グレイ

初めまして、グレイと申します。 現役のエホバの証人(JW)ですが、数年間の信者生活や将…

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初めまして、グレイと申します。 現役のエホバの証人(JW)ですが、数年間の信者生活や将来への疑問から組織を抜けることを決意しました。 しかし、妻と親がJWであり、現在のところ脱出は困難。 自分を捨ててしまわないために、ここに記録を残していくことにしました。

記事一覧

固定された記事

夫婦で信者だったが、辞めたくなった時に読む記事①

こんばんは。 note界隈でもかつてエホバの証人だった人が、 「宗教2世」としてどのような人生を送ってきたのかを 次々と公開し始めています。 そして、今エホバの証人と…

グレイ
3か月前
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脱会のステップ【第3章⑥感情を取り戻す】

こんにちは。 宗教を辞めたいけれど、辞められない人に向けたシリーズ記事を書いています。 私自身、エホバの証人という宗教団体を辞めたいのに、辞められないという経験を…

グレイ
11時間前
1

捨て身による復讐

私がエホバの証人(JW)になったきっかけは母でした。 初めて、聖書の話やJWの話を聞いたのは私がすでに成人してからのことです。 聖書自体には興味があったのと、大学で…

グレイ
10日前
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脱会のステップ【第3章⑤二元論を乗り越える】

宗教を辞めたいけれど辞められないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のキリスト教系の宗教、「エホバの証人」での経験を基にして書いております。 本日は、「二元論…

グレイ
2週間前
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思考力・自由を奪う聖句10選(Part2)

私は、エホバの証人としてこれまで生きてきて、 聖書を教団の教えに沿って理解してきました。 この教団に疑問を抱いてからは、自分の意思で他の宗派の方の解釈や聖書その…

グレイ
3週間前
7

真実はいつも一つか?

これまでエホバの証人という宗教団体に入信し、 その中でそこそこ熱心に勉強また活動してきました。 やがて、教理に疑問を抱き始め、 いろいろな方のブログなどを読み漁り…

グレイ
3週間前
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脱会のステップ【第3章④バウンダリーオーバー】

宗教を脱会したいけれども辞められないという人に向けてその手順を解説しています。 私自身のエホバの証人(jw)という宗教団体での経験をもとにして書いております。 第…

グレイ
3週間前
6

JW組織に疑問を持ったきっかけ

このnoteを読んでくださっている方の半分くらいは、 エホバの証人関係の方ではないかと思います。(もちろん、そうでない方も大歓迎ですが) そして、教団に何らかの疑問…

グレイ
1か月前
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思考力・自由を奪う聖句10選(Part1)

本日は脱会のシリーズ記事ではありません。 どうしてもシリアスな話題がちになってしまうので、 少し脱線して、書き味もややゆるく書いていきたいと思います。 私はエホバ…

グレイ
1か月前
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脱会のステップ【第3章③アダルトチルドレンとの親和性】

宗教を辞めたいけれど、辞めることができないという方へ向けた脱会のステップを紹介するシリーズ。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験をもとにして書いておりま…

グレイ
1か月前
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脱会のステップ【第3章②マインドコントロールの手法】

宗教を辞めたいと思っているものの、様々な理由で勇気がでない、行動できないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人というキリスト教系の宗教団体での経験…

グレイ
1か月前
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脱会のステップ【第3章①心理的影響を知る】

宗教を脱会しようと思ったものの、なかなか行動に移せない、自分の決定に自信が持てないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験を元…

グレイ
1か月前
4

脱会のステップ【第2章③組織を知る③】

宗教を辞めたいけれど、辞められない方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験を元にして話しております。 前回までは、元教団のメンバーだ…

グレイ
1か月前
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私が宗教を辞めようと思った理由①

本日は、脱会のステップシリーズではなく、別の話。 なぜ、私が宗教を脱会したいと思ったのかについて少し話したいと思います。 これまで、「脱会のステップ」というシリ…

グレイ
1か月前
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脱会のステップ【第2章③組織を知る②】

宗教を辞めたいけれど辞められない人に向けたシリーズ記事。 私自身のキリスト教系の教団「エホバの証人」での経験を基にして書いています。 前回から、元教団の方の書籍…

グレイ
1か月前
7

脱会のステップ【第2章③組織を知る】

宗教を脱会したいけれど、辞められないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験をもとにして書いています。 前回は、聖書そのものに…

