複利の力を理解しよう!
・利子とはそもそもなに⁉
複利という言葉を知る前に、まずは利子というものを理解しましょう。
そもそも利子は借金の時によく使われる言葉です。
ローンとかを組むときに利息が付きますよね!
それと同じです。
利子というのは「お金を貸すときに、返ってこないかもしれないリスク背負ってるし、その間その分のお金を使えないから一定の%を付けてお金を返してね」っていうことです。
その「一定の%」というのが利率です。
そして、利子は一年間に一回かけられるのは「年利」、一か月に一回かけられるのは「月利」といわれます。
皆さんがお金を預けている「貯金」(本当は銀行にお金を貸している)の利率は年利0.001%です。
さあ、利子とはなんたるか。が理解できたのではないでしょうか?
最後に一言でまとめましょう。
利子とは「貸したお金を多めに返しなさい税」みたいなものです。
・人類最大の発明「複利」とは⁉
みなさん複利と聞いてパッとイメージ湧くでしょうか?
企業に入るときの「福利厚生」ではないですよ!
「複」数回の「利」子という意味で複利です。
もちろん、複利があるなら単利もあります。
その二つの違いをまとめながらお話していきましょう!
まずは単利の方が単純なのでコチラを理解しましょう。
単利というのは元本(借りたお金)に対して毎回同じ利率で、元本分にのみ利率が適用されるものです。
具体的にしましょう。
100万円を利率5%の単利で月利で一年間借りたとしましょう。その場合、毎月5万円の利子を払うことになるということです。
貯金の場合も同じで100万円預けていたとして、毎月5万円口座に入ってその5万円を毎月抜くという形になります。
まとめると、100万円(元本)に対してのみ利率がかかるということです。
では、複利とはなんなのか。
元本に加えて利子として入ってきたお金にも利率がかかるということです。
また具体的にしていきます。
これは銀行の例を考えてもらえればいいです。
銀行に100万円預けて月利5%(今の日本にはありえませんがw)だとしましょう。これを複利にするということは2カ月目には100万円×1.05=105万円。3カ月目には105万円×1.05=110.25万円となります。これをどんどん繰り返していくということです。
そして複利のすごいところは、100万円に対して2%の複利を233回繰り返せばなんと1億円になるということです!
2%って一生のうちに結構とれるチャンスはあります。
つまり情報を持っていればそれだけで資産を築くことは可能だということです。
そしてこの複利の考え方は人類の歴史上最大の発明だと言われています!
・複利の力を使って運用しよう!
ここで登場するのが投資信託です。
しかし、「投資信託ね!分かった!証券会社に行ってくる!」ってならないでください。
証券会社は金融のプロだなんだと謳ってますが、基本的には手数料ビジネスです。
つまり、証券マンは自分のノルマのために本当に利益の出る投資信託より手数料が高い信託を売ってきます。
投資信託はネット証券で買いましょう!
その中でも特に前回の記事でも紹介したS&Pがおすすめです。
伸び率は前回の記事の通りですが、先ほど出した2%という数字が現実的なのがお分かりいただけると思います。
電話でのサポートなどもあるので証券会社で投資信託を買うのはお金持ちになって、証券マンと仲良くなるべき時に買ってあげましょう。
また、投資信託の高い手数料の正体はアクティブファンドと呼ばれるものを人間が運用しているからです。
しかし、インデックスファンドという機械が運用しているファンド(投資信託)は手数料が低いです。
そして何と言っても、インデックスとアクティブの運用成績はそんなに変わらないということですw
というか、アクティブファンドも多くの場合インデックスの買い方をマネしています。
もはや、アクティブを買う意味とはwってなりますよね(笑)
ということでこの記事の結論としては複利の力を理解したなら、貯金ではなく、投資の方が合理的だよね!ってことです。
・まとめ
今回は人類最大の発明とも呼ばれる「複利」について学んできました。
複利の力を使えば、あなたも着実に資産構築をしていくことが可能です。
先日の記事でも書いたように労働一本で生きて国は厳しい世の中になっています。
そのためお金に関する知識を付けて、働き口がいつなくなっても困らないように「保険」として投資をしておきましょう!
あ、ちなみに生命保険とかも運用しますよ!とか言ってますけどあれも手数料取っているので、生命保険に積み立てでやるくらいなら投資信託に積み立てた方がいいです。
もし、どうしても保険に入りたければ掛け捨てにしましょう(保険は国債を買って単利運用しています)。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は投資をやってみての実感を書いてみたいと思います。
ではまた!
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