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スタートダッシュを決めて、夏の間にレベルアップ!~節目を利用せよ~

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

どんな習慣を身に付けてほしい?

夏休みが近づいてきましたね。
私はこういう節目は大切にしたほうがいいと思っています。

節目は、当たらたな目標やルールを作りやすいからです。

みなさんは、
今お子さんにどんな習慣を身に付けてほしいと思っていますか?

その習慣を
夏休みにつけてみませんか?

夏休みに入る前に

夏休みに入る前に、
計画を立てるのは大切です。

個人懇談等で子どもの苦手が分かった場合は、
1日1ページは〇〇に取り組もう。などと
無理のない範囲で取り組む内容を決めておくのもいいと思います。

その際、昨日も書きましたが

幅をもたせる目標設定がおすすめです。

目標設定の注意事項

目標設定をする際には、

親が決めた量ではなく、子どもが決めた量を行う!

というのが大切です。

親から言われたではなく、自分で決めたというところがポイントです。

①事実の確認。
懇談で、〇〇を褒められたよ。△△を頑張ったほうがいいって言われたよ。

②感想&提案
夏休みは長いし、今頑張っておけば、夏休み明けから頑張れると思うよ。お父さんは、苦手を克服した方がいいと思うけど、どう?

③自己決定
1日どのくらいの量ならできそう?(最低、最大。)

④協力
(それに向けて・勉強中に)お父さんに手伝えそうなことある?

②感想&提案では、
「苦手を克服していこう!」とやること前提で問いかけるのもいいと思います。

①の客観的な事実と
③自己決定の場を与える
④協力
が、特に大事だと思います。

目標設定がすんだら…

目標設定が済んで、実際に夏休みが始まったら…
親がする1番大切なことは

これです。

ここを怠ると…結局ずるずると…。

親も協力して取り組むのが大事だと思います。

夏休み直前

夏休み直前…つまり、通知表や宿題を持ち帰った後の話です。

まずは、通知表を見る時のコメント。これを意識していきたいものです。

その上で、
夏休みの計画を立てるといいでしょう。

上の例で行くと、
通知表という①客観的な事実があるわけです。

これをもとに目標設定を行うのがいいでしょう。

全てを広げてみる。

宿題を持ち帰ったら、
まずはすべてを広げて、全体の量を確認していきましょう。

広げて全体量を確認し、
いつまでに
どのくらい済ませるのか。

その上で、
どんな習慣(力)を身に付けていくのかを確認するといいでしょう。

我が家のおすすめ

我が家では、自主学習ノートに

パパが出す問題

パパモン

を出すことが多いです。

子どもが苦手だと感じている問題を
ノートに書き、(口頭で問題だし、)
子どもが解くというものです。

問題は、子どもが持ち帰ったテストで間違えた問題を
数値や問題の箇所を変えて出しています。
また、問題の登場人物に家族の名前を出したり、身近な場所を出したりしています。

それだけで子どもはノリノリです。

我が家では、
算数、国語(漢字)などでよく行っています。

夏休みは、
朝起きると、私が娘のノートにパパモンを出しておきます。
日中に子どもがそれを解く。
私が仕事から帰ってきたら、チェックする。
という流れが多いです。

サポートしてくれる人がいるって、すごくいいことだと思います。

ぜひ、
お父さんは、パパモン。
お母さんは、ママモン。
おじいちゃんは、ジジモン
おばあちゃんは、ババモン
を出してみてはどうでしょうか(笑)

最後に…

長い休みだからこそ、最初が肝心だと思っています。
ぜひ、夏休みが始まる今だからこそ、
計画を立て、素敵な夏休みを迎えてはどうでしょうか。


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