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電子書籍派のわたしがさいきん買った紙の本たち

3ヶ月ほどまえにBOOXという機器を買ってから、
電子書籍で本を読むことのべんりさを実感し
もっぱら読書は電子書籍派になりました。

通勤の電車など外で本を読むことが多いので、
BOOXは軽くて持ち運びがしやすく
紙の本のように傷むことを心配しなくていいので
気軽に読書を楽しむことができています。

( くわしい使用感はこちらの記事に⇡ )


そんなわたしですが、
紙の本はまったく買わなくなったわけではなく
さいきんでも「これは紙で読みたいな」と
感じた本をいくつか購入しています。

電子書籍派のわたしがどんな本を紙で読むのか
さいきん買ってよかった本をご紹介しながら
振り返ってみたいと思います。

『 本にまつわる世界のことば 』


やっぱり、絵や写真が中心になっている本は
モノクロの画面で見るよりも
実際の紙に触れて色などを味わいたいと思います。

こちらは「本」にまつわるさまざな言い回しなど
世界各国のことばが集められたものです。

ことばの意味だけでなく、そこから着想を得た
ショートショートが載っているのが面白いです。

なかでも、個人的には
『引き出しのための文学』
( チェコ語で「発表されず眠ったままの文学」)
『それはひとつの詩だ』
( ドイツ語で「特別すばらしいもの、
 うつくしいものを褒めるとき」に使われる)
などが好きだなあと思いました。

各国の豊かな発想は創作の種にもなりそうです ✍︎


『「書く」って、どんなこと? 』


電子書籍で販売されていない本でも、
本屋さんでぐっときたらその場で購入を決めます。

こちらの本は、小説家である筆者のかたが
「書く」という行為について考察されたものです。

夏目漱石などがすごく短い期間で
ひとつの作品を書き上げた話が印象的で、
「考えずに書く」
「『言葉』と『思考』はどちらが先か」など…
わたし自身は結構この本を読んでから
「書く」ということへの考え方が変わりました。


『 さあ、才能に目覚めよう 』


ストレングス・ファインダーという
自分の強みを分析できるテストがあるのですが、
本を購入するとシリアルナンバーが付いてきて
すこし安くテストを受けることができます。

結果レポートはこんなかんじです

ウェブテストを受けると、
自分の強みについて上位5つを表示してくれます。
( 全部見たいと思うとさらに料金がかかります )

自分の結果では、1位の内省は予想通りでしたが
人間関係構築力が上位にきていて意外だったりと
新たな気づきがあって面白かったです。

本にもそれぞれの項目について詳しく説明があり、
まるで辞書のように見ることができるので
ぱらぱらめくって眺めるだけでも楽しいです。


『 あかるい花束 』


とくに紙で読みたいと思うのが、詩や歌集です。

画面で見るよりも
紙の本を1ページずつめくって文字を追うほうが
どことなく温かさを感じられる気がします。

まだ全部は読めていないのですが、
タイトルと表紙に惹かれて購入を決めました。
花束のような優しい言葉に触れるのが楽しみです。


『 大切なことは小さな字で書いてある 』


こちらもおなじく、詩を集めた本です。
愛知県瀬戸市にある本屋ひとしずくさんで
古本を購入させていただきました。

よく見ると丸く切り落とされた角がかわいいです。
こういう、装丁にこだわりのある本は
やっぱり実物に触れたいなと感じます。


『 いまここ 』


こちらは谷川俊太郎さんの詩に
川内倫子さんの写真を合わせた写真絵本です。

金沢21世紀美術館に行ったときに買いましたが、
ちょうどその旅行中にわたしの夫が
川内さんのエッセイを読んでいたので
これは買わなければ!とうれしい出会いでした。

ずっと手元に置いて、何度も読み返したい本です。


⊹   ⊹   ⊹


今回は、ふだん電子書籍派のわたしが
さいきん購入した紙の本を紹介しました。

おそらくこれからも電子書籍で購入する本が
9割ぐらいを占めていくのかなと思いますが、
ときどき紙の本に触れるという体験も
大切にしていきたいなも思います。


⋱ 読んでいただきありがとうございました𖧷 ⋰

*こちらのマガジンにまとめています ⇡

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