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【コネ一切なし。】短期離職を繰り返した私が、デザイナーとして内定を頂いた方法。(番外編)


数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
Liall.のshibutyaです。

今回は「番外編」ということで、書類作成やポートフォリオ作成、面接で意識した「細かい部分」や「こだわりポイント」に関してお話したいと思います。

以前の記事はこちらからどうぞ。

学生の方対象のこちらの記事も参考になりましたのでぜひ!

a.ポートフォリオ作成中、必ず一人からフィードバックをもらう

大事なポイントは「一人」ということです。(私の場合)
複数人から意見をもらうことも大事ですが、「自分がこの人の修正なら100個でも対応できる」という方を決めると良いと思います。よくありがちなのは、「複数人の意見をもらったのは良いけど、うまく取捨選択できず、全て反映したものの最終的にはカオスなものがで秋上がってしまった」ということです。私も、「いろんな人から意見をもらってより良いものにしよう!」としていた傾向があり、過去の作品で沢山失敗してきましたので気持ちは十分わかります。

私は自身のポートフォリオを作成段階では「学部」の先輩から意見をもらっていました。
実際どのような方にもらっていたのか紹介します。

・最初から完成まで、とことん突っ込んで意見をもらえる
・「これをこうすれば良くなる」と「良くなる方法」までセットで伝えてもらえる
・(多少言葉が汚くても)この作品は掲載しない方が良いと「厳しい目」で取捨選択してもらえる

がありました。特に大事なのは、2番目です。
良くありがちなのは、「なんかこのレウアウトいまいちなんだよね〜、もうちょっと良い感じにできない?」というような曖昧な言い方です。私も日頃から気をつけないとと思っているのですが、良くやってしまいます。
これがクライアントさん相手なら、デザイナーとしての力量が試される訳ですが、アドバイスをするという段階で「最終的なイメージが見えていないままアドバイスをする」と間違いなく「ぱっと見しないもの」が出来上がります。最終的なイメージが見えている人だと、「この画像をこのイメージに差し替えて、この文字間を何ピクセル程度左に移動して、カラーを#000000に変更」というようにかなり細かく指定して発言します。これはあくまで極端な例ですが、実際にこの通りにすると思っていた以上の仕上がりになることが多いです。

また自分の作品に対して「これ、う◯こやわ」と突っ込んでくれる人も大切です。(急にお目汚し失礼しました)
身近な人は自分の性格を知っているということもあり、良い意味で「オブラート」に包んで発言をしてもらえます。しかし現場では「なんでこんなイマイチな写真を選んだの?」「これダメ、これもボツ。」とバッサバッサ切られます。(全ての会社やデザイナーさんがそうとは限りません)

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(あの仕事、やり直しか…)

勘違いしてはいけないのは「これを斜めに受け取るのではなく、素直に受け取る」ことが大事ということです。伝え方がよろしくないのはさておき、先輩方やプロで何年もデザイナーをされている方は少なくとも自分より圧倒的な数の「良い作品」をみてきています。その方の基準で自分の作品をみたら、足りない部分が沢山あるのも当然のことです。
そのため、一旦はその言葉を受け止め「より良くなるために改善していこう」とすることが良いと思います。そういう方から褒められると圧倒的な「達成感」を味わえますし!

ぜひあなたの身の回りで「一番厳しい人」から意見をもらってみて下さい!
間違いなく成長できます。


b.面接は「ワールドを展開」したら早い

フィールド魔法的なやつですね。
これは職業訓練校に通っている際、他の方から言われて気づいたことなのですが「自分のワールドに引き込むのがうまい」とありがたいお言葉を頂きました。自分では全く意識していなかったのですが、「面接官を自分のフィールドに引き込む」ことを行なっていたようです。

面接のコツはここで面白く基礎を学べますのでぜひ!

元々、広報を仕事にしていたということもあり、(現在はLiall.で広報を行なっています!)いろんな方と関わる上で鍛えられたのかなとも思いましたが、中身は「超絶人見知り」です。おまけに長時間人と一緒にいると凄まじい頭痛がするぐらい「人」に対して敏感です。(得意な人苦手な人に関わらず、この症状は発生します)

そこで改めて「広報」という仕事の中で身につけたスキルが面接に役に立つのではと思い、下記にリストアップしてみました。

・女性は額あたり、男性は首元を見ながら話をする(目線は合わせなくてOK)
・普段出している声より、大きな声で話す(体育館でスピーチすることを意識)
・基本的に女性、男性関わらず「頭頂部」は見ない(視線が大きく外れるので相手からの印象が悪くなりやすい)
・具体的なエピソードを話せるように準備しておく
・「面接官の表情が変わった瞬間」を見逃さないようにする

ざっくりこんな感じです。

ずっと目を合わせ続けるのはかなり大変ですし、自身も相手もお互いに「威圧感」を感じてしまいます。程よい距離感で話をするためには最低限これだけあれば大丈夫かと思います。

「面接官の表情が変わる瞬間」というのは、例えば「この話を始めた瞬間に少し前傾姿勢になったな」「ずっと目線を合わせるようになった」など細かい部分の変化のことを指します。「話題に関して質問が多い」場合はもちろん、あなたに興味がある証拠なので、どんどん掘り下げて話を進めていきましょう!フィールド魔法展開して下さい。
ただ、最後まであまり話が盛り上がらず、能面のように表情が変わらない方もいらっしゃいます。その際は潔く諦めて、「とりあえず頑張った自分」と思いつつ、どんな結果であれ、「次行こう」と思うことが大切かと思います。

ちなみに私は、話始めて大体10秒ぐらいで、「あー、この人表情変わらないな」と思った場合は早く面接を終わらせようとします。お互いの時間の無駄は良くないですからね!

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(今日の夜ご飯何かなぁ〜)


c.駄目だったら5分間落ち込んで、後は考えないようにしよう。最後は運。

短期離職ガチ勢の私ですが、最初の頃は本当に不採用の度に落ち込みました。なんてピュアな心!と今から考えたら思いますが、今は「あ。ふーん」ぐらいです。あくまでも最後は「運」です。私は日頃の行いが良くないのか何なのか分からないのですが、とにかくLUKが低いです。そのため、良くトラブルに巻き込まれたり、ありえない事に遭遇したりします。

…という余談はさておき、本当に最後は「運」です。
その時、超絶つよつよデザイナーがいたら私は選考通過できないですし、長期的に1社で勤められているデザイナーには履歴書の時点で負けます。そのため、「書類」でとことんこだわっているというバックボーンもあります。

書類の事に関してはこちらからご覧頂けます!
どんどんパクってOKです。有効活用して下さい。

落ちたのは自分のせいではないです。単なる巡り合わせにすぎません。
そうやって「良い意味で」諦めることも無駄ではないと思います。
できる限り準備をして、最後まで頑張ったあなたは偉いです!少なくともこの記事を読んで頂けているだけで、素晴らしい巡り合わせです。自信を持って頂ければと思います。

d.これから転職活動される方を全力応援します!

まだまだ大変なご時世ですが、少しでも頑張るあなたの役に立ちたいと思い、このシリーズを執筆致しました。わかりやすい文章かどうかはさておき、思いを全てぶつけて描き切ることができたと思います。割と真面目なシリーズでした。

次回からはまた視点を変えて、私らしく書き進めていこうかなと思います!
疑問点などもありましたらお気軽にどうぞ!


記/shibutya

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