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のんびり村のkiki【最終話】
のんびり村の冬は、今年も、たくさん雪が降る。
ケーキ屋さんのkikiも早起きして、雪かきをして、タヌキのノーリーも、雪を見て、少しテンションが高くなったり、配達イノシシは途中で、コロッと滑ったり。
雪をイメージしたケーキを作りたいな、とkikiは思っているが、果たしてどんなケーキができるのだろう?
白い丸いふんわりとしたケーキを作りたいな 。そう思いながらkikiはせっせとケーキ作りに励んでい
のんびり村のkiki【第7話】
ピンクの猿姫は、今日も「カツン、カツン」と音をたてながら、歩いている。
「もう、あなたジャマだわ」
「どいてくれる?」
猿姫と、配達イノシシの「ロウ」がなんやら、揉めている。
「俺が先にこの、レアちーずケーキを買うんだ!お前の分ない」
と「ロウ」がどーやら、猿姫にいじわるをしているようだ。
そんなここは、kikiのケーキ屋さんの中。
実は新作のレアちーずケーキが、先日『のんびり村新聞』
🌩雲の中のカミナリ小僧⚡(のんびり村のkiki番外編)
「ゴロゴロ、ゴロゴロ〜」
ここは山の上の雲の中の世界。
そして、その雲の中には『雨の妖精』や『雲の妖精』や『雷の妖精』たちが住んでいる。
そしてみんなとっても仲が悪い。
毎日のように 雨の妖精と雲の妖精が喧嘩をして、そこに『嵐の妖精』もやってくる。
毎日毎日、殴り合いの喧嘩をするような仲だ。
そんな中、雷の妖精がやってきて、
「お前たち、いい加減にしろ!いつまで喧嘩をやっているんだ!」そう
のんびり村のkiki【第6話】
「ヒールを直してくれて本当にありがとう」 これでまた「カツン、カツン」と音を立てて歩けるわ。
こうして猿姫はまたピンク色のオーラを放ちながら、南の方へ歩いて行った。
「いやーいい仕事したな、こういう風に困っている人を助けることが一番嬉しいよな」とタヌキのノーリーは独り言をブツブツと言っている。
よーし!また明日からいろんな靴をみんなに履いてもらおう。ノーリーは本当に靴が大好きで靴を愛している。
のんびり村のkiki【第5話】
のんびり村は今日もとってもいいお天気。
最近は雨も降ることなく、日差しが強くて歩いていると大粒の汗をかくぐらい暑い。
そんな汗をかきながら歩いているのがタヌキのノーリーだ。
ノーリーの靴屋さんは今日はお休みなので、前から行こうと思っていたkikiのケーキ屋さんに向かっている。
「やぁ配達イノシシ」いつもご苦労様、しっかりと水を飲んで走るんだぞ。
配達イノシシは毎日走りまくっている。
カラ
のんびり村のkiki【第3話】
kikiは夕焼けで真っ赤に染まった、ゆるーい坂道をトコトコ歩いていた。
すると、前からコロコロ、コロコロ、と玉ねぎが転がってきた。
「だれかー!その玉ねぎとってー」
と大声で叫んでいる。
『アルパカのモカちゃん』だ。
kikiは玉ねぎふたつをキャッチして、モカちゃんに、
「はい、どうぢょ」と笑顔で渡した。
モカちゃんはとっても嬉しそうに、ありがとうkiki。本当に感謝の気持ちでいっぱ
のんびり村のkiki【第2話】
ネコの子供がお母さんと一緒に、店に入って来た。
「もう、あんたはすぐに大きくなるからねぇ、お母さん大変だわぁ」
なにやら汗をかきながら、お母さんはネコの子供にしゃべりかけている。
そんなことはガン無視で、ネコの子供は左側から順番にある物を見ている。
「早く決めなさいよぉ、夕方4時までに買い物を全部済まさないといけないからねぇ」
ネコの子供はなんだか困っている様子だ。
そこに、
「お嬢ち
のんびり村のkiki【第1話】
ここはとっても空気が綺麗で新鮮な野菜がたくさんある、そんな山のふもとの、のんびり村。
今日もみんなお昼寝タイム。
えっ!?
お昼寝?
そう、のんびり村の朝は、遅く、午前11時から仕事をスタート。
そして、午後2時にお昼寝タイム。
夕方4時には終わって帰宅するらしい。
なんとのんびりした村だ。
そんな村1番のお店がある。
ケーキ屋さんだ!
そこの店長はウサギのkiki。
これがまた