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カムバック!くびれ〜血糖値を調整するハーブ〜そして蚕の話

長かった自粛生活もひとまず終わりを迎えましたね。まだ気は抜けないけれど、withコロナの新しい生活を少しでも良い方向にスタート出来るといいな、と思います。

くびれが消えた

さて、この自粛生活で増えたものは何でしょう。

体重です。

動かないのに食べるからいけないんだけど、動いてないのにお腹だけはちゃんと減るんだもの…。しかもどこにも行けないから食べるのが一番の楽しみみたいになっていたので止められなかった。

私の体型は昔から痩せ型で、数年前までは食べても太らない体質だったから、それをいいことにもう完全に調子乗ってました…。

そんな夢のような体質も、やはり加齢には抗えなかったのかみるみる腹回りが妊婦のようになってきた。もともと胃下垂で下腹はポッコリ出ていたけど、今回も腹だけ太ったという状況。そしてくびれが完全に消えた…。

メ、メタボ…?

さすがにマズイと思って、試しに腹囲(ウエストではない)を測ってみたらなんと80センチ!えーーっ!メタボの基準は腹囲90センチ以上なのに、あと10センチしかないの?!数字で見ると現実感がすごい…。

他の数値はどうなんだろう…と慌てて2年前に受けた健康診断の結果を引っ張り出し、色々みてみる。

そしたら2年前の時点ですでに血糖値が高血糖の一歩手前でした!今さらながら衝撃的事実!
2年前でそれってことはその頃より体重が6キロ増えてるからもしかして…

そこで思い出したのが血糖値を調整してくれるハーブ、マルベリー。わぁ!飲む飲む!

というわけで今回は血糖値を調整してくれるハーブのことを書きたいと思います。


桑の葉=マルベリー

健康食品のTVショッピングとかでもたまに見るけど、「マルベリー」というハーブがそれです。マルベリーなんて可愛らしい名前だけど、日本でいうと「桑」です。

あの丸々太った白くてちっちゃいモスラみたいなアレ(蚕)が、ショリショリ、ショリショリと一心不乱に食べる、あの桑の葉です。あぁ書いてて倒れそう(イモムシ系苦手)。

桑の実はジャムにしたりするみたいだけど、実はこの葉っぱの方にすごい働きがあったんですね。

私たちが食べ物で摂った糖分は体内で分解されてから吸収されるんですが、このマルベリーに入っている「デオキシノジリマイシン」っていう成分がその分解を邪魔して糖を吸収させないようにしてくれるらしいんですよ。

なのでダイエットにも最適ってことで注目を浴びているんです。高血糖や肥満、糖尿病の人は食事前にこれを飲むