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ワークシフト支援企業の新卒0期生が体験した、自分と顧客のワークシフト

こんにちは。
LiB新卒0期生の仲田と湊です!

この記事はLiBの2019年新卒の2人が「“令和時代の働き方”から見る企業・求職者・LiB」についての対話をまとめた記事です。

<こんな方に見てもらえると嬉しいです>
・コロナ禍においてチームリーダーを任されている若手の方
・リモートワークを検討予定の人事の方
・今後の自分の働き方に不安がある方

【話者紹介】

◇仲田光希
クライアントサクセス担当

経歴:
新卒採用担当→人材紹介法人営業(RA)→
スカウト媒体営業(FS)→スカウト媒体営業(IS)→
クライアントサクセス(CS)→スカウト媒体営業兼チームリーダー

現在は、
クライアントサクセス担当、中途採用担当等の業務を兼務しており、お客様の採用成功のサポートや、プロダクトアップデートの提案、自チームの採用にチャレンジしております!

入社経緯や想いに関しては↓


◇湊祐一郎
法人営業兼チームリーダー

経歴:
新卒採用担当→スカウト媒体営業(IS)→スカウト媒体営業(FS)→スカウト媒体営業兼チームリーダー

現在は、
私含め4名から成るチームのリーダーとして、主に企業様向けに採用のご支援をしております!

入社経緯や想いに関しては↓


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※左:湊 右:仲田

【目次】
#自社の働き方について
#お客様の働き方:企業様/求職者様のそれぞれの観点で
#最後に

※同期間の対話のため、一部くだけた会話になっております。

#自社の働き方について

仲田:
じゃあ、まずはLiBの働き方について聞こうか、湊くんって今どんな働き方なんだっけ?

湊:
僕はフルタイムで働いていて、だいたい9:30から19:30、ほぼフルリモートだね。
月1回開催のCAMP(全社会議/社内名称「CAMP」)に参加するために出社することがあるけど、最近はCAMPもリモート開催になったりしてるから、実質フルリモートで働いているよ。

仲田:
いつ頃から今の働き方になったんだっけ?

湊:
2020年末ごろからかな。2020年の最初の緊急事態宣言から徐々に……って感じ。
仲田くんはどう?

仲田:
働いてる時間は湊くんと同じだけど、週1日出社で4日はリモートワークだね。チームや事業部によって推奨出社日が決まってて、所属チームは火曜日と木曜日が推奨だから、火曜日には毎週出社するようにしてる。


湊:
なるほど。
今の働き方をどう感じている?


仲田:
個人的には働きやすいと思っているかな。働く時間の自由度は高いから、生産性は上がる。
LiBは「働き方に関しては、世の中の情勢やコロナの蔓延状況に関わらず、社員の都合を最優先します」ということを掲げて、各個人が最もパフォーマンスが上がる働き方をしてください、という選択肢を与えられている状態だと思うけど、会社として社員への信頼とコミットの表れでもあると思うから、凄くポジティブに捉えているよ。

湊:
会社から伝えられる「働き方をこうします」というのは、会社からのメッセージでもあるよね。

仲田:
そうだね。ちなみに、湊くんは今の働き方をどう思っているの?

湊:
個人の可能性を活かせる働き方という意味で、固定観念が全くないし、働く人自身が選べることは非常に良いと思う。
ただ、「誰しもが、“自分らしいパフォーマンスが出せるベストな働き方”の解を持っているとは限らない」というところは難しいところだと思うんだよね。
自分にとって一番働きやすいと思った働き方が意外とパフォーマンスが出なくて、少し変えてみたら改善したみたいなパターンもあって。
ウィズコロナと呼ばれる時代になってから数年経って働き方に関しての関心も高まっているけど、そもそもすべての人に共通した「ベストな働き方」なんて無いと思うんだよね。
だから、リモートと出社を選べるのは文化としては良いなと思う一方で、最適な状態かは分からないかな。

仲田:
自分の中でベストな働き方が見つかったかと思いきや、部署異動や役割チェンジみたいな、違うフィールドにチャレンジするタイミングが来たら、以前と同様の働き方でベストパフォーマンスが出せる環境じゃなくなることもあるよね。
今の働き方が自分のベストパフォーマンスが出せるものなのかということは常に問い続けなければいけないなと思う。
そのうえで、会社として重要なのはフルリモートを導入することだけではなくて、社員に選択肢を与えてあげられることだと思うな。

湊くんは僕よりもリモート比率が高い中で、リモート勤務だからこそ難しく感じるポイントってあったりするの?

湊:
なんかこの働き方に慣れたから思いつかないんだよね(笑)でもリモート勤務ならではの弊害はあるよ。例えば、コミュニケーションかな。シンプルにすぐに人に質問ができないとか。

仲田:
うん、リモートワークだと、コミュニケーション量、特に雑談が少なくなったかなと思う。

湊:
僕の場合、逆にオフィスで働くと雑談が多くなっちゃうんだよね(笑)

仲田:
これも人によってなんだね(笑)
僕は、雑談の中で日々一緒に働いてる人が、どのタイミングでどういう感情で働いているかというようなコンディション観点とか、日々の仕事でどんな時に喜びを感じるのかというようなモチベーション観点とかが雑談の中から見えるとから重要だと思っていて、それがリモートだとやりづらいと感じている。
それによって、伝え方とか、仕事の依頼の仕方とかって少し変わるから。

湊:
そうだね、それを緩和させるために朝会(チームミーティング)で「土日にあった出来事」や「おすすめのマンガ」などの雑談テーマを設けて話す場を設けたりしてるよね。

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仲田:
うんうん。
難しいポイントをあまり湊くんは感じていないようだけど、改めてリモート勤務の良いポイントはどうかな?

