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これから高齢者になる方たちへ。高齢者リハビリ17年の作業療法士が考える高齢期リハビリにおけるたいせつなことをお伝えしていきます。リハビリは決して機能訓練だけではないんですよ。先入…
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2023年2月の記事一覧
高齢期リハビリのココロエ2 病気になっても症状が落ち着いたらできるだけ生活を戻すべし
高齢期リハビリ現場で『何もしないでベッド上で一日過ごす男性高齢者』をよくみます。その方たちは「起きててもすることがない。」「もう歳やし、仕方がない。」「家族が世話をしてくれるのも仕方ない。」とおっしゃる。
なぜ、ベッド上で過ごすかは、きっかけがあります。それは脳梗塞やパーキンソン病、糖尿病による足の痺れ、何らかの病気・怪我…。症状・後遺症がある=病気は継続中=安静にする=治るまでは動かない、と
高齢期リハビリのココロエ3 転倒リスクを最小限にして活動を継続すべし
あなたならどちらを選択しますか?リスクですか?活動ですか?
独居の母親が要介護になった。昔から働き者の母は要介護になった今でも家事をしている。料理も洗濯も自分なりに安全を確保して行っている。そんな母が先日、洗濯中に転倒した。幸い怪我はなかった。
さてこんな場合、子である自分がとる判断は何でしょう。
1.家事は家族あるいは介護保険サービスに任せる
2.転倒した原因を考え転倒しない環境をつくり家事