【本音で語る家づくり】№43 「家づくり」で、最近よくある「わな」とは?
こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
今日は、家づくりに関して、最近よく相談されることについて、あなたにご報告しようと思います。実は、私は「わな」と呼んでいるのですが・・・
「私は、絶対大丈夫だよ。だまされないよ」
あなたももしかしたら、そのようにお考えかもしれません。
私も、情報化社会の中、このような失敗を繰り返す人は、さすがにもういないだろうと、最近は思っていました。しかし、現実は違う。
なぜ、このような話題を取り上げようと思ったかというと、「この人は、大丈夫だろう」と思っていた人から、立て続けに質問を受けるケースがあったからです。
それでは、「わな」とはどのようなケースなのでしょうか?
わな1
「限定○○棟ということで、契約金50万円を支払い、契約書に判を押したのですが、その後、予算に入れていなかった費用を請求されて困っています。」
解説:契約の中に、水道工事、消費税やカーテン、照明の費用が入っていなかった例です。もちろん、それをご存知の上、確認しての契約なら、全く問題がないのですが、確認していなかったために、このようなことがおこりました。
わな2
「建築条件付の土地を購入したのですが、建物の話を始めたら、自分達の考えていた建物費用より500万円も増えてしまって困っているのですが・・・」
解説:建物は、坪だいたい○万円という営業マンの言葉を信頼して、契約した例です。しかし、実際打ち合わせをすると、オプションばかりで予算オーバーが判明。(また、土地の安さからすると、土地の分の利益を、あらかじめ建物のオプションにのっけようと、いうことが想像される)
このような「わな」に、共通している点が2点程あります。
それは、どちらも「不自然な程、急がされて、契約している」、「結局総額いくらかかるのか?という、大事な視点を忘れてしまっている」という点です。
具体的には、1、2のケースの方はそれぞれ「もう、限定○○棟になります。契約金だけでも入れてください。他の方が買ってしまいます」というセールストークで、急がされて契約したとおっしゃっていました。
もちろんこのような、セールストークを使う住宅会社が、全て悪徳会社とは言いません。あなたと確認した上での契約なら問題がおこる可能性は少ないでしょう。
しかし、自分の身を守るために、最低限確認するべきことは、確認した上で契約することをお勧めします。
・土地の契約前に間取りを考える。(土地を、建物を建てるために買うなら必ず)
・土地契約前に、結局総額いくらかかるのか?(建物も含めて)確認する。
・土地契約前に、建物の費用にはどんなものが含まれているのか?確認する。特に、水道工事、寒冷地費用、照明、カーテン、消費税、登記費用、融資諸費用、など。
それではまた!
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執筆者はこの人!
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工務店の現役役員として、マーケティングと経営に力を注ぐ一方、全国数十社のオーナー経営者、経営幹部・リーダーと共に、メンバーが望む人生を手に入れ、主体的にライフもワークも楽しむ仕組みづくりを行なっている。自称フロー父さん&七軍曹。実はとても有名な方で、フロー父さんのファン、多いんですよ✨
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