リハビリとは生活をつくること
わたしは直腸がん切除の手術後で退院11日目です。直腸・肛門を全摘したのでお尻からうんちが出ず、人工肛門となっております。
作業療法士として自身の身体と相談しつつ手探りで何ができるかを考え、生活を作り上げていきます。
生活
がん手術前は化学療法と放射線治療の副作用に苦しみ…、
手術後は合併症があり…、
退院後は生活不活発病で体力はガタ落ち。
体調が変わるたびに自分に
「どう?歩けるかいな?」
「掃除はできる?」
「料理はできる?」
「姿勢は?方法は?」
と自問自答し、生活を切り開いてます。
そして、
「仕事はできる?」
とまた自問自答。
再発の不安や体力と相談しながら
仕事復帰を考えます。
高齢者リハビリ
高齢者リハビリも同じ。
老化した身体でどうやって生活しようか?
を高齢者本人に考えてもらったり
ヒントをセラピストが出したり
高齢者本人ができることとできないことを明確にしたり
そうやって生活を一緒に作り上げていくってことだ、と病気をして改めて感じました。
作り上げた生活は心身をよい方向に導くはず。
高齢者リハビリは基本、老化しているので機能訓練や歩行練習していても限界があります。
生活にフォーカスするリハビリにシフトすることが大切です!
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