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自分は無力

こんにちは、Tommyです。先日久しぶりに友人に会いました。2か月以上ぶりくらいにまともな外出しました。やっぱり友人に会うのって元気出ますね。直接会えるって本当にいいなあーと実感しました。話の中で、仕事の関係もあってか高齢者のことについて話していたら、ふと何年か前に以前勤めていた会社で、特別養護施設に髪を切りに行ったことを思い出して、その時のことを書きたいと思います。

一年に2回くらい、会社の取り組みでボランティアをする機会がありました。正直、その時までは恥ずかしながらボランティアなどをした経験がなく、あまりなぜするのか?ということを考えずに会社の方針に従うように行っていました。

社会貢献・ボランティアという言葉の理解はしていましたが、こればかりはいくら勉強したとしても体験以上にその本質を理解する方法はないなと実感しました。なにをすれば喜んでもらえるかをみんなで考え、準備し、実行する、その一連の考え、行動する時間がより一層この行動の意義を理解するきっかけとなりました。

内容はというと、特別養護施設に行き、髪を切る、身だしなみ(ネイルやメイクなど)を整える、一緒にお話をする、そんなことをしました。あまり、私たちのような若者と話す機会がない、と孫に会った時のように喜んでくれる方も多く、女性に関しては、何歳であっても綺麗でいたいものなんだなとじっくりと鏡を見ている方々を見て感じました。

これらの経験を通して感じたことは、相手がどう感じたかは人それぞれで、正直喜んでくれたかは分からないけど、少しでも役に立とうとする行動が相手に与える影響以上に自分に返ってくると感じました。だからと言って、自分に返ってくることを知ってやるというのは全く違いますが、今自分に何ができるかを考え行動し続けることは仕事においても人間関係においても忘れてはいけないことだなと思います。

もう一つは、自分は無力だということです。ちっぽけで、こんなに役に立てることが少ないのかということを知りました。無力を知れたのはすごくよかったなと思うわけです。悲観的に捉えたわけではなく、無力だけど、そういう小さい力の集まりによって、自分は生きていて、社会は回っていて、衣食住が出来ている。一人では何もできないけど、他人のおかげで、今も楽しく暮らせている。その集合体の強さを知れたのは何よりも大きい学びでした。

他人のおかげで今がある。

そう実感させてくれたボランティアをするきっかけをくれた会社には感謝しています。今は、様々な社会活動をする団体を知るきっかけもSNSなど多くありますし、私も関心があるので、今自分にできることはなにか、考えながら、また何かお手伝いしていけたらと感じた一日でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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