あこがれのあの人に!な、話し。
閲覧ありがとうございます。
今日は、この前の休みに、ヘアサロンに行ったとき、見聞きしたことを書いておこうと思います。
わたしは、行きつけのヘアサロンがあり、わたしの髪質、好みの傾向を熟知している美容師さんがいるので、そこしか行きません。美容室さ迷い人の方は、結構おられると思うんですよ。ネットなどで、
評判や、得意科目を予習して、予約しても、技術が「いまいち」だったり、センスの方向性が違ったり、接客が、イヤだなと感じたり。
料金も、大事なんですが、お店の中身の方が優先順位が高い気がします。
わたしは、施術してもらっている間は、お店のJUMPをまとめ読みします。自分では、買わないけど、
ONE PIECEの話しに追いていきたいからです。
ルフィは、なかなか、海賊王になりませんねぇ。
ずっと待ってるんですけど。漫画「キングダム」の信は、とうとう将軍になったみたいなのにねぇ。
海賊王のポストは一つだけだから、厳しいのかな。
て、ONE PIECEの話しではなくて、わたしが、カラー剤を付けて、時間を置いているとき、隣の席に女性が座りました。
店員さんが
「いらっしゃいませ!担当させていただく◯◯です。今日は、パーマでよろしいですか?」
「デジタルパーマでお願いします。」
美容師さんが髪を触りながら、
「お客様、少し傷まれてますから、長さを切ってよろしいですか?デジタルパーマは、強いので、髪の毛がもたないと思います。」
「じゃあ、水パーマにしてください!」
「…。水パーマでも、薬剤を使いますから、少し切られた方が、綺麗にかかりますよ。」
横目でチラチラと見ると、うちの母親くらいの年齢の女性が座っていました。肩下5センチくらいのロングヘアでした。
けど、伸ばしっぱなしにしていたのか、パサパサ感がありました。
「長さを切ったら、イメージが変わるから、イヤなんだけど。。」
「お見本の写真はありますか?」
「……。ベルばらのマリーアントワネット!!」
女性は、一気に言ったから、恥ずかしかったのか、
下を向いてしまいました。
顔は向けないで横目で、見るという高度な技が要りますが、ついつい見てしまいました。
「…。アントワネットですか。私もいつか、したい髪型ですよ!」
美容師さんが、話しに乗ってくれたから、女性が笑いました。リラックスしたみたいです。
「でも、今のままでは、綺麗にかからないから、少し、切りましょう!すぐ伸びますよ!」
こんどは、女性もうなずいたみたいで、美容師さんは、カットの準備に入りました。
「あっ!」
髪をカットしだしたら、女性が声を出したので、
美容師さんが何事かと聞くと、
「いえ、、、」
と、黙ってしまいました。
「思ったより、切られちゃった。。」
美容師さんが、準備に行ったあいだに、誰にともなしに呟かれたので、思わず、
「わたしも、よくありますよ!」
と、言ってしまいました。
見ると肩くらいまで、切られてました。
美容師さんが、髪に薬剤を塗るあいだ、女性は
「ずっと、したかったんだけど、今まで、おばあちゃんの介護があったから。でも、おばあちゃんがホームに入ってね。思いきって、去年から伸ばしてるの!乾くのが早いショートばっかりだったんだけど。」
「インターネットで美容室を予約するときは、『静かに過ごしたい』に、チェックするのよね~。あれって、大事よね。いろいろ聞かれたくないもん」
聞いてないけど、ペラペラとよく話す女性は、全然静かに過ごしたくないみたいでしたが、話したい気持ちがなんとなくわかりました。
照れ臭いのと、ワクワク感から
お喋りしてないと、自分の間が持たないんじゃないかな。と思いました。
「どうせね!最後は、みんな、ルパンみたいな髪型になるんだから!やりたい髪型にチャレンジしないと!」
(ルパン??)
最期の方は、皆さんが手入れしやすい、ショートになるんだから。ということなんでしょうね。
介護していた方の発言は、現実味があるなぁと
思いました。
隣の出来上がりが気になった野次馬クラブのわたしは、自分の施術が終わり、会計を済ませても、奥のウェイテングルームでJUMPを読むことにしました。
担当は、よくわかってるから、「どうぞどうぞ」と
言ってくれました。素敵なお店です。口コミは、しないけど。
麦わらの一味が、ぼこぼこに殴られたり、すっ飛ばされたりするページを読み進めていると、あの女性が会計ブースに現れました。
……。
マリーアントワネットというより、バッハみたいな感じでしたが、ご本人も、なんとも言えない顔をされていました。漫画のようには、やっぱり、いきませんが、見慣れたら、それなりに、ご本人も気に入るんじゃないかなと思いました。
「若いうち」にチャレンジしたいことはあっても、仕事の関係上とか、家族の反対とか、経済的な理由が、あって、期を逃している人は、いますよね。
「いつか実行しよう」という強い気持ちは、
自分が変えない限りは不変ですから、「やってみよう!」というときが、「その時」なんでしょうね。
早いか、遅いか、だけなんでしょうね。
わたしも、ぼやっとしてないで、目標を持って、ぼちぼちやらねばなと思った週末でした。
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