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ロシアは人民元を売っていた


ウクライナ戦争による欧米の制裁を受け、ロシアと中国が手を結び「ドル支配を解く人民元」と表現しました。
ブラジル大統領も人民元建てで合意しました。
新興国の結集で、これを材料にドルの崩壊だと、煽る陰謀論がネット上に散見されました。
陰謀論も考慮する私ですが、この件は整合性が取れてません。
そんな陰謀論に反し、人民元は大幅に下落してます。

最近連日、BRICSの加盟国拡大のニュースが流れてます。
一方で、数日前に見た経済ニュースです。
ロシアは人民元を昨年1年間で相当分を売却したのが公表されました。
プーチンと習近平が、お互いを信用するわけないんです。
対西側諸国としながら、1番不信に思う両者です。

もし私が世界統一政府の幹部だったら、ロシアと中国で組んでもらうなんて、駒としても危ういと考えます。
中国の若者失業率が25%だと発表しました。中国発表の倍が実体なので、50%だと世界は見てます。とうとう中国当局は失業率発表は辞めると言いました。得意の隠蔽です。
そろそろ若者のクーデターもあり得るかもしれません。


BRICSは2001年ゴールドマン・サックスによって名付けられました。私はよく覚えてます。
新興国ブームでドルの衰退と煽り、ゴールドマン・サックスは売り抜け、その後に新興国は崩壊し、個人投資家はハシゴ外されました。
AIIBだ一帯一路だの時も、加盟国が増えた、人民元が基軸通貨になると言っていた人は、今どうしているのでしょう。

よく陰謀論で、米中戦争が世界統一政府の布石だとする考えがあります。
現実は米中全面戦争というより、台湾や沖縄で米中の軍事衝突はあり得ますし、現に軍の動きは見られます。
日本が戦闘に巻き込まれ、当事者にされる惨事がありそうですが、とても世界統一政府に結ぶシナリオは見えません。
世の多くは陰謀で出来てますが、多くの陰謀論は因果関係がズレています。

もし私がロスチャイルドだったら、むしろロシアと中国が戦争するように仕掛けます。
独裁色強まり弱ってる両国、戦争で分解分割されて、EU内で分解ロシアを分捕り争いし、そこへ米国が割って入り、欧米ぶつかります。
中国割れて、米国に利用された日本が参入させられて、長年争っていたインドや他のアジア新興国が利権に介入して、アジアが混沌とします。
このように、西側諸国の各国の国益要求を炙り出し、世界秩序が乱れ、そして統一する体制を打ち出すと思います。


アッチ側の立場を想像した、私の勝手な妄想です。
やはり通貨から、この手の尻尾が見えてきます。

通貨の陰謀↓


そういえば、プリゴジンが暗殺されたニュースが流れましたね。誰も驚きません。やはりあれが見納めでした。


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