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迎えが来ないじゃん!「世界のはての少年」




閲覧ありがとうございます。
今日は、ジェラルディン・マコックランさんの
「世界のはての少年」を読んだコレアレを書いて
おこうと思います。「世界のはての少年」は、サバイバルものです。




あらすじを書いておきますと、主人公は、リーダー的な存在の少年、クィリアム。あとは、年少も含む八人の子供。あと、引率の大人三人です。島へは、
大人への通過儀礼みたいなもので、カツオドリなどの海鳥を捕まえます。時代は、1727年。場所は、
スコットランドです。少年たちは、ヒルダ島という
地元から、無人島に船で向かいます。
そこで、二週間くらい過ごして、また、ヒルダ島に
帰ってくる予定ですが、三週間過ぎても、迎えの船が来ません。


ヒルダ島の天候が悪いのかな。それか、船の故障かも。。まぁ、遅れても2さんにち。長くて一週間だな。と、楽観的に構えていた無人島組。

最初の頃は、
「あっ!あれは、カモメのジョナサン!その隣と隣のカモメの名前は知ってる?」

「えー!知らない」


「カモメのみなさんだよ!ギャハハ!」

「……(なに、こいつ)」

という感じのジョークも飛び交ったでしょうが
(実際には、こういう記述はありません)

迎えの船が来ない日が、重なるにつれ、引率の大人を含め、余裕が失くなります。
いざ、アクシデントが起こったとき、しかも、「命」に、関わる出来事があった場合。作り物で
無い限り、「本性」が、表れるようです。
一番、理性的であらねばならない大人が、我を出すようになり、子供たちに支配的になり、自分たちだけで、脱出しょうと舟を作ろうとしたりします。



少年たちの島の周りの波は荒かった。


まだ小さな子供たちに、リーダーのクィリアムは、
「大丈夫、天使がお迎えに来るよ。」と、優しく元気付け、神様の歌を歌ったりします。
日本人が「天使がお迎えに来るよ」と、言われたら、「あんた、何を言うとんじゃ!」と、怒るかもしれません。クィリアムは、フランダースの犬の
ラストを知らないので、仕方ありません。


最終的には、クィリアムは、故郷に帰ることが
できるのですが、
残る最大の謎は、


「なぜ、迎えは来なかったのか?」


ネタバレはしたくないので、書きませんが、
これは、実際に起こった話しで、また、実際にあった悲劇だそうです。
現代でも、そうですが、明日の朝日は今日の朝日とは、違う。時間の流れが、悪い気運も運んでくるのかもしれません。


「世界のはての少年」
図書館でお借りしました。読解するのに、時間がかかりましたが、非常におもしろかったです。




ところで、、

「無人島に三つ、持って行けるとしたら、あなたは、何を持っていくか?」

という、問いは、よく聞きますが(実際は聞かない)
わたしは、何を持っていくでしょうか。


現実にないもので、良かったならば、
ダントツにこのお方!





付いていくよ!!



ドラえもん!
ドラちゃんだけいてくれたら、あと2つのアイテムなどは、要りません。
快適な無人島ライフになるかと思います。



しかし、ドラえもんは、あと90年近くしないと、
製造されません。
では、現代で考えると、何でしょうか。


わたしは、一晩考えました。(ウソです)


まず、、潜水艦。(海が荒れてもへっちゃらそう)

それから、陸上自衛隊。(木などを伐採、開墾して欲しい。料理、漁なども得意そう)

そして、ドクターコトー先生。


三番目は、ドクターなんですが、理想は、コトー先生のように、優しい柔軟な、凄腕の方です。
「日頃から、健康管理はしっかりしなさい!自分の体でしょ!」

とか、背もたれにもたれながら、説教するドクターでは、無人島では、悲しくなります。

だから、コトー先生みたいな優しい先生がいいなぁ。もし、医者がダメなら、抗生物質、いっぱい持っていこーっと!

 とか、「世界のはての少年」を読んだあと、考えたりしました。


よく、考えたら、日本も島なんで、昔の皆さんの努力があって、今のかたちになったんだなと、しみじみ思います。バトンをもらったわたしたちが次にバトンを渡すまで、今、ある生態系を壊さず、温暖化を悪化させないようにしたいですよね。



しかし、史実って、ある意味、繰り返すんだなと、
この本を読んだあと思いました。

綺麗な終わり方の方が難しい。


てな、感じで、、
長文、読んでいただきありがとうございました!







どうして、今頃になって!







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