グレイ
1か月前
7
固定された記事

夫婦で信者だったが、辞めたくなった時に読む記事①

こんばんは。 note界隈でもかつてエホバの証人だった人が、 「宗教2世」としてどのような人生を送ってきたのかを 次々と公開し始めています。 そして、今エホバの証人として生きることに疑問を抱いている人に向けて、 有益な記事をどんどん書いてくださっています。 これは、本当にありがたいことだし、 私自身にとっても、とても勇気づけられるのですが、 自分の状況と類似したケースでの経験談を見る機会はまだない、 というのが現状でもあります。 宗教2世の方の経験を読んでおりますと、

脱会のステップ【第3章⑥感情を取り戻す】

こんにちは。 宗教を辞めたいけれど、辞められない人に向けたシリーズ記事を書いています。 私自身、エホバの証人という宗教団体を辞めたいのに、辞められないという経験をしてきました。 もし、どこかに似たような境遇で悩んでいらっしゃる方がいれば、この記事がお役に立てれば嬉しく思います。 さて、 今日のテーマは「感情を取りもどす」という点です。 本日も、脱会のステップとしてとても重要なので、ぜひ続きを読んでみてください。 自分の考えをエホバに合わせる エホバの証人の理想系とし

捨て身による復讐

私がエホバの証人(JW)になったきっかけは母でした。 初めて、聖書の話やJWの話を聞いたのは私がすでに成人してからのことです。 聖書自体には興味があったのと、大学での専門分野との関連性もあって、 母から一緒に聖書を勉強しようと言われて二つ返事でOKを出しました。 しかし、勉強を重ねていくうちに、 徐々に「これは聖書の教えではなくて、この教団の教えなのではないか?」 と思うようになっていきました。 そして、jw流の聖書レッスンにもどこか受け入れ方さを感じていました。 j

脱会のステップ【第3章⑤二元論を乗り越える】

宗教を辞めたいけれど辞められないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のキリスト教系の宗教、「エホバの証人」での経験を基にして書いております。 本日は、「二元論を乗り越える」というテーマで書いていきたいと思います。 二元論とは何か さて、現代文の授業などで聞いたことがあるかもしれませんが、「二元論」とは一体なんでしょうか。 つまり、物事を二つの基本原理で考えることを二元論と言います。 私たちは、日常生活の至る所で二元論的な発想を頼りにしながら生きています。 ・男性

思考力・自由を奪う聖句10選(Part2)

私は、エホバの証人としてこれまで生きてきて、 聖書を教団の教えに沿って理解してきました。 この教団に疑問を抱いてからは、自分の意思で他の宗派の方の解釈や聖書そのものを読むようになり、 エホバの証人の聖書の解釈が時として、だいぶ信者を生きづらくさせているのではないかと思うようになりました。 その意味で、ずっと書きたかったシリーズが この「思考力・自由を奪う聖句」シリーズです。 Part1がまだの方は、こちらからご覧ください↓ Part1でも書きましたが、聖書自体に良い悪

真実はいつも一つか?

これまでエホバの証人という宗教団体に入信し、 その中でそこそこ熱心に勉強また活動してきました。 やがて、教理に疑問を抱き始め、 いろいろな方のブログなどを読み漁り、、 いまではその教えは真の神を伝えるものではないなと思い至ったわけですが。 その過程を経て、 現在は、 「たった一つの真実にこだわる必要ってあるのだろうか」 と思うようになりました。 たった一つの真実見抜く! 見た目は子ども、頭脳は大人。。 っている名ゼリフが某有名アニメにありますが、(私はけっこう好

脱会のステップ【第3章④バウンダリーオーバー】

宗教を脱会したいけれども辞められないという人に向けてその手順を解説しています。 私自身のエホバの証人(jw)という宗教団体での経験をもとにして書いております。 第3章では、「jw組織の教理がもたらす心理的影響」について解説しています。 今回の記事は、宗教を辞められない問題の核心部分に関係していると思っています。 今、書いている記事ももちろんそうなのですが、 この第3章を通してお伝えしたいのは、 辞めたいのに辞められないという状況に陥っている方は、 宗教を辞める辞めないと

JW組織に疑問を持ったきっかけ

このnoteを読んでくださっている方の半分くらいは、 エホバの証人関係の方ではないかと思います。(もちろん、そうでない方も大歓迎ですが) そして、教団に何らかの疑問を持っている方がほとんどではないかと思います。 私が思うに、疑問や疑いとは小さなことから始まります。 人それぞれ疑問を感じるケースは違うでしょうし、これから私が書く経験についても「そんなものだ」と大して気にならない人もいると思います。 ただ、 何かのちょっとしたことで感じた違和感というのは、けっこう当たって

