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人生は広大な遊び場!稲垣有美のLife is 〜第三章 背中を見せることで夢を叶えていく〜

こちらのインタビュー記事は、全3回に分けた連載となっております。
前回までの記事はこちら

第一章:私の本当の願い

第二章:3歳の私が私を動かす


第三章 背中を見せることで夢を叶えていく

 ご自身にとって「働くも暮らすも自分らしく」とは、わくわくしている状態だと語る有美さん。そんな有美さんのわくわくの原点は、幼少期に遡る。そこから大人になった今も、3歳の子どもみたいだと言われるほど、わくわくしたら従うしかない!と自分の直感を信じて行動してきたそう。今回は、Life isプロジェクトに加わってからのこと、そのわくわくを追求した先にあるこれからの未来についてお伺いしました。

自分の発した言葉が言霊となってかえってくる


───Life isプロジェクトの活動を始めてみて、有美さんに起こった変化はありますか?

 「自分が心からわくわくすることって何?」とか「人生遊びなんだからなんでもやったらええやん!」とメンバーに投げかけていたら、自分自身にその言葉がかえってきて。そしたら、『絵を描きたい』という思いにたどり着きました。

 自分のやりたいことって?わくわくすることが生き甲斐だけど、それってどんなこと?と深掘りしていったとき、無意識だけど、今までは仕事になるようなことしか出てこなくて。けど、仕事にする前提も全て取っ払って、自分が心からわくわくすることって何?っていうのをもっともっと深掘りしていったら気づいたんです。
社会人になってからも、暇さえあれば絵の具を出して絵を描いていたなぁ。私、絵好きだなって。
 
そしたら、「もう全部遊びでいいんだから、これもやっちゃったらよくない?」と自分で自分に言えるようになったんです。

 「みんなが自分の才能に気づいて、もっと人生を楽しむ人が増えてほしい」という願いを叶えるには、カリキュラムを作って、私が一人ひとりに教えてあげなきゃってずっと思っていました。でも、 背中を見せるスタイルもあるじゃん!というのに気づけてからは、まず自分が絵を描く夢を叶えることで体現しようと動き始めました。
 そしたら万里奈ちゃんから、「有美ちゃんがそうやって体現してくれることで、すごいみんなの刺激になっているよ!」って言ってもらえて。以前コーチングやコミュニティ運営で悩んでいた時、旦那から「有美ちゃんは背中で見せるスタイルの人なんだよ」と言われたことがあったんだけど、それと結びついたんです。「背中を見せることで私が叶えたい夢も願いも実現できるんだ」って。

Life isプロジェクト 1期生

挑戦はこわくもある。『こわい』の先にあるものとは


───​​有美さんのこれからの「働くも暮らすも自分らしく」について教えてください。

 (第二章でお話しした)「働くも暮らすも自分らしく」の状態が叶っているかどうかでいうと、今は2割くらい来たかな。本当にまだまだなんです!だって私の夢は絵描きだから。
 
今後、ライスワークとなっているものは手放していって、自分が楽しくできることで収入を増やして、絵を描くことにもっと比重を置いていきたいなぁと思っています。もちろん絵が仕事になったら最高。でも、それを考えると自分の感性がぶれるから、今はそこをあまり考えずに描いていきたいんです。

 あと、暮らしの部分では、住環境を変えたくて。住みたいエリアは絞っていないけど、自然が多くて解放感があるようなところに住みたいと思っています。
 それから、オーストラリアと日本の二拠点生活がしたい!私、冬いらんくて、日本が冬になったらオーストラリアに住んで、常に夏を楽しむ生活が夢なんです。
 どこで暮らしていても、自分の思いを寄せるブランドのコンサルティングや、チームで働く仕事はずっとやっていきたい。 それをやりつつ、他の時間は絵を描くことに使う。全部叶ったら超楽しそうじゃない!?絶対叶えたい!!

───わくわくすることがいっぱいですね!その中でも直近で叶えたいことはありますか?

 夢の一歩として、次は個展を開きたいんです。叶えたい!けどめっちゃこわい!どうしよう(笑)。もちろんわくわくもあるけど、好きなことをやるのってこんなにもこわいんだなぁって、生まれて初めて感じています。素人やん!ってヤジを飛ばしてくる自分もいるし、誰も見ないでーって思ったりもする。こわいんです、世に出すのが。

───ちょっと安心しました。有美さんでも、挑戦に対してこわいって思うことがあるんですね。

 あるよー。でも、ここまでこわいと思ったことは今までなくて、本当に好きなんだなぁとも思います。これはやってみてわかったこと。それに、ここを打破できたら大きな扉が開く気がしていて、そこにわくわくしてる自分もいます!きっと、こんなにこわいってことは、自分にとってすごく重要なことに違いないって、そう思うんです。

───その扉の先にあるものが楽しみですね。

 超楽しみだよね。こんなにビビってるけど、描いた絵を見てもらって、みんなの前で話したくて。「こんな平凡なやつでもアーティストになれたよ」って。こんなこわいこわいって言ってて誰が言うねんって感じやねんけど。
 世の中には、好きなことがあるのに人と比べて諦めてしまう人も多いと思う。けど、素人でも個展を開けるんだって思えたら、「私にも何かできるかも!」って思ってもらえそうじゃない。だから私は実現したいんです。背中を見せることで、誰かの一歩踏み出す勇気になると思うから。

有美さんの描いた絵

───最後にメンバーへのメッセージをどうぞ。

 とにかく遊びやと思ってなんでもやってみてほしいです。私は頭で考えるのが苦手だから、やりながら正解を見つけていくタイプ。ちょっとでも自分が反応したものは全部やってみる。そのとき上手くやろうとはしない。うまくやろうとする気持ちが強いと、どんどんわくわくが減っていっちゃうから。あと、やりたいって思ったら、そのわくわくが熱いうちにやってみてほしい!だって、わくわくは日が立つにつれて勝手に萎んでいっちゃうから、それでやれなかったらもったいないやん。

 私は、人生って広大な遊び場だと思っていて。生まれる前に雲の上から見ていた、ずっと行きたかった大きな公園にやっと来れたイメージ。 だから公園の入口で立ち止まって、「滑り台もやりたいけど、ブランコもやりたい…。でも落ちるかもしれへんし、こけるかもしれへん…。」って言ってる人を見て、「何してんねん!こけてもなんでもやってみたら面白いからやったらええやん!」って思っちゃう感覚なんです。雲の上の世界では、いいことも悪いことも全部経験できないから。なんでも経験できる世界にいる今、どんなことでもきっと楽しいと思うんです。
 だから、人生は広大な遊び場だと思って、何でもまずはやってみてください!

───ありがとうございました。


こちらのインタビュー記事は、全3回に分けた連載となっております。

人生は広大な遊び場!稲垣有美のLife is
第一章:私の本当の願い
第二章:3歳の私が私を動かす
・第三章:背中を見せることで夢を叶えていく(本記事)

インタビュー・執筆:新井 美紀


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