2023.5.29~今週の株相場
週1投稿を目指す、株の全体相場のまとめ!
・現在の日本株の推移
・アメリカの動向
・先週のポイント
・今週のスケジュール
・今週のポイント
・監視銘柄について
上記の内容について、投稿し、自分の理解度を増やし、誰かの参考になれれば嬉しいなと思います。
◆日本株の推移
日経平均株価 30,916
2023.5.22~2023.5.26 30,735~30,916(+181)
23日までは、31,000円を超える場面もあり、日本株の強さがみられました。その後3日続落。直近の株価上昇幅が大きく高値警戒感が出たこと、米国の債務上限問題への警戒が継続したこと、中国において新型コロナウイルスの感染拡大が再び懸念されたこと、などが影響された。
東証による低PER改善要請や春闘で30年ぶりの高水準となったベアなど、「欧米に比べて株主還元に消極的だった日本企業」「賃金が上がらない日本」といったネガティブな見方が変化してきたことが、海外投資家に評価されつつある。
〇月足
バブル期の推移までいきそうな勢いさえあります。
直近高値の30,795が意識される展開になりそうです。
〇週足
直近高値の2021年9月、30,795円が意識されます。
〇日足
移動平均線との乖離をみると、やや過熱気味なのが感じ取れます。
現在は過熱感があり、株式市場にとっては良い風が吹いております。
しかし、いつもこうとは限りません。私も短いながら、いろいろなショック安を経験してきました。それでも、なお今があるのは、諦めなかったから。長期的には上がる確率が高い。あくまでも確率ですから絶対はありませんが、そう信じる気持ちが大切。もし万が一、暴落がきたとき、過去の暴落を知ることは大変参考になります。書籍からいただいた情報を今後、振り返り記事を書く際には、毎回載せていこうと考えております。その情報を下記に添付いたします。
〇過去の出来事からの下値目途
直近日経平均高値 31,352(2023年5月23日)
ITバブル崩壊
-64% 11,287円
サブプライムローン危機とリーマンショック
-62% 11,914円
東日本大震災
-18% 25,709円
チャイナショック
-29% 22,260円
ブレグジット
-9% 28,530円
コロナショック
-31% 21,633円
日経平均の下限=日経平均のBPS×0.8
17,271.68(BPS)×0.8=13,817円(2023.5.26時点)
下落期間は、その時は長く感じますが、長くても3年。長い長い投資人生を送る中の、ほんの一時期と考えられるかどうかだと思います。その他に関しては、1年3ヶ月を除き、ほぼ短期で脱出しているといえるのではないでしょうか。
◆日経平均騰落レシオ
騰落レシオとは、〇日間の値上がり銘柄数合計を、〇日間の下がり銘柄数合計で割って求めます。
※騰落レシオで使われる銘柄数のカウントは、東証プライム市場の銘柄を対象としています。
つまり、数字が高い程、値上がりしている銘柄が多い事を示し、低い程、値下がりしている銘柄が多い事を示します。
120%以上が買われすぎ水準と考えられており、70%以下の場合、私は売られすぎと判断しております。
現在は、104%と過熱度が落ち着いたように感じます。
もう少し、詳しく、私が愛用しているものでみていきましょう。
□日経平均チャート
日経平均チャートの下チャートに示されるものが、騰落レシオに関するチャートです。赤線付近が高値圏で、おおよそ推移し、その後下落をするという傾向がみられ、私の中では、非常に信憑性があります。しかし、現時点では赤線を突き抜けている状態で、いつ暴落が来てもおかしくないと私は考えております。先週に比べては若干落ち着きを取り戻してきていますが、まだまだ過熱感があるといえます。
以下、市場別の状況です。
市場別騰落レシオ
□東証プライム 104%
□東証スタンダード 96%
□東証グロース 81%
□東証プライム 104%
□東証スタンダード 96%
□東証グロース 81%
〇プライム市場こそ過熱感はありますが、グロース市場においては、それほど過熱感が増しているという状況ではなく、緑線のRSIをみると、40を割れつつあるので、買い時を探ってみてもと考えております。
◆海外投資家
〇5月3週も買い越されています。
海外投資家の買い越しが依然大きく買い越されているので、好感材料といえます。
