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イギリス散歩 早春の湖水地方をゆく②〜ワーズワースの村からEasedale Tarnを歩く

一泊でやってきたイギリス湖水地方Ambleside、一夜明け、本日も晴天なり。せっかくやってきたので、ハイキングをしていこうということになりました。

その①はよろしかったらこちらからどうぞ。

当初の計画では、Ambleside近くのコースを行く予定でしたが、朝になって急遽変更。Grasmereに行くことになりました。前日、車で通りかかった時「Grasmereも素敵だね」と私が漏らしたせいかな。トラオさんありがとう。

これがとても素敵なコースだったので、ハイキングを中心にお写真でお届けしたいと思います。

まずは楽しみにしていた朝ごはん

旅先の朝ごはんをとても愛しています。すごく楽しみにしていたんです。

気持ちの良いダイニング

イギリスのB&Bやゲストハウス、ホテルはたいてい朝食がセットになっています。そして、かの有名なイングリッシュブレックファーストと呼ばれるものが多いのですが、イマドキは自分でカスタマイズできるところがほとんどのようです。

卵料理:目玉焼き(fried egg) ⚠️sunny-side upは英国では通じないかも
    スクランブルエッグ
    オムレツ
    ⚪︎卵は普通2個です。1個にして欲しかったらそう伝えます
付け合わせ:ビーンズ(トマト味の大豆みたいな豆)  
      焼きトマト
      炒めたマッシュルーム
      ハッシュドポテト
      ソーセージ(ヴィーガンあり)

トースト(バター、ジャム、ママレード、マーマイトなど)
→トーストの上に卵料理を乗っけてくれることが多々あります。

イングリッシュブレックファーストって
ジュースやヨーグルト、ポリッジなどは
セルフサービスになっていました。
フルーツヨーグルトをこんもりといただきました。
クロワッサンがついていたので、
トーストは遠慮しました。
旅先の目玉焼きを
とっても楽しみにしています。

ワーズワースが暮らし眠る村Grasmere

詩人ワーズワースが長年暮らし、今も眠る場所、それが、Grasmere(湖)の北にある小さな村Grasmereです。実はそれに気づいておらず、ゆかりの地は巡らず、知らない間にお墓の前も通ったというアンポンタンなmarmaladeです。

素敵な街だなとふわりと連れられて、ぼーっと楽しんでまいりました。

アンブルサイドから北上
Grasmereから、ハイキングで、
黄色で囲んだ小さな湖に向かいました。
石造の家が並ぶ
とても素敵な街並み
ピーターラビットのお店
釘付けになるmarmalade

実は、ハイキングに行ってしまい、Grasmere(湖)はドライブ中に眺めるにとどまりました。

Easedale Tarnを歩く

実は朝聞かれました。
「平坦で楽なコースにする?ちょっと大変なコースがいい?」と。

「久しぶりだから、楽なコースがいい」と答えました。なので、今日は楽チンだななんて余裕のmarmalade。坂がきついお年頃なのです。

さあ、お写真でどうぞ。
「Easedale Tarnに行くからね」byトラオ

どこに行ってもこんな感じの案内があります
Easedale Tarnコース
どこを向いても美しい
この石垣は湖水地方独特の塀です
このくらいの坂なら
へいちゃら
羊たちはもっこもこ
可愛い家が続きます
holiday cottageと呼ばれる
貸別荘が多いです
グレーの羊
ちょっと珍しい
いいところに住んでますね。
遠くには雪の積もった山
羊が目の前にいて
写真を撮らずにはいられません
食べるのに忙しそう
こういう小川が
日本にも昔はいっぱいありましたね。
そわそわするほど好きです。
細い橋を渡ります
あっちもこっちも素敵です
(ボキャブラリーが💦)
EASEDALEがなんたるか
まだわからず
歩いている私
(実は山?丘?だったらしいです)
今日は平坦だから楽だなあと
てくてく
向かい側にあるのがEASEDALEだとは
夢にも思っていませんでした。
遠くに見える滝
凍っているように見えます
あの近くまで歩くのかなあと
おもいながら
もし道が逸れたらチャンスを失うので
ズームして滝を撮っておきましょう
石畳が続きます。
川がどうやらすぐ氾濫するし
雨も多いので、石畳なのかなと
思いました。
でも歩きにくいのです。
なんて平和な風景
あら、滝が近づいてきたわ
近づくと凍っていなくて
ちゃんと流れているのがわかります
上り坂になりました。
ああ、滝まで行くんだなと気づくmarmalade
このくらいは頑張れそう
滝が見えてきました
山と山の間を流れています
振り向くと
結構上りました

滝は動画でどうぞ。滝の名前はありませんの。

ふもとへの眺め
これは山って呼べるよね。

ここから降りるのかなと思っておりました。

予定外に結構登っているのです
ここは丘?
ここは山?
と思いながら。
あらまだ先へ進むのね。
トラオさんも「あれ?」と言っていました。
別の滝が見えます。
山の頂上はどこだろう。
(山の頂上を目指していると思っています。)
結構きつい登り。
なんか話が違くない?と
ようやく気づいた私。
これは簡単なコースなのかな?本当に?

歩き始めた時、このコースなら、日本からきた方はウォーキングブーツじゃなくても、スニーカーで歩けるなと思っていました。ですが、この時点で、ウォーキングブーツじゃないと無理そうだなと。足首を痛めちゃいそうです。

必死に頂上を目指しておりました。そこにはきっと美しい眺めが待っていることでしょう。はあ、はあ。

今この辺り。
これは山だと確信した頃
突然、視界がひらけました。
わお。
湖がそこに。
そう
easedale tarn
そうだった!
tarnは湖だった!
とようやく気づいたのでありました。
思っても見なかった
美しい光景に
宝くじに当たった気分です
歩いた甲斐が
ありすぎる
真ん中の岩に大きな鳥が
ずっととまっていました
きた道を帰ります。
あの滝はこの湖の水が流れていたのだと
ようやく知った私。
下りは膝にきますが
やっぱり早いです。
景色にも助けられます。

ねえトラオさん、ところで、これが簡単なコースだったの?

あ、違うコースだった
とあっさり認めていました。

でもこれは登った甲斐がありましたよ。連れて行ってくれてありがとう。

紅茶の美味しいカフェBALDRY‘Sにて

歩いた後は、軽食とお茶の時間を楽しみました。
なんとなくはいったのはBALDRY‘Sというカフェです。

外を撮るのを忘れてしまいましたの
窓際の席にて
のんびりと
紅茶のラインナップがすごい!
調べたら、日本でも購入できるようです。
有名なカフェだったのかしら。
行き当たりばったりな私たち。
チーズスコーン
バターとチャツネ
チーズスコーンにチーズもついています。
ここの食器がとても素敵でした。

この後帰途につきましたが、充実した二日間、良い息抜きになりました。猫の手にも息抜きは必要なのです。

ちょっとおまけ

ふと入ったギャラリーで、こんなコーナーを見つけました。

日本の文房具コーナー
このノート愛用してます!と
大きな声で言いたかったです。

🐰

日本から、イギリスを旅される方に、ぜひお勧めしたい湖水地方。三泊くらいたっぷりとって、山歩きやハイキングをされる方にも、されない方にも、ぜひフットパスと呼ばれるpublic pathを歩いてみてほしいな。そこには観光地とはまた一味違った風景が待っています♪

長い旅行記、お読みいただいてありがとうございました。🫖

いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。