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WAVESー私の好きな映画ー

たまに映画館に行って映画を見る。
その時に「面白かったな」と思う映画は沢山あるけど、ずっと心に残る映画って人生で何本もないと思う。

何の前情報もなく、観たいと言われてただ受け身で連れられて見に行った映画。

それからずっと私の心の中にあるのがWAVESという映画です。


STORY

どこにでもある普通の家族の、人との関わり方、考え方、生き方を描いた作品。私は人との関わり方に自信を無くすたびにこの映画を観ます。


弱音が吐けない環境で、自分の中心になっていることがダメになってしまった時、人はそれを取り戻そうと必死になる。それで結果が変わらなかった時、少しづつ人はおかしくなっていくんだと思います。

主人公の男子高校生も弱音を吐くことが許されない環境で、彼女とのトラブルや怪我でスポーツが出来なくなったことのストレスが重なり、どんどんおかしくなっていきます。

とてもありがちだけど、弱音が吐けない環境とは
・こうあるべきだという親の理想を押し付ける
・子供の話を理解しようとしない
・逃げる、立ち止まること=悪であるかのように伝える

だと思います。

人との関わり方でよく悩むけど、
結局、誰に対しても個を尊重して価値観を押し付けないことが大切なんだと、
そして大事な人こそ受け止める、許容することが大切だと改めて考えさせられる作品です。

映像の回し方、画面の比率を所々変えている所、音楽のタイミングやチョイスなど、新しい作り方だったなあ。。


また心に残る作品に出会えることを祈って、明日からも沢山映画を観ようと思います。


Mayu


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