思考力・自由を奪う聖句10選(Part1)

本日は脱会のシリーズ記事ではありません。 どうしてもシリアスな話題がちになってしまうので、 少し脱線して、書き味もややゆるく書いていきたいと思います。 私はエホバの証人というキリスト教系の宗教団体に所属しておりました。 このnoteでは、 エホバの証人をはじめ、宗教団体(主に新興宗教)を脱会したいと思っている人に向けて記事を書いていますが、 私自身の立場として、 エホバの証人の個人個人については、尊敬できる方が多く、本当に謙虚で真面目な方が数多くいらっしゃるという認識を

脱会のステップ【第3章③アダルトチルドレンとの親和性】

宗教を辞めたいけれど、辞めることができないという方へ向けた脱会のステップを紹介するシリーズ。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験をもとにして書いております。 第3章では宗教団体の教義や信者として生活していく中で、どのような心理的な影響があるのかを解説しています。 本日はタイトルにもある通り、アダルトチルドレンとの関係性について書いていきたいと思います。 アダルトチルドレンとは何か? 私は心理学の専門家というわけではないので、厳密な定義ができるわけではありませ

脱会のステップ【第3章②マインドコントロールの手法】

宗教を辞めたいと思っているものの、様々な理由で勇気がでない、行動できないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人というキリスト教系の宗教団体での経験を基に書いております。 さて、本日ですが、 この脱会できない問題の核心部分であり、私自身にとってもここをいかにして突破できるかが最重要だと考えている部分であり、ぜひ興味を持たれた方はじっくりと読んでいただきたいと思います。 ※本日の記事は少々長くなると思います。前もってお断りしておきます。 「宗教2世」問題の難

脱会のステップ【第3章①心理的影響を知る】

宗教を脱会しようと思ったものの、なかなか行動に移せない、自分の決定に自信が持てないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験を元にして解説しております。 第1章は現状を知ること 第2章は聖書や組織の教義について知識を得ること について解説してきました。 本日から第3章に入ります。 この章では、主に「辞めたいけれど辞められない」という現象はなぜ生じるのか、そして、それは教団の教義とどのように関係しているのかといったことを心理学的観点を交えな

脱会のステップ【第2章③組織を知る③】

宗教を辞めたいけれど、辞められない方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験を元にして話しております。 前回までは、元教団のメンバーだった方の書籍を紹介していきました。 今回は、私が組織の矛盾点などを知るために役立ったインターネット上のブログを紹介していきたいと思います。 個人的には、体験談というよりも理論的に教義を考察していくタイプのブログに助けられましたので、そうしたブログの紹介が多めになっておりますことをご了承ください。 では参りましょ

私が宗教を辞めようと思った理由①

本日は、脱会のステップシリーズではなく、別の話。 なぜ、私が宗教を脱会したいと思ったのかについて少し話したいと思います。 これまで、「脱会のステップ」というシリーズ記事で説明しているように、 私はエホバの証人という宗教団体に所属していました。 なぜ辞めたいと思うようになったのか、理由はいくつかあるのですが、 そのうちの一つを記事に残しておこうと思いました。 その理由を一言で言えば 教団の言うとおりにしていても幸せにはなれない 教団は自分の人生の責任を取ってはくれな

脱会のステップ【第2章③組織を知る②】

宗教を辞めたいけれど辞められない人に向けたシリーズ記事。 私自身のキリスト教系の教団「エホバの証人」での経験を基にして書いています。 前回から、元教団の方の書籍を紹介しています。 ※まだの方はこちらを先にお読みください。↓ 組織はこうした元教団の一員だった人が発行する書籍や、書いているブログを「背教者の情報」として信者に見ることを禁じています。 それは「悪魔の罠」だと主張するわけですが、そうした背教者の書籍では、組織にとって書かれるとまずいことを指摘しており、それを読ん

脱会のステップ【第2章③組織を知る】

宗教を脱会したいけれど、辞められないという方に向けたシリーズ記事。 私自身のエホバの証人という宗教団体での経験をもとにして書いています。 前回は、聖書そのものについて知見を広げるための一般の書籍を紹介しましたが、 今回は、いよいよ組織の教義に切り込んでまいります。 いわゆる「背教者」の文章も紹介します。 もしかすると、まだ背教者の文章を手に取ってみることに抵抗感があるかもしれません。 ・組織の教えに背くことになるのではないか ・神から見て罪を犯すことになるのではないか ・