「世の中はおかしい」と気づくことがスタート

↑先日仕事で訪れたギリシャにて

日々、何かをnoteに書きなぐることで、僕の文章力も向上してくことでしょう(希望的観測)。
まあ、どこのどなたさんか分かりませんが、拙い文章をいつも読んでくださりありがとうございます。
本当にこんな人が、ヨーロッパで会社経営しているの?と思うかもしれませんけど、実際にしているんですよ。現地のスタッフも10名くらい採用してビジネスを展開しています。まだ若い会社ですが、成長していますよ。

まあ文章力と仕事力は関係ないということです。うむ。なんだろう、人生とRPG(ゲーム)の違いは、「運」という要素があるかないかだと思うんですね。
例えば、ゲームの世界だったら、経験値を着実に積んで、主人公を強くして、強い装備を手に入れて、すべてのステータスを強化して・・・と、段階を踏んで強くなっていかないと、絶対最後のボスを倒せないように設計されています。
人生も一見、ゲームと同じなんじゃないか?と思う人もいるとおもうし、そうやって考えて日々頑張ってる人もいるんと思うんです。
例えばよくある言葉で「努力は報われる」っていうでしょ。これは、僕の視点から言わせてもらえば、「それはゲームの話でしょ?」です。

どういう事?って思う人もいると思いますが、簡単です。人生には「運」という、ゲームには存在しないステータスがあります。
そしてこの「運」というのは、人との繋がりによって得ることができます。
このステータスが強化されている人は、他のステータスを無視して、ボスを倒すことが出来てしまいます。

例をあげましょう。
”コネ”ってありますよね。例えば、普通の人だったらものすごく努力をしなきゃ入れない会社でも、自分の父親がその会社の採用担当者とつながっていて、努力をしなくても入れちゃう。みたいなことです。
そういうことが、世の中ではたくさん起こっています。そういう経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
「これだけ自分は努力してきたのに、なんで何もやってないあいつが!!」って思ったことある人もいるんじゃないでしょうか?
はい、僕もそう思って今まで生きてきました。
圧倒的に自分のほうが仕事も語学もできるのに、自分より給料もらっているしょうもない先輩がいるような会社で働いていたときは、常にそういう感情を抱いていましたね。

でも、「このやろう」って思っても、何もならないんですよ。
「このやろう」という気持ちをモチベーションにする。。。みたいな事言う人もいますけど、さっきも言いましたよね。努力は「運」には勝てないので、モチベーションにしても無駄です。そうではなくて、「世の中は理不尽なものだ」ということに気づいたほうが良いです。

世の中は、不公平で理不尽で差別で溢れています。「なんであいつが!!」なんて思うことで溢れかえっています。そういうものだし、自分が他者をそういう風に思うように、自分もどこかで同じように思われているかもしれないと考えるのが、健康的だと思っています。

世の中はいろいろとおかしいんです。わざとそのように作られていると考えましょう。
100年前と比較して、技術や生活は圧倒的に発展しているはずです。物が溢れ便利な世の中になったはずです。それなのに、幸せを感じられない人が多い。自殺者の数は増えている。おかしいとおもいませんか?
人間の歴史が始まって数千年。年を重ねるごとに人々の生活は良くなるはずじゃないですか?我々人間という生き物は、失敗から学ぶことができるはずです。その積み重ねで進歩してきたはずです。それなのに、まだ、全員が幸せを感じられる、苦労せず生きていくことができてませんよね?

そりゃそうですよ。だって、そういう風に作られているのが、我々の世界だからです。世界に正しさを求めること自体おかしなことなんです。
マクドナルドに行ってモスバーガーを食べようとしているようなものです。それは売ってないんですよ。おかしい世の中で正しさを求めても、存在しないので意味ありません。

その「おかしさ」を是正しようと頑張っている活動家の方が散見されますけど、意味ないですよ。この世界の設計図を変えることは「設計図」を作った人にしかできません。一顧客のあなたがマクドナルドにいって「モスバーガーを売ってくれ!!」と懇願しても、絶対売ってくれるようにはなりません。でも、マクドナルドの設計図を書いた人(経営者)がモスバーガーを売ろうと思えば、売れる機会があるかもしれませんね。
この話、つまり、「世界の設計図を変える方法」については、後日書きたいと思います。

では、「運」というステータスの話に戻します。
このおかしな世の中では、「運」というステータスが最強です。これを伸ばしていくのが、比較的、あなたがやりたいことをできるようになる手段だと思います。
「運」は人を伝ってやってきます。それは、お金という形でくるときもあるし、経験や知識としてやってくる場合もあります。
人を伝ってやってくるものなので、多くの人に会い、人脈を形成しましょう。人見知りだから、人に会うのが辛い人もいるでしょう。僕もそうでした。そういうときは、別に会わなくていいと思いますが、ソーシャルメディアとか、顔の見えない世界でもいいので、新しい人との出会いをしてみてください。

僕的には最強の考え方があって、それは「どんな事をしてもあと100年で死ぬ」という考えです。
誰に迷惑をかけても、どんな失敗をしても、どうせあと100年経ったら死んですべてなくなるから、別にどうでもいいや。という感じですね。
僕も人見知りだったので、できるだけ人には会いたくありませんでしたが、別に会って気まずくても嫌な気持ちになっても、100年経ったら死んですべてなくなるし、なんなら、相手も100年後きっとこの世界にはいないわけですから、何を躊躇する必要があるんだ。と思うようになりました。
100年後、今、この地球上に居る70億人のうち、9割以上は恐らく死んでいなくなっています。今、あなたの学校にいる友達、会社の上司・後輩、町を歩いている可愛い子、幸せそうにショッピングしているあの夫婦、いつも優しく接してくれるコンビニの店員。安心してください、100年後、全員死んでいます。全員、例外なくこの世にはいません。笑
どうせいなくなるやつに気を使ってどうするんですか。笑

そう考えると気が楽になりませんか?
どんな方法でもいいですが、とりあえず気を楽にして、人にあって、運のステータスを上げましょう。
僕はこの方法で、今、ヨーロッパで会社を経営するに至りました。人づてに様々な機会が流れ込んできて、自分にできることをただやっていただけで、困らないほどの収入と時間を手に入れました。
「若いのにすごいね」っていわれますけど、「何が?」っていつも思います。だって、僕がやってきたことって、運のステータスを上げて、自分にできることをやっただけなので。特別頭が良いわけでもなければ、スキルもありません。やれることをやった。ただそれだけです。
世間的には「ラッキーな男」なんだと思いますね。まあ幸せかと言われたら、全然幸せではないんですけどね。(まあそこは設計図通りというわけです)

世の中は理不尽で、あなたの思い通りにはいきません。
それを理解してからがスタートだと思います。
異論は認めます。笑 おかしな世界に正しい考え方なんて最初から存在しませんから。答えなんてどこにもありません。