「こころの声が聴こえてくる」ことばを愛し、志事にした"オタク"が描いた『感動の参考書』
はじめに
こんにちは!りょーすけです。
今日の本棚では、Kindle作家のミツさんが書かれた『図解 最高の感動ストーリーを作ろう』をレビューしていきたいと思います。
(※本書はKindle電子書籍/Kindle Unlimitedで購読可能です)
<ぼくのブックレビューの骨子はコチラの記事をご覧ください👇>
タイトルの言葉、いかがですか・・・?
本書は主な対象を小説家・漫画家・編集者などといった『ことばを志事にした』プロフェッショナルたちとしています。
が、ぼくはそれとはちょと違った切り口から、この本の魅力に迫っていきたいと思ってます。
それは、「こころの声が聞こえなくなってしまったHSP(以下、繊細さん)」にとっての『こころのリハビリ本』という受け取り方。
ぼくはこの本に出逢うまで、ロジカル / エモーショナルは明確に区別された概念であって、「ロジックをエモーショナルに組み立てること」や「エモーションをロジカルに語ること」なんぞ、どちらも成立し得ないと思ってました🤔
というか、それができると考えたことさえなかった!です。
おもしろい、おもしろすぎますよ。
ではでは早速!
一緒にFiStActしていきましょう📖
Finish:感動(感情)は人間の意思とは関係なく「沸き立って」くるもの
繊細さんの多くは幼少期から周囲の空気感や、人の表情を過剰に気にして、自らを偽って(いい子/いい人を演じて)生きてきています。
非・繊細さんにとっては気づくことさえないような、微細な変化やサインに敏感に反応するんですね。
でも、それを口にしてしまったり、行動を起こしてしまうと、「考えすぎ」「変わってる」「めんどくさい」と思われたり、自分の感情をありのままに表現することが「親に心配をかける」「先生に迷惑をかける」「恥ずかしい」などと思って、ひたすらにエモーショナルな要素を押し殺しています。
その結果、、、おとなになってからふと気づくんです。
「最近、感動して(涙を流して)ないな」
ほんとは魂を揺さぶられてても気丈に振る舞って、いつの間にか感動に限らずあらゆる感情を押し殺すことが、無意識に行われるクセになってる。
なのに、それなのに・・・
本書を読んで気づいたんです。
「あれ、ぼく、このパターンでいっつも感動してなかったっけ・・・?」
そう、本書はこころの声が聴こえなくなってしまった繊細さんにとって、ロジカルにじぶんの感動(感情)と再会できる『こころのリハビリ本』になるんです。
さぁ、いまこの瞬間、偶然に任せた感情論は捨て去るのですっ!ポイっ٩(๑´3`๑)۶
「感動(感情)は人間の意思とは関係なく「沸き立って」くるもの」
Start:感動には『方程式』がある
ココは著者のことばをそのままお借りしました。
どうですか、信じられますか?
『感動の方程式』
くぅ〜〜〜、なんとも美しい、アッパレな表現です🤩
と、いうことは、ですよ。
どんなにこころの声を押し殺してきた繊細さんであっても、この公式を学んで、自分にあった「数値」(パターン)を当てはめれば、きっときっと再会できると思うんです。
こころのままに、思うがままに、「泣ける」じぶんに。
こころを整えるワークとして「涙活」というものがあるのをご存知ですか?
これ、元々は非・繊細さんを対象に作られたもので、HSP気質を克服するためのコーピングとしてはあまりに手段がざっくり大味に「一般化」されすぎてて使えないなぁと思っていたんですが・・・
この『感動の方程式×涙活』はとんでもない破壊力をもったコーピングに成るのでは、と個人的にはワクワクしまくってます🤭
さぁ、考え方を切り替えて、エモーションをロジカルに引き出しましょう!(^O^)/
「感動には『方程式』がある」
Action:「じぶんだけの感動の方程式」を言語化しよう!
もしここまでの話を読んでみて、
「え、これがホントならわたしも・・・」
って思ってもらえたならっ!
やることをひとつに絞って動き出しましょう🙋♂
今日は超絶シンプルですが、本書で紹介されている47個の「感動の型」から、まずは最大で5つ、自分に合ったものを選び出してください。
そして、そのまま使えるならそれはそれで、もしそれらを「掛け合わせる」ことでより「自分だけにフィットした型」になりそうなら、それをスマホでも紙でもなんでもメモしておきましょう!
さらにさらにっ!
その書き出したメモの横には、その方程式の実用性を「テスト」するための超具体的なアクションを書くところまでやりきるのです。
例えばぼくの場合で言うと・・・
方程式:知らない場所の本音 × わずかな伸びしろを褒める
テスト:=マンガ『ホイッスル』の1~3巻を読む
みたいな感じです⚽
ネタバレになっちゃうので詳細には触れられませんが、ぜひぜひ、あなたなりの「感動の方程式」を導き出して、繊細さんならではの凍りついたこころをゆっくりホカホカ溶かしていってもらえたらと思います。
さぁ!動き出すなら今スグが一番っ(´ε` )
「じぶんだけの感動の方程式」を言語化しよう!
おわりに
と、いうことで。
今日はKindle作家のミツさんが書かれた『図解 最高の感動ストーリーを作ろう』でFiStActしてきましたが、いかがだったでしょうか?
最後に著者のことばでぼくの印象に強く残った言葉を紹介しておわりにしたいと思います。
もしこの記事がちょっとでも参考になった、おもしろかったと思ったら、ぜひスキやコメントでリアクションをいただけるとうれしいです!
また、今後「この本について書いてほしい」なんてお声も大募集中ですので、ご遠慮なくコメントでご要望くださいね。
それでは、今日はこの辺で失礼します(^^)/~~~
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