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他人のことは理解できないもの

昨日の朝。訃報が目に入り、びっくりしました。
当然、直接的に知っているわけではないですが
画面越しではよくお見かけしていた存在でした。
それは僕だけではなく、おそらく日本国民の多くの人が
同じ感じだったのではないでしょうか。

あんなに元気そうだったのに
とか
家族とも仲良くしていたのに
とか
仕事も順調そうだったのに

と、誰もが思ったかもしれません。
でもこれは結局、良くも悪くも表面上なんですね。
本当の、心の内側は、誰にも理解できない。
それがたとえ親友だとしても、家族だとしても。

改めて、初めまして。
株式会社ライフストーリー代表取締役兼
ライフストーリー作家®︎の築地隆佑です。
小説を書くサービスで起業して5期目です。
ストーリー作りの専門家として活動中。
詳しい仕事の内容や生い立ちはこちらから。

悲しい結末を迎えてしまいましたが
本人にとっては限界だったのでしょう。
自死という選択は、社会通念上
するべきものではないですが
本人が他の手段で救われる何かを
見つけることもできなかったのでしょう。

還暦も過ぎれば、当然のことながら大人です。
学生ではありません。
社会の様々なことを知っていたはずです。
それでも、それでも。
そうするしかなかった。

僕はずいぶん昔、死んだ方がマシかもしれない。
とは思ったことがあります。
ですが、一時的な感情で
すぐに怖くなってそのような考えを
振り払いました。死のうとする覚悟も勇気も
微塵もありませんでした。

でもそのおかげで今があるし、生きている。
…ただ。

生きていれば良いことあるさ。

なんて言うセリフはあまり軽々しく
言うべきものではないような気もしています。
良いことがあるかどうか希望を見出したいという
心の余裕・スキマがなければ受け入れられない
言葉のように思うから。
…あ、あくまで本当に悩んでいる人に対して
言うときは、ですけどね。

悩まないように生きていくなんて
この現代社会では不可能です。
ではどうすれば良いかな、って思ったときは

あまり真面目に考え過ぎない

というのが一つの答えなのかな、と。

真面目な人ほど、深く考え過ぎて
悩みのスパイラルに陥って
抜けなくなるような感覚があります。
だからほどほどに、緊張しっぱなしではなく
もっと気楽に考える。

そうできるようになれば
少しは心の余裕ができるんじゃないかなー
なんて。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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