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Otus - Overglaze EP
Lowtide Fanzine 3 (2017) 掲載
東京ネガティブ・ハードコア、Otusの5曲入り(MP3はボーナスでDisembodiedのカバーがついて計6曲)。
タカシ君はInside時代から自分の作品のクオリティコントロールを凄くしっかりする人だなとずっと思ってるんですが、今作もまずクオリティがバリ高いです。Harm Reduction周辺のバンドと比較しても遜色ないクオリティで、英
Inside - Demo 2010
Forge Zine (2011) 掲載
先日可燃引火のディスコグラフィーをリリースしたFinal Letterから、Tokyo Straight Edgeを掲げるInsideのファーストデモ。ストロングでファストなオールドスクールサウンドに、意味のある日本語詞をちゃんと日本語っぽく発音するボーカルが無理なく乗る(これって実はかなり凄いこと)、スタイリッシュさと意思主張がしっかり共存してる音だと
Rebel One Excalibur - tπ / set 7″
Blue. September. Blue. Distro (2016) 掲載
レベルワンを初めて見たのは新宿音楽館で、確か2012年の春か夏頃。その時から普通に良いバンドだな~と思ってたんだけど、その翌年に彼らの地元福島でライブ見たら信じられないくらいレベルアップしてて、その時「前回と別物みたいになってる!てか何だこの凄いバンドは」って思ったの覚えてます。
そしたらそこからライブ見るたび軽々
Yaphet Kotto - We Bury Our Dead Alive
Blue. September. Blue. Distro (2017) 掲載
賛否両論わかれたYaphet Kottoの3枚目にしてラスト・アルバム。
前作、前々作が名盤であることは多くの人が認めるところだと思うんですが、今作は人によって大分評価分かれますよね。
なんせ今まで最大の魅力だった「青さ」や「エモーショナルさ」がほぼ消えてしまってるんす。
代わりにポスト・ロック的な静寂パートや壮大な
Yaphet Kotto - The Killer Was in the Government Blanket
Blue. September. Blue Distro (2017) 掲載
メンバーが被っているBread & Circuitsのアグレッシブさを受け継ぎつつ、大幅にエモ要素を増加させたYaphet Kottoの7″に続くファースト・アルバム。1999年作。
僕が初めて買ったEbullitionの音源ってReversal of Manの”This Is Medicine”で、勝手にEbulli
Moldar - Last Five
Forge Zine (2011) 掲載
Calculatorともスプリットを出した西海岸の10代の東アジア系3人組エモ・バンド。浮遊感のある不思議な音で、歌とも絶叫とも語りとも言い切れないボーカルが映える独特のスタイルを持ってる。似たバンド挙げるのがけっこう難しいんだけど、浮遊感のある中期On the Might of PrincesとかI Hate Myselfっていう感じが一番近いかなあ。
Heritage Unit - Enjoy Moving On
Lowtide Fanzine 4 (2017) 掲載
西海岸エモーティブ・ハードコア、Heritage Unitの前作”Everything Made Obsolete”に続くセカンド・アルバム。
前作もFour Hundred YearsやAmber Innを現代にアップデートしたような素晴らしい出来だったんですが、今作はちょっと予想以上。前作と基本路線は同じで90年代のLovittやEb
Heritage Unit - Everything Made Obsolete
Forge Zine 3 (2017) 掲載
Moldar(Calculatorの盟友的なバンドだったアジア人3人組の激エモ・バンド)の中心人物だったMark Chenによる最新バンドのフルアルバム。
これがもう90年代全盛期のLovitt Records系エモ完全再現です。聴いてて頭に浮かぶのはFour Hundred Years, Sleepytime Trio, Maximilian Co
Healing Powers / Trueth / Akallabeth - 3 Way Split 12"
Lowtide Fanzine 3 (2017) 掲載
UK激情エモの3 way split。Healing Powersはもっと日本で爆発的に人気出ても良いと思うんだけど、好きって人はおろか知ってる人もあんまり見ない印象。2014年に出した5曲入りの7"が完全にBlue Friend meets Zdizs Lawな音楽性で、その2組好きな人だったら100%気にいる音だと思います。このスプリッ
Detrytus - The Sense of Wonder
Lowtide Fanzine 3 (2017) 掲載
東京の3人組ポスト・ハードコア・バンドのファースト・アルバム。彼らをよく語る時に引き合いに出されるHooverやRegulator Wattsなどの90年代Dischord / Slowdime系のポスト・ハードコアの影響は勿論感じるんですが、今作に至るまでにそういったバンドの直系感・フォロワー感は完全に払拭して独自のカラーを確立してると思
Mira - S/T
Lowtide Fanzine 4 (2017) 掲載
ドイツに帰国したヨハネス(ex-ilill)がex-Manku KapakのNicoらと共に始めた新バンドの3曲入りデビュー音源。
これまためちゃくちゃクソかっこいい音源出しやがりましたね!Human HandsやI Hate Myselfなどを彷彿とする音ですが、ilill同様曲構成が抜群に上手くてキャッチー。1曲の中にきちんとストーリ
Ensslin - Thumbsucker
Lowtide Fanzine 4 (2017) 掲載
ロシアの5人組エモ・バンドの2015年のデモに続く5曲入りの初LP。 昨年から先行でストリーミングされていた”Realm of Fancy”という曲が至極の名曲で、死ぬほど聴き狂ってたんですが、なかなかフィジカルがリリースされず。。。待ちきれなくなっていたところでデータがBandcampで先にリリースされたので先に買ってしまいました。
Sunday Bloody Sunday - S/T
Lowtide Fanzine 3 (2017) 掲載
結成歴10年以上、SBS待望のファースト・アルバム。アコギのイントロから2曲目のCrowbar並みにドヘヴィなリフ、そして富永さんのTool並みに伸びやかな上手すぎる高音ボーカルが入った時点で最高が確定されてしまいました。これちょっと凄い。
以前配布してたライブ音源6曲入りのデモも個人的に結構好きで愛聴してたんですが、今作はそんなレベルじ
Chaviré – Des Bruits Qui Restent
Lowtide Fanzine 3 (2017) 掲載
ちょっと!上の()内のレーベル名を見て下さいよ!!そうです、Stonehengeが超久しぶりに出した激情エモの音源出しました。それだけで個人的に胸熱だし、それがこのChavireというバンドだというのも嬉しい。
彼らはフランスはナント出身の若いバンドで、自らを「DIY emo punk」と名乗るバンド。
フランスは実際行ったときDIYとか
Chaviré – Demo
Lowtide Fanzine 1 (2015) 掲載
フランスのポリティカル・DIYバンドによる5曲入りデモ。Yage(“The Human Head Too Strong for Itself”期)+ Amanda Woodward的なスタイルの楽曲で、今の時代に一周して新鮮に聞こえる硬派な激情エモが◎。ライブではChain of Strengthのカバーなどもしている模様。全5曲。
#C
Broken Rust - Our Story Never Ends
Lowtide Fanzine 4 (2017) 掲載
2015年に出たEndzweck, MMOS, For Lifeとの4 way splitに入ってた"Make a Circle"って曲がネクストレベル過ぎて、ずっとアキオ君とかにヤバいヤバいって話してたBroken Rustの初フル・アルバム。
簡単に言うならユースクルーだけど、特にこの時代のこのサウンド!って感じじゃなくて、それこそC