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コロナ真っ只中、ニートになるアラサー女

まあコロナはすぐ収束するやろ~

なんて呑気に考えてた去年の今頃、私はニートで、日本一と言っていいほど真面目にステイホーム生活していた。
まあ世界がこんなことになるだなんて、誰か予想できてたんだろうか。

コロナのおかげで(あえて❝せいで❞とは言わない笑)、自分の計画が大きく変わり、自分の目標である「留学」「ワーホリ」がどんどん遠のいていった。コロナが収まればすぐ行こう、コロナが収まるまで私の生きがいである旅も我慢しよう、コロナが収まるまで大好きな友達に会いに県外に行くのを待とう、コロナが収まれば…。

え、いつ収まるの?!?!

見通しが立たないことが一番しんどい。ゴールが分かれば、それまでだと耐えることができるかもしれない。けれど、そのゴールがいつ来るのか分からないし、収束するのかどうかも分からない。出口の見えないトンネルを、光を求めて手探りで進んでいっている、もはや進んでいるのか後退しているのか分からない一年だった。

30歳を目前にして考える

自分と向き合う時間が多かったこの一年、地元で生活したこの一年、色々なことを考えた。
「やりたいことがあれば何歳からでもできる」
「結婚したいけど今じゃないな~」
そんなことを軽々しく考えていたコロナ前、確かに不可能ではないし間違ってもいない。しかし、30歳は私にとって結構な節目。”コロナが収まったら”自分のしたいことを再開しようと思っていた私だったが、「それでは遅いんじゃないか?」と思うようになった。コロナが収まるかどうかも分からないのに、それを待ってても良いのかな…?30歳までの貴重な時間を、少しでも自分がしたいことにトライし、成長させるために使いたいな、と強く思うようになった。

今だからこそ不安定な生活ができる

何度か訪れた結婚ラッシュや出産ラッシュの波に私自身乗ることはなく(笑)、相変わらず楽しく独り身で生きてきた。そんな友達の生活を、羨ましく思う自分がいたのは嘘ではない。隣の芝は青く見える。ただ、いつまでも自分のためだけに時間とお金が使えるわけではない、リアルにそう感じていたのも確か。
祖母が体調を崩し、週何回か実家で祖母や家の手伝いをしていた去年。その経験から現実的に考えた、親の介護。まだすぐではないかもしれないけれど、例え家庭をもたなくとも、自分のためだけに時間を費やせる今のような生活は、一生続くわけではないことを実感した。

もちろん、安定した生活をするには今の仕事を続けるのが一番良い。仕事内容も好き。田舎暮らし。心の余裕をもって過ごすことができる。

ただ、私は免許も持っていて、いつでも安定した仕事に就くことができる。不安定な生活ができるのは今だけかもしれない。なら、今のうちに色々なことに挑戦して経験して、また安定した生活に戻りたくなった時に戻ってきても良いのではないだろうか、と考えるようになった。

コロナ真っ只中でニートに

「辞めます。」
と社長に伝えました。えぇ、次は決まっていません。ちなみに辞めるのは6月の予定。私が希望している業界は、コロナの影響を諸に受けていて、求人もない状態。とりあえず、ニート予定の私。

正直不安しかないけれど、貴重な日々を、少しでも濃く、豊かに、生きていきたい。この決断が自分の人生にとって正解になるように、全力で生きていこう。

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