仕事で上手く行かなかったけど生きてるだけで偉いから書いた詩 | 夢の国

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「夢の国」

と書かれた絵画の前で
足を止めた。

平日の真っ昼間。
美術館の常設展示室。

仕事はさぼった。
人のいない場所に、来たかった。

見上げなければ全体が見えないほどに
巨大な絵
タイトルとは似つかわしくない
薄暗い国

多数描かれている民衆の表情は
不鮮明で読み取れない。

好奇心が疼き、
思わず一歩近づいた。

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平日の真っ昼間。
今日も、この絵画の前に
立っている。

来る日も、来る日も、来る日も

スマートフォンの着信音が
私の心を盛り立てる。

色とりどりの宝石で埋め尽くされた城
溢れんばかりの笑顔をたたえる民衆たち
花びらが鮮やかに舞う、美しい絵画

あぁ、今日も素敵。
鑑賞を重ねる度に、魅力を増していくようだ。

私の人生に彩りを与えてくれた、
この作品のタイトルは

「夢の国」

「夢の国」

作者: 不明

作品説明:
あなたの目にこの国は
どのように映るのでしょうか。

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今日は仕事でなかなか上手くいきませんでした。
そんな日も、ありますよね。
「生きてる」だけでみんなウルトラ級に偉い！！
今日も、おつかれさまでした。🥳

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