特に、アジアや欧州勢とみられる買いが顕著のようです。ひとつ考えられるのは、欧州といえば、オイルマネーです。原油高で潤ったマネーが大量に流入しているのは憶測として考えられます。
◆先週のポイント
□海外
良い点
・債務上限の引き上げを2年間認め、裁量的支出を制限することで、債務上限問題の解決に近づいた。
・米半導体大手のエヌビディアが好決算を発表して大幅高。
悪い点
・イエレン財務長官が一連の地方銀行の破綻を受けて、さらなる救済合併が必要になるかもしれないと大手銀行の幹部に伝えられ、地銀の経営不安が再燃した。
・中国で新型コロナウイルス・オミクロン株「XBB」系統の感染が再拡大し、ピークを迎える6月末にかけて週に約6500万人が感染と報じられた。
・4月の英消費者物価指数(CPI)が予想ほど鈍化せず、コアCPIは31年ぶりの高い伸びとなったことから金融引き締め長期化懸念で欧州株が下落。
・FOMC議事要旨(5月2日~3日開催分)では利上げ停止と継続で意見が分かれる。
□日本
良い点
・25日植田日銀総裁インタビューに金融政策の早期修正を想起させる程の内容はみられなかった。
・海外の資金が流入してきている。
悪い点
・麻疹(はしか)への感染が相次いでいる。
・依然過熱感がある。
◆今週のスケジュール
□米国
□日本
□欧州
米国の動向により、世界株価が左右する影響が大きいので、下記に重要だと判断される指標をまとめます。指標により、地合いが左右される場合もありますので、当日にポジションをおとすなり、リスク管理ができるよう、経済指標も頭にいれていきたいところです。
□米国
5月30日(火) アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 05月
米国の経済団体や労働組合などで構成される民間の非営利調査機関であるコンファレンスボード(全米産業審議会)が、消費者に対するアンケートを基に調査した消費者のマインドを指数化したもの。アンケートの対象が5000名と、同系統の指標であるミシガン大学消費者信頼感指数に比べて規模が大きい。
6月1日(木) アメリカ・ISM製造業景気指数 05月
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。項目ごとの数字も公表され、新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。
6月2日(金) アメリカ・雇用統計 05月
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。
雇用の状態により、景気が上向きなのか、下向きなのかを判断する。最近の金利動向の判断に材料視される。
◆来週のポイント
・経済指標の、求人件数や雇用統計など複数の雇用関連統計が発表があるので、株価がどう反応するのか。
・5月29日(月)は、米国市場は休場。
・債務上限問題の全解決。
◆監視銘柄について
☆先週の振り返り
7949 小松ウオール工業 22日(月) 始値 2,457円
中計発表の思惑としてましたが、HP上にも、まだアップされていない模様です。一旦様子見としております。高値圏にはあるので、これ以上値上がりは期待できないのかとも考えておりますが、中計が出るまでは監視していきたいところです。
☆今週の監視銘柄
4568 第一三共
日本では、麻疹への感染が相次いで確認されているそうです。
麻疹は感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水など風邪に似た症状がみられ、2.3日続いた後、39度以上の高熱や発疹が出るそうです。
その感染力はウイルスの中で最も強く、感染した人に直接触ったり、その人の吐息や咳に含まれる唾液などからうつり、発症している人と同じ部屋にいるだけで空気感染することがあるそうです。
どこか、コロナウイルスにも似ていますが、27.28日の土日を挟んだ週から増えそうだという思惑で選定しました。
時価総額が大きく、いきなりドーンと上がる事は期待できませんが、監視していこうと思います。
※決して、推奨銘柄でありませんので、ご注意願います。あくまでも、私の宣言効果としての取り組みでございます。
今週も、社会人不適合者が、夢を叶える為に、株と向き合います。
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