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目標設定にはコツがいる!~幅をもたせていこう!〜

私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

今習慣にしていること

私は、今習慣にしていることが
いくつかあります。

習慣化する中で、
自分ルールを設定することがよくあります。

「〇〇しているなら、セーフ。」とか
「〇時までは、OK。」など。
目標に幅を持たせています。

細かくは、2分ほどで読める上の記事を読んでいただけらたら嬉しいです。

最近では、ついに
筋トレの習慣化を目指しています。
これも自分ルールを作り、
小さく小さく始めるようにしています。

自分ルールがあることで、
目標達成(行動)できる回数がぐんとあがり、
自分を責めることもありません!

目標には幅が必要だ!

私は、この目標設定の幅がとても大切だと思っています。

ここまで絶対にクリアしないといけない!!!と
自分を締め付けて頑張れる日もありますが、
上手くいかない危険性もあります。

習慣化で大切なのは、
一昨日、できた!
昨日もできた!!
今日もできた!!!
これで3日連続だ!!!という成功体験の積み重ね
だと思っています。

そのために目標に幅があることで成功する確率がグンと上がります。

最初に幅を決める。

この目標の幅は、
最初に決めておくことが大切です。

失敗しそうになり、
急遽、自分ルールを作ったのでは、
負けた気分になっていきます。
意志の弱い自分を認めているようなものです。

だからこそ、何かを始める時には、
最初から、
「目標はこれ!」でも、「~~な時は、セーフ。」と
決めたいものです。

二重目標という考え方

最近になり、
【ドラゴン桜】を読み始めました。

途中まで読んでいたのですが、続きを。

その中に、

二重目標

の考え方が説明されていました。ご存知の方も多いかもしれませんね。

それは、

・最低限の目標
・理想的な目標

を設定するというものです。

ドラゴン桜の中では

最低限の目標:英単語を1日10個覚える。
理想的な目標:英単語を1日50個覚える。
この間ならセーフ。

というアイデアが載っていました。

私は、この考え方にとても納得しました。

習慣化のためには、成功体験が必要。
そのために、最低限の目標をクリアするのが
当面の目標。でも、やる気があるときや余裕があるときには、もう少し頑張る。

それなら、成功体験を積み重ねられそうです。

二重目標、使えるな~と思いました。

さっそく教育現場に応用してみました。

それを知り、さっそく
教育現場に応用してみました。

それは、キャリアパスポートの学習です。

キャリアパスポートとは

学校,家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て,学んだことを振り返りながら,新たな学習や生 活への意欲につなげたり,将来の(在り方)生き方を考えたりする活動を行うこと。 その際,(児童)生徒が活 動を記録し蓄積する教材等を活用すること。

文部科学省HPより

というもので、年度初めや行事の前には、自分の目標を書き入れ、
年度終わり、行事終わりに振り返るものです。(途中途中に振り返りを行う場合ものあります。)

その中に下のような目標を書く欄があります。

私は、二重目標を
【そのために】という欄に使うことにしました。

生活面で行くと、
最低限の目標:毎週の仕事は忘れない。
理想的な目標:友達の仕事を手伝う。
というように。

子どもたちには、最低限はできるように頑張ろう。と伝えています。

最低限の目標を設定することで、
子どもたちが、
途方もない目標を書かなくなりました。

自分ルールと二重目標の違い

自分ルールは、
失敗しそうになった時に、
自分を守るためのものです。

例えば、
早起きだと
前日に飲み会がある日は、セーフ。とか。
体調不良の時はセーフとか。
休日は、セーフとか。

二重目標は、
高みを目指すために
成功体験を積み重ねるものです。
自分に自信をもつためのものです。

成功体験を積み重ねていくうちに、自信が生まれます。

その際に、
最低限の目標を少しずつ
あげたくなる場合があります。

基礎体力ができて、物足らなくなってくるのです。

でも、そんな時でも、
理想的な目標があることで、
最低限の目標をあげることなく、
取り組むことができます。

…となると、成功体験の回数が増えるということです。
※一定期間継続できたら、数値を上げてもいいかもしれませんが、
私の場合、成功体験した!!!って体験が必要なもので(笑)

最後に…

私は、
自分ルールと
二重目標の2つを
組み合わせながら、
習慣化に取り組んでいます。

この方法、本当におすすめです!


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