仕事が楽に進む!常温で保存できる関係性づくり
「常温で保存できる関係性をつくります」
このお言葉は、先日お話したあるレッスン生さんのお言葉です。
ハッとした「お互いに負担にならない」関係を見つけた瞬間でした。
今回は、この方のお言葉を元にして、息の長い組織内やフリーランスでの関係性の創り方をお伝えします。
この方は、義理の妹さんや甥っ子さん、そして自分のお子さんたちをとても大切にして家族と仕事を両立させていらっっしゃった方です。
しかし、お仕事も他の人の気持ちも優先しちゃうため
「なんだかいつも私が、会社でるのが最後なんです」
本来他の人が負担すべきお仕事も、配慮して
「私がするクセがついているんですよね」
でも、このままでは身体も疲弊してしまう。
趣味のスポーツも長くできないかも、と思われました。
「今まで、ずっと周囲との良好な関係性を保つためには
大事に大事に冷蔵庫に入れて、保存しなければ。
そうそう、暑い日には冷凍庫まで用意していた感じです」
というお言葉がありました。
関係を冷えさせていたというのではなく、
相手が快適であるように、自分を脇においてでも
「配慮していた」という意味です。
しかし、そこまで相手は「子ども」なのでしょうか
いや、自分で判断もできる「オトナ」ですね。
そして、自分が手を出すことができずとも、ちゃんと決断したり、行動したりできる。
そんなことに気づかれて
「常温で保存できる関係性にします」
「では、具体的にどうするんですか?」
「じゃ、後はお願いね」と自分のお仕事が終わったならば、
サクっと帰れるような関わりにした。
そこには、相手を「ちゃんと信頼すること」と、相手に忖度するのではなく、信頼できるようになった瞬間の笑顔がありました。
そうですね。
会社は、カフェでも高級レストランでもない。
「おもてなし」をするところではなく、自分がすべきことを、ただ責任をもってすべき場所。
それに、気づかれてはいたのですが、頭での理解に気持ちが追い付かないって時があります。
「対話して、すっと腑に落ちた気がします」
とのことで、私も心が落ち着きました。
人との関係をより良く構築するのは大切です。
フローランスになると、「人が仕事を連れてくる」を実感します。
しかし、余りにも人のことを配慮しすぎると、近すぎて「依存しあう」関係にもなりかねません。
それは、お互いにとって、エネルギーをなくしてしまいますね。
一緒にエネルギーを高め合えるような、依存でなくて「協働」できる関係を創っていくことが、常温維持のポイントです。
この方が、もっともっとご自分の時間をもって
ご趣味のスポーツも満喫して、会社の仲間や、家族・親族の方と協働して
長くお仕事なさることを200%応援しています!
💕今までの成功ストーリーを突き抜けて、新しい自分らしい仕事スタイルを創っていく、主人公を第3章では描いています↓💕
お手元に紙本が届くPOD版は↓から