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忘れ物が多い。放置してるのは、間違いです。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
少し厳しい話になりますが…
教室で、よく忘れ物をする子がいます。
保護者に
懇談や電話等でそのことを伝えると
「言ってもやらないんですよ。自分が困ればいいと思って。」と
言われることもめずらしくありません。
上の記事にも書きましたが、
今回は、加えて書くことにしました。
困ればいい?で直っていない!それは、放置だ!
困ればいい?その困ればいいで、直ってない(改善されていない)のです。
そこに目を向けてほしいと思うのです。
よくなっていないのなら、それは、放置です。
頻繁に忘れているのであれば、
忘れない方法を子どもと考え、サポートすることは必要です。
もちろん、先生方もそういう子に声をかけます。
いろいろな方法を提案します。
時には、一緒になって取り組みます。
その繰り返しの中で、学んでいくことは多いです。
すぐにいい方法は見つかりません。
だからこそ、保護者と連携して声掛けをするために
お伝えしているのです。
それを
「困ればいい。」の一言で片づけてはいけません。
上手くいってないことは続けない。
忘れ物は、誰にでも起こるものです。
ただ、続くようなら
別の方法を模索しなくてはいけません。
忘れ物をした。→困った。→気を付け、忘れ物が減る。
これができるなら、上のような対応でもいいでしょう。
忘れ物をした。→困った。→忘れ物が減らない。のなら、
何か手が必要です。
最後に…私の提案。
①ランドセル中身全部出し。
まずは、ランドセルの中身を全部出す。
いらないものを捨て、
必要なものはまとめる。
②最初は一緒に行う。
片付けも準備もできるようになるまでは、一緒にしたいものです。
③動線の見直し
子どもが準備、片付けがうまく行くような動線にしたいです。
④確認する。
慣れてくると、できているかどうか、確認することです。
一緒に確認するのが、ダメな場合、
寝ている間などに、こっそりランドセルの中をのぞくのもいいでしょう。
そして、できていないなら
さりげなく
「ノート忘れない?」と声をかけてみるといいかもしれません。
⑤フォローを忘れない。
「最近、忘れ物少なくなってきたんじゃない?」と
プラスのフォローを入れたいものです。
繰り返しになりますが、うまく行っていないことは続けない。
これも大切なのではないでしょうか。
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