見出し画像

人生は広大な遊び場!稲垣有美のLife is 〜第二章 3歳の私が私を動かす〜

こちらのインタビュー記事は、全3回に分けた連載を予定しております。

前回までの記事はこちら

第一章:私の本当の願い


第二章 3歳の私が私を動かす

 フリーランス1年目はモヤモヤ期だったと語る有美さん。思い悩んだコーチングとコミュニティ運営を手放して自分と向き合ったとき、本当に望んでいるものに気づいたといいます。「みんなが自分の才能に気づいて、もっと人生を楽しむ人が増えてほしい」。それは、渡英時代に感じていた願いと変わっていなかったそう。そのことに気づいてから、再び動きはじめると同時に、自分らしい働き方と暮らしが定義できるようになりました。

自分らしい=わくわくしている状態


───そこで見えてきた、有美さんの「働くも暮らすも自分らしく」とは?

 日々わくわくしてる状態!(笑)もっとまともなワードを考えようと思ったけど、わくわく以外全然わからへん。

───仕事ではどんな時にわくわくしますか?

 チームで何かを達成した時は、すっごいわくわくしたり、やりがいを感じます。みんなでワイワイすることが好きだから、一人でする仕事は全然楽しくない!チームで仕事をすることがすごく好きなんです。あとは、ブランドの想いがちゃんと伝わったときや、新しいことにチャレンジしている時がやっぱり好きかなぁ。

───暮らしの面ではどんな時にわくわくを感じますか?

 料理を作っている時。私の中で暮らしが乱れる時は料理ができていない時。 だからどんなに忙しくても、料理を丁寧に作る時間を確保する。これは自分らしい暮らしを保つための秘訣でもあります。
 あとは海かなぁ。神戸出身で、通っていた高校からは海と淡路島が見えていたので、その頃からめちゃくちゃ好き!特にサンセットが大好きで、夏は保育園の後に娘とサンセットを見ながら遊ぶんです。もうそれだけあればいいってくらい最高!

保育園のお迎え後、海にサンセットを見にいくのがお気に入り

 海はほんまに気づかされることがすーっごい多くて、だから好きっていうのもあります。海って常に波があるでしょ。例えば、サーフィンやサップをしていると、スーって進める時もあれば、流れが逆でめっちゃもがいてしまう時もある。頭の中で自分の人生を海に変換して、「今まだ波来てないなー」「来てる波に対して結構もがいちゃってるなー」って俯瞰して見ることで、「今の自分はこういう状況なんだ」ってわかるんです。自然には逆らえないから、 すごく気持ちが下がっている時でも「また絶対にいい波が来るから大丈夫」って。人生の波の流れをすごく信頼できるようになったのも、完全に海のおかげなんです。

───有美さんにとって、海と人生はリンクしているんですね。自分らしい働き方と暮らしが定義できるようになってから、人生がどのように動いたのでしょうか?

 叶えたい願い。自分らしい働き方と暮らしが何なのか。それらが整理されたタイミングで万里奈ちゃんの“Life isプロジェクト メンバー募集”の投稿と出会いました。「みんなが自分の才能に気づいて、もっと人生を楽しむ人が増えてほしい」この願いに初めて気づいた時はまだ26歳の頃。その時は、どうしたら叶えられるのかがわからなくて何もできなかったんです。でも、すごい強く芽生えた願いだったからずっと大切に握りしめていて、ようやくLife isプロジェクトにたどり着きました。
 ただただ夢をシェアできる場所を作りたい。そしてそこには応援し合う仲間がいる。そういう場所を実現したかった。そして、ここでなら叶えられると確信し、運営としてLife isプロジェクトにジョインすることを決めました。

Life isプロジェクト主宰の万里奈さんと

私のマインドの原点


───Life isプロジェクトに運営として入った時、面識のない万里奈さんに、募集していない運営をやりたいと連絡したんですよね。どうしたらそんな行動ができるのでしょうか?

 本当に勢いよ!偶然万里奈ちゃんの投稿に出会って、「私がやりたい世界観のコミュニティを作った人がいる!これだ!」ってピンと来て。見つけた喜びと興奮で、「早く連絡しなきゃ!」と即DMを送りました。

───有美さんは、このほかの出来事でも行動を起こすことへのハードルが低い印象があります。

 私、旦那にも言われるくらい、マインドが3歳の子どもなんですよ。子どもが何も考えずに「あれやりたい!」って言うのと同じで、なんでもやりたいって思ったら頭の中の99%、もしかしたら100%をわくわくが占めちゃって、気づいたら動いてしまっているんです。
 だから、大学卒業後にイギリスに行くと決めた時も、 周囲からの反対意見はあったけど、頭の中が全部わくわくやったから何も聞こえてなくて。何言われても「あー楽しみ〜」って思っていました。昔から自分の直感をめちゃくちゃ信じていて、「ピンと来ちゃったらもう仕方ないわ。行くか!」ってくらいの気持ちでいつもいます(笑)。

───そうなれたきっかけはありますか?

 もうちっちゃい時からで。幼少期、英語に夢中で英会話教室に通っていたんですが、13歳の時にホームステイでカナダに行ったことが人生初のおっきなわくわくでした。ホームステイの存在を知った時、「そんなんあるん!?行く!」って心に決めていました。すぐ家に帰って母親に「どうしても行きたい!」ってパンフレットを見せたんです。母は超心配性で、「一人で海外なんて大丈夫?」っていう反応やった。けど、近くにいた父親が、さらっと「行ってこーい」って言ってくれて、その光景を今でも覚えています。父は、人生を自ら楽しんで生きる人。そういう父親のマインドもすごく影響を受けていると思います。

有美さんのお父さま
写真からも人生を楽しんでいる様子が伝わってきます!

 当時、父は建築士の仕事が多忙で、休日を家で過ごすことはほぼなかったんです。でも、ビルが竣工すると数ヶ月間休暇がもらえる働き方だったので、休暇中はキャンプや旅行に長期で行ったりしていました。父親自身、趣味も多く、ダイビングやマラソンで日本だけでなく世界中を巡っていて、今も現役です!そういう背中を見て育ってきました。「3人兄弟の中で、誰がお父さんより人生楽しめるやろな〜」って話す程、今もなお人生を楽しんでいる人。だから、ちっちゃい時から「人生楽しまないと!」というマインドが自然と身についていました。

───有美さんの「人生楽しまないと!」マインドはお父さまの影響があったんですね。


こちらのインタビュー記事は、全3回に分けた連載を予定しております。
次回、第三章「背中を見せることで夢を叶えていく」に続きます。

人生は広大な遊び場!稲垣有美のLife is
第一章:私の本当の願い
・第二章:3歳の私が私を動かす(本記事)
第三章:背中を見せることで夢を叶えていく

インタビュー・執筆:新井 美紀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?