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2023.7.18~今週の株相場

週1投稿を目指す、株の全体相場のまとめ!

・現在の日本株の推移
・アメリカの動向
・先週のポイント
・今週のスケジュール
・今週のポイント

上記の内容について、投稿し、自分の理解度を増やし、誰かの参考になれれば嬉しいなと思います。


◆日本株の推移

日経平均株価      32,391
2023.7.10~2023.7.14    32,393~32,391(-2)
前週終値~今週終値   32,388~32,391(+3)

今週(7月10日〜14日)の日経平均株価はほぼ横ばいで推移し、最終的に先週末に比べて2.84円(0.01%)高い3万2391.26円で終えました。

SQ値・・・32,484.24 目安として頭にいれておきましょう。

〇月足
結果的には、6月も陽線ました。7月はいかに。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇ドル建て日経平均株価チャート

(参照:https://nikkei225jp.com/data/dollar.php)

円高方向にドル円が動いた為、ドル建て日経と日経平均の動きを比べると、ドル建てが割高感が進むのが分かるかと思います。円安方向にいけばいくほど、海外からみた日経平均は割安にみられます。円高方向に動くほど、割高にみられます。

〇日経平均月別騰落率
2002~2018年の16年間のグラフです。
ただし、2008年のリーマンショックは含まない、実質15年間のグラフになります。

(参照:ほったらかし投資の達人)

8月にかけて、大きく下がる傾向があるので、今月7月はポジションを大きくとりすぎずに相場と向き合っていきたいと感じます。

〇週足
先週はヨコヨコで終了しました。先々週の安値、32,307円が下値目途での展開も頭にいれつつ、それを割れたら32,000円の節目が意識されそうな展開となってきました。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇日足
25日線を割ってきました。
その後、上に上がってきたいように見えます。

(参照:四季報オンラインチャート)

日本株の流れがどちらの方向とも今は思えないような方向感となっております。しかし、上がり続ける相場はありません。ですので今回もまた、下落についても頭にいれておきましょう。
 私も短いながら、いろいろなショック安を経験してきました。それでも、なお今があるのは、諦めなかったから。長期的には上がる確率が高い。あくまでも確率ですから絶対はありませんが、そう信じる気持ちが大切。もし万が一、暴落がきたとき、過去の暴落を知ることは大変参考になります。書籍からいただいた情報を今後、振り返り記事を書く際には、毎回載せていこうと考えております。その情報を下記に添付いたします。

(参照:高配当投資入門 監修 長期株式投資氏)

〇過去の出来事からの下値目途
直近日経平均高値 33,772(2023年6月19日)

ITバブル崩壊 
-64% 12,158円

サブプライムローン危機とリーマンショック 
-62% 12,833円

東日本大震災
-18% 27,693円

チャイナショック
-29% 23,978円

ブレグジット
-9%  30,733円

コロナショック
-31% 23,303円

★日経平均の下限=日経平均のBPS×0.8
17,321(BPS)×0.8=13,856円(2023.7.14時点)

下落期間は、その時は長く感じますが、長くても3年。長い長い投資人生を送る中の、ほんの一時期と考えられるかどうかだと思います。その他に関しては、1年3ヶ月を除き、ほぼ短期で脱出しているといえるのではないでしょうか。

◆過去の下落目安(ナスダック総合指数)

(参照:週刊 野村市場展望)

過去のナスダック総合指数の下落をみると、直近高値から約20%下落のパターンと、約30%の下落のパターンがあるように感じ取れます。日本株は、アメリカ株に連動する傾向もありますので、ナスダックの指標でも考えていきましょう。

ナスダック指数直近高値=14,225(7月14日)
20%下落 11,380
30%下落  9,958

◆VIX指数(恐怖指数)

VIX指数とは、米国株価指数のS&P500先物のオプション取引の数値を元に算出され、市場が今後30日間でどのような変動を想定しているかを数値化したものです。
30を超えると、警戒領域。相場は不安定な状態を意味します。
40を超えると、過去の暴落の歴史に刻まれるような状況。

(例)2008年リーマンショック 89.53
  コロナショック       85.47

(参照:https://moneyworld.jp/news/05_00040073_news)

〇VIX指数(2023年7月14日) 13.34

参照:https://realtime-chart.info/)

◆日経平均騰落レシオ

(参照:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php)

騰落レシオとは、〇日間の値上がり銘柄数合計を、〇日間の下がり銘柄数合計で割って求めます。
※騰落レシオで使われる銘柄数のカウントは、東証プライム市場の銘柄を対象としています。

つまり、数字が高い程、値上がりしている銘柄が多い事を示し、低い程、値下がりしている銘柄が多い事を示します。

120%以上が買われすぎ水準と考えられており、70%以下の場合、私は売られすぎと判断しております。

現在は、94%と短期的にかなり下がったなという印象です。

もう少し、詳しく、私が愛用しているものでみていきましょう。

□日経平均チャート

(参照:マネックス証券)

