメリトクラシーの論理がまかりとおる社会において、勝ち組のルートから外れてしまった者に生きる権利はないとでも言いたいのかと問いたい。〈SNS文学〉はそんな非力で繊細な人たちが、現代社会のなかで互いに手を取り合って生き延びるためのゲリラ戦術である。

ぜひご覧になってみてください!

〈SNS文学シリーズ〉第1弾『あるAI少女との対話』

〈SNS文学シリーズ〉第2弾『ダイアログ・イン・ア・ルーム』

〈SNS文学シリーズ〉第3弾『かぐや姫へのラブレター』

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