「今いくつ?」
「27歳になりました。」
「良いねー!一番良い時期じゃない!楽しみなさいね。」
・・・
気づいたら、30歳まであと3年。側から思う “20代” は輝かしいものらしい。けれど、20代真っ盛りの頃の自分にとっては、
「30歳までに、何かを成し遂げなくてはならない。」
そう自分で決めたような、世の中がそう感じさせているような。今を楽しむことよりも、未来が明るいものであってほしい。この不安感から少しでも早く逃れたい。と、「20代が楽しい。」なんて、思える余裕なんてなかった。
27歳になり、30という歳の節目が手に届きそうになってからは、もっと焦るのかと思いきや、自分を俯瞰して見れるようになってきたりして、少しだけ楽に生きられるようになってきた。
自分や人との関わり方が解ってきて安心してきたのか、
「いつも機嫌が悪そうだ。」とか、
「そんなに頑張らなくてもいいじゃない。」と、思われていた家族から
「いい顔してるね。」
「穏やかになったね。」
と、言われるくらい。一昔前よりも顔も心も綻んできたみたいで。
もはや、「これでいっか。」と諦めのような感情さえ、湧き上がる時もあった。
そう言いつつ、時よりあの頃の焦燥感だったり、不安感は全くなくなったわけではなく、「30歳までに、やり残したことがないようにしたい。」のが本音だったりする。
そんな私は、欲張りなんだろうか。もっと、今に満足するべきなんだろうか。
人生を愉しみたい。
大人になったってワクワクしていたい。
そんな気持ちは、まだ無くしたくなくて、せっかく一度きりの人生なんだし
生まれたったこの地球を、思うままに味わいたい。
がむしゃらに生きてみたり、
幾つになっても、感動できる心を忘れずにいたい。
ただの“日常”も、幸せだということに気づけたけれど、
たまには「頑張った自分へのご褒美に。」って買うお菓子のような
「愉しみ」が、生きる原動力に、活力になる。
このさき生きる未来にも、
そんなひとさしの愉しみを思い返せるように。
年の瀬も近づいてきたことだし、今と、これからと、「やりたいこと。」「大切にしたいこと。」を言葉で残してみることにした。
(ここでは、「現実的」という言葉は忘れて自分の心の欲求のままに、夢を語る場にする。)
中の人。"ちょうどいい(LAGOM)" な生き方を探して。日々の暮らしを綴っております。
今と、これからとやりたいこと100選
【2024年にやりたいこと編】
【30歳までの間にやりたいこと編】
【死ぬまでにやりたい・継続したいこと編】
「夢」っていいね。考えているだけで、ワクワクする。
子供の頃に思った「夢」は、どこか叶わないようで、輝かしいものだったけれど、大人になってから思う「夢」は、、手に届きそうな距離になっていて、キラキラした「夢」というよりかは、ポカポカしたような「夢」。
これらは決して、達成しなきゃ行けない「タスク」なんかじゃなくて、なんだか未来が暗くなったように思えた時、やることがなくて飽き飽きした時に見返したい「やりたいことリスト」。わたしの生きる愉しみです。
たとえこれらが叶ったとしても、叶わなかったとしても。考えているだけで、未来をほんのり照らしてくれることには違いない。
焦ったり、踠いたり…。ほんと人生色々だけれど、
未来の自分からしたら、今の自分は、アルバムを見返している時のように懐かしくて、あたたかくて「あの時に戻りたい。」そう思ってならないような時なのかもしれない。
人生は短いんだってさ。
だから「何のために。」とか思わず、ただ好きなことを楽しんでいればいい。
そう思った。
20代から30代までの縫い目を、どう紡いでいこうか。
温かい暖炉の前で、好きな音楽を聴きながら編み物をするかのように。
心綻ばせて、紡いでいきたいものだ。
友人が教えてくれた、音楽家さんの好きな曲と共に。