湊:
シンプルに素敵な人柄・経験・経歴の仲間を募りやすくなったことなんじゃないかな。
リモート勤務ができる環境でなければ出会えなかった人がいるわけで。例えば今兵庫からフルリモートで働いているメンバーもチームにいるし。

仲田:
それは感じるね。今まで勤務地が違うだけで出会うことすらできなかった経験豊富な人たちと一緒に仕事ができるのは良いことだね。

湊:
あとは、移動時間が少ないとかはあるね。

仲田:
「自分が出社する」ということもそうだし、「企業様のオフィスにアポイントで伺う」という意味でもそうだね。
僕たちはインターンの時(2018年〜2019年)から営業活動してたから、訪問に慣れたタイミングでリモートに移行したけど、訪問の前後30分〜1時間は移動に使っていたもんね。

湊:
勤務時間8時間のなかで、1時間の商談に往復1時間半ぐらい移動に費やしていたから、相当な時間だよね。

仲田:
その移動の間、よりお客さまとのコミュニケーションに時間を使えるわけだから、今思うと勿体なかったよね。

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#お客様の働き方:企業様/求職者様のそれぞれの観点で

仲田:
ちなみに、社内が変化する中、企業様と求職者様はそれぞれどう変わっていると思う?

湊:
企業様に関しては、二極化してるよね。コロナ禍で物理的にリモートにせざるを得なくなった期間が2020年から続いていて、もう「リモートワークのままでいい」という企業様もいれば、「フル出社に戻した」という企業様もいるし。
逆に求職者様は、コロナ禍で「リモートでも仕事ができること」に気づいたじゃん。
そんななか、強制リモート期間を経て「出社に切り替えます」と会社の方針が変わった時に、「私って別にリモートで仕事できてたよな」というモヤモヤが転職理由になるタイミングが来てるよね。
だからこそ、企業様は「なぜこの仕事がリモートでできないのか?」を突き詰めないと、それが理由で退職に至る事例も出てしまうよね。

仲田:
フル出社にする理由を「過去そうしてたから」ということを根拠にしても、社員からすれば納得感は生まれづらいよね。
自分たちも企業様により良い働き方の提案はしているけど、根付いてしまった「リモートでは仕事ができない/しにくい」や「パフォーマンスの質が落ちる」という固定観念を変えていくっていうのは本当に難しいと思うな。

話が少し変わるけど、今僕らもチームメンバーの採用のために面接をしていて、求職者様から「本当にフルリモートで働ける会社があるんですね!」って驚かれるし。

湊:
うん。それが僕らの採用の優位性になっちゃってるよね。

それは、採用する側の僕らから見ると仲間が増えてありがたいけど、ユーザー側に立った時にはもっと選択肢があったほうが幸福度の総和が高まるんじゃないかと思っていて。

別にLiBに入社することが、その人の幸せになるとは限らないから。

そういう意味で僕たちはメリットを享受しちゃってるけど、求職者目線では選択肢が増えればいいよね。

仲田:
採用面接のシーンで言うと、「リモートワークができるかどうか」の軸で転職活動をされている方はかなり多いね。

しかも、だいたいそういう方々はスキルフルなんだけど、「LiBしか選考受けてないです」みたいな方で、逆にリモートワークができないと、転職先の選択肢にも入らないという感じ。

湊:
そうだね。

仲田:
改めて働き方の文脈で「自社の働き方として」と「顧客担当として」の二軸でそれぞれどうしていきたい、っていうのはある?

湊:
まず「自社の働き方として」では、「自分の今の働き方が自分にとって最適か?」っていうのは固定観念を持たずに突き詰めていきたいな、とは思うね。それが時間と場所の2つを調整をするのか、それ以外のところで調整をするのかは分からないけど。

自分たちは、相対的に柔軟な働き方をしているとは思うけど、そこに変に甘えずに、自分自身を見つめていきたいな。

「顧客担当として」では、特に顧客に関しては正直、選択肢があることは知ってると思うんだよ。

ただ、「自分たちはこうしていきます」っていう中にどれぐらいの考慮があるんだろう?と思うし、逆に諸々考えた結果、「フル出社が本当に今のところは最適だと思うんです」っていうのに対して無理やり変えようとは別に思わないから。

今答えが企業様にあったとして、その結論がどういう過程で導かれたのか?っていうことにはちゃんと寄り添いたい。
そして、少しでもお互いに違和感があれば、そこはちゃんと指摘して一緒に改善していきたいよね。

仲田くんは今後どうしていきたい?

仲田:
僕も湊くんと同じかな、ベストな働き方を問い続けることが大切だと思う。
企業様も自分自身もね。

「自社の働き方として」という観点では、自分たちがまず、柔軟な働き方を体現することが大切だし、それを固定化せずにその時々で「今の働き方が最適なのか」を問い続けることが肝になると思う。

そして、「顧客担当として」という観点では、
企業様に事例として、当事者として展開/提案していくことで少しでも視野を広げてもらえたらなと思う。

そうすることで、苦戦している企業様の採用を一歩前に進めて、結果求職者様も選択肢が増えてプラスになるというサイクルを色々なところで生み出せるといいな。

#最後に

今回、「ワークシフト支援企業の新卒0期生が体験したワークシフト」と銘打って話をしてまいりましたが、記事でも触れた通り、一人ひとり望ましい働き方は異なり、かつ個人単位でも変わり続けることが予想されます。

そんななかLiBでは「働き方に生き方をあわせる」ではなく「生き方に働き方をあわせる」という価値観で、ご自身の人生に納得感を持ったうえでジョインいただける環境を用意しております!
ご自身で抱えられているモヤモヤ、もしかしたら当社で活躍いただくことで解消できるかもしれません。

少しでもご興味があれば、ぜひ一度お話ししましょう!