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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2019年11月の記事一覧

学生がキャリアを考える~can,want,mustともうひとつ

はじめまして!初投稿です! 私は現在大学3年生ですが、 フリーランスとして業務委託で働いています。 インターン生の時からお世話になっている株式会社オンリーストーリーさんや、 そこから広がった御縁の会社さんからお仕事を頂き、 自由に働き続けて早3ヵ月。 そんな私も、もう大学3年生の冬となり、 布団が恋しくなると同時に、「就活」の2文字をよく聞く季節になってきました。 大学1年生から、活発系インターンで社会に半歩足を踏み入れていた私。 なんせ仕事が大

めんどくさいの向こう側

人間の脳ミソが、ドンドン退化しているかもしれない。 数年前から、そう思うようになった。 たとえば、大衆の娯楽であるお笑い。 ひと昔まえは、みんなが落語を聴いた。 マクラから始まり最後のオチを聴くまで、落語家が一人で何役もこなしながら物語の世界を繰り広げる。その会場にいる人は全員、頭の中で情景を思い浮かべ、笑った。 時代が流れると、漫才ブームとなった。これまで一人で何役もやっていた落語から、二人それぞれが『ボケ』と『ツッコミ』に分かれ、ストーリーを展開する。役どころが分かれ

Vtuberという文化のおいしい食べ方①~Vtuberについて書きたい件~

僕は今1人でDiscordの自分のサーバーに籠り、旧ソ連の音楽を聴いています。赤軍の合唱団が、自分の国の強大さを力強く歌います。頭のどこかから馬が駆けてきて、広大なシベリアの荒野に走り去っていきます。この音楽ができた当時では考えもしなかったであろう、かの国の運命を占うかのようですね。 Vtuberという文化を食って生きている僕ですが、クリエイティブな事を一切やってこなかった訳ではありません。僕は底辺配信者ですし、ファンアートもマイクラドット絵という形で作ってきました。因幡は

書きたいことが分からなくなってしまったnoteを書いてみるのもいいかもね。

何か書きたい、けど何も浮かばない。 っていう状況が2週間続いてました。3行くらいだけ書いた半端な下書きが増えていく。 そんな相談をライターの方にしたら、「なら書きたいものがわからないってnoteを書いたら?」と助言いただいて目から鱗。なるほど。 なんで書けなくなってしまったのか、を書こうと決めて「なんでかな〜〜?」って考えていたら、不思議なことに書きたいことがぽんぽんぽんって出てきた。 「考える」スイッチが入ったのだと思う。書く、それはすなわち考えること。たしかにここ

料理と自尊心について

先週、渋谷の大盛堂書店で、美容ライターの長田杏奈さんとトークショーを開いた。最近『美容は自尊心の筋トレ』という本を出されて、版を重ねる売れっ子美容ライター。料理と美容とセルフケア、なんて話をした。 そのとき参加者にお願いしたアンケートに「料理と自尊心について」という要望があったので、料理は自尊心を高めるのに役立つのかどうか、すこし書いてみようと思う。 料理というのは、自己肯定感を得やすい作業だ。ごく簡単な料理なら、目玉焼きでもスープでも、短時間でできあがり「やった、作れた

さよならを言うのは、わずかの間死ぬことだ To say goodbye is to die a little

僕の大学の卒論のテーマは、レイモンドチャンドラーだった。 多分チャンドラーを知らない人も多いだろう。 ハードボイルド探偵小説を書いたアメリカの作家。 その昔、何かの映画のキャッチコピーになった、 タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格がない If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive も

「誰とでも仲良くしなくてはいけない」の呪縛

誰かのことを「嫌いだ」と思うよりも、「嫌われてしまったかも」と考えてしまう。 言われたことに対して怒るよりも、「相手にそんなことを言わせてしまった自分が良くなかったのかも」と考えてしまう。 いつだって相手が優先で、人を嫌いになれないし怒れない。だって嫌ったり怒ったりしている自分は好きじゃないから。 * 小さい頃、親はよく私を可愛がった。「あなたは誰とでも仲良くできる子ね」とか、「人の気持ちがわかる子ね」とか、できることをたくさんほめてくれた。実際に私はクラスのどこのグ

弱い私と向き合うことは

最近、過去と向き合う機会が増えた。むかし苦しかったことを思い出していると、本当に辛くなることがある。いま自分が嫌っているものは、まさしく過去の自分の姿だったりして、救いようがない気持ちになる。 私は、強いこととか賢いことを良いことだと信じて生きてきて、そうなれない人を批判してきたかもしれない。というか、してきたと思う。ひどい境遇に甘んじる人に対して「だったら逃げたらいいでしょ?新しい場所を自力で探しなさいよ」と突き放したり、弱い人に対して「弱いんだから、いい思いができなくて

美少女ゲームのクラウドゲーミング「OOParts」のベータ版をリリースし、新規タイトルを追加 - プレスリリース

アドベンチャーゲーム(美少女ゲーム)をあらゆるデバイスでプレイできる、クラウドゲーミングプラットフォーム「OOParts(カタカナ表記:オーパーツ)」のベータ版をリリースしたこと、新規タイトルを3作品追加したこと、「#もう一度遊びたい美少女ゲーム」キャンペーンを開始することをお知らせします。 概要 株式会社ブラック(本社:東京都港区、代表取締役:小川楓太)は、クラウドゲーミングプラットフォーム「OOParts(カタカナ表記:オーパーツ)」のベータ版をリリースしたことをお知ら

わたしは発達障害でもないしADHDでもない。ただわたしたち大人は、ちょっとした賭けを人生で繰り返さなければいけない。

「それってADHDなんじゃない?」 そう話す少女は、少し笑みを浮かべていた。 何かに流されているわけではない。こうして平凡とはいえ生活をして、生きている。それが何かの証明であるわけでもないし、欠陥がない表れでもないけれど。それでもわたしは今、うまく生きている。結局過去と現在を比べるしかない。わたしの過去はどん底で、でも今はそうではない。ただ、それだけだったのである。 ずっと、わたしは名前で呼ばれたかった。いちとせしをりの名前で言うのであれば「しをり」と呼ばれたかった。わ