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転職で自信がないと安く買い叩かれる

前職の後輩君の転職相談に乗っていた時の出来事。
「●●って会社の内定が出たんです。今よりも大手なんです。年収は今と同じくらいです。どう思います?」

私が感じたのは、その規模の会社へ転職するのであれば、もっと好条件を引き出せるはず。「もったいないなぁ。」と感じました。

後輩君に年収交渉とかした?と聞きましたが、自分に自信がないせいか、年収交渉はせずに、先方の規定に従ったため、年収は現状維持ということ。

後輩君は非常に優秀だと思ったのですが、自信が無いせいか?安く買い叩かれて残念な気持ちになりました。

転職で自信がないと安く買い叩かれる

転職で一番大切なことはスキル・専門性・人脈といった可視化できるものではなく、目に見えない部分である「自信」かも知れません。

新しいことにチャレンジする際に大切なのは、間違いなく「自信」だと思います。

転職だけでなく仕事、受験、結婚などの人生のあらゆる局面において、結局のところ「自信」が成功の要因の1つであることは間違いないと私は思います。 

自信がなければ、チャレンジしようという気にならず、やり遂げることも叶わないので、成功するはずもありません。
そして、他人は自信のない人間を「頼りない」と評価し、信じる事はありません。

つまり、自信がないというだけで、人生では非常に損します。

自信がない人は、給与は「稼ぐもの」ではなく「貰うもの」という意識がある

自信がない人の傾向として、「自分の意志で決めた経験」がほとんどありません。逆に、人は「自分で決めた」ことに頑張ろうとします。

年収1つとっても、自信がない人は給与は稼ぐものではなく貰うものという意識がどこかにあるように私は普段感じます。

自信がない人を会話していると、「給与は自分ではなくて、会社が決めるもの。だから、自分の給料はこのぐらいだ」という意識があるように思います。

自分が会社にどれくらい貢献できたか?というのを基準ではなく、上司からの評価が「真ん中のB」であれば、交渉をせずに受け入れる。このマインドは非常にもったいないです。
自分の給与は自分で決めるというマインドを持つことが非常に大切です。

転職で自分に自信を持つために、出来ることは?

転職活動を自信を持って活動するには2つの意識することが大切です。

  • 自分自身の市場価値を理解する

  • 自分の年収は自分で決める

1:自分自身の市場価値を理解するためには?

自分の市場価値を知るためには、自分を商品と見立てて、いくらで値付けをするか?という感覚が必要です。

この感覚を身につけるには、エージェントと何度も面談を重ねて、自分自身の市場価値を理解しましょう。
いろんなエージェントと話す中で、自分自身と同じような境遇の人材がどんな企業へどれ位の条件で転職したか?という情報をかき集めましょう。

そして、自分自身のスキルの中から、高く売れる物を見つけ出して、自分に値段をつけていきましょう。


2:自分の年収は自分で決めるためには?

自分の年収は自分で決めることを実行するためには、自分の能力に自信を持つことが大切です。

今の会社での評価はこれくらいだから、実力的にはこのくらいの年収だろうと思い込むのは機会損失でしかありません。
私は●●というスキル持ちで、転職市場の相場では年収●●万円だ。だから、それくらいの年収を貰えないなら転職しない。というメンタルが大切です。

給与は自分自身の仕事・能力の対価であることに拘って、一円でも多く給与を貰うというメンタルが大切なんです。

年収を多く引き出すためにも、どの業界・職種であれば、高く買ってくれるか?という転職戦略が大切です。

どうやったら自分の価値が最大化されるか?というヒントは、こちらの記事を参考にどうぞ。


まとめ

転職で自信がないと安く買い叩かれるという話をしました。
どうせ転職をするなら、自分自身の市場価値に見合った年収を貰うようにしましょう。

自信を持つためには、自分自身の判断の軸を持つことが大切です。
そのためには、多くの転職エージェントと話をして、自分自身の適正年収を理解する必要があります。
そして、年収は自分で決めるものというスタンスで、企業と給与交渉をしてください。






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