日経平均チャートの下チャートに示されるものが、騰落レシオに関するチャートです。赤線付近が高値圏で、おおよそ推移し、その後下落をするという傾向がみられ、私の中では、非常に信憑性があります。現時点では急落して反発しているタイミングと私は考えております。全体的には、打診を検討しても良いのではという印象を受けます。

以下、市場別の状況です。

(参照:マネックス証券)

市場別騰落レシオ
□東証プライム   94%
□東証スタンダード 108%
□東証グロース   89%

□東証プライム   94%

(参照:マネックス証券)

□東証スタンダード 108%

(参照:マネックス証券)

□東証グロース    89%

(参照:マネックス証券)

〇全市場、下向きからの反発か?という流れとなっております。様子を見ながら押し目を狙っていくスタンスをとりたいと考えております。

◆海外投資家

(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/

〇7月1週は313億円の買い越し。
12週連続の買い越しから、一転売り越しに変化しました。しかし、再度買い越しに転じ、2週連続の買い越しになりました。強い、根強い需要があるんだと再認識できました。しかし、円高方向に進んでいるので、海外からみる日経平均は割高にみられてしますのが、懸念点であります。

◆先週のポイント

□海外
良い点
・マンハイム中古車卸売り価格指数が前月比-4.2% 2020年4月以来最大の下落
・6月のCPIの伸び率鈍化。利上げ効果あり
・7月が利上げ最後となる見方が広がり、利上げサイクルを終了した期待買いが入る
・6月のPPIの伸び率鈍化。利上げ効果あり

悪い点
・ミシガン大学消費者信頼感指数の上昇は、雇用市場が堅調なのか、インフレが収まっていないのかの判断が難しい

□日本
良い点
・ETF分配金捻出に伴う換金売りが一巡
・海外投資家の7月1週目の買い越しが確認できた

悪い点
・1週間程で4円以上の円高。YCC修正懸念
・円高にふれ、日経平均の上値が重たい

□経済指標の振り返り
7月12日(水) アメリカ・消費者物価指数 06月
米労働省労働統計局(BLS)が、都市部の消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を調査して指数化したもの。変動が激しい食品とエネルギー価格を除いたコア部分の指数も同時に発表される。

米国のインフレターゲットの対象は個人消費支出(PCE)デフレータであり、日本を含め多くの国でインフレターゲットの対象とされているCPIではない。しかし、発表時期が対象月の翌月15日前後と、対象月の翌月末もしくは翌々月初めとなるPCEデフレータに比べて2週間程度早く、変化の傾向が似ているため、市場の注目度は物価関連指標の中で最も高い。
                 ↓
[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比3.0%上昇した。5月の4.0%から鈍化し、2021年3月以来約2年ぶりの小幅な伸びとなった。しかし、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを再度見送る程のペースでインフレは鎮静化していない。

7月14日(金) アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 07月
ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが実施する消費者のマインド調査を指数化したもの。1964年の指数を100として算出し、速報は300人、確報は500人を対象に調査を行っている。調査対象が少ないこともあり、指数のブレが比較的大きい。
                 ↓
[ワシントン 14日 ロイター] - 米ミシガン大学が14日発表した7月の消費者信頼感指数(速報値)は72.6に上昇し、2021年9月以来約2年ぶりの高水準に達した。インフレが和らぎ、雇用市場が堅調を維持していることが背景にある。

◆今週のスケジュール

□米国

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□日本

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□欧州

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

米国の動向により、世界株価が左右する影響が大きいので、下記に重要だと判断される指標をまとめます。指標により、地合いが左右される場合もありますので、当日にポジションをおとすなり、リスク管理ができるよう、経済指標も頭にいれていきたいところです。

□米国・その他
7月18日(火) 小売売上高 06月
米国内で販売されている小売業・サービス業の売上高を集計したもの。米国の個人消費の動向を表している。米国は個人消費がGDPの約7割を占めており、他の先進国より高い傾向にある。その為、個人消費の動向が景気全体に与える影響も大きいため、注目度の高い指標となっている。

全体に占める売上高の割合が最も大きい「自動車及び同部品」部門は、販売店のセールなど景気と直接の関係がない要因による月ごとのブレが大きいこともあり、自動車を除いたコア部分の注目度が高い。

米商務省センサス局が対象月の翌月第2週ごろに発表する。

米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。

◆今週のポイント

・17日(月)日本市場は祝日の為、休場
・週後半より日本企業の4-6月期決算発表が本格化することから、次第に様子見ムードが強まりそう
・27日~28日開催の日銀金融政策決定会合まで上下はっきりしない展開が続きそう

今週も、社会人不適合者が、夢を叶える為に、株と向き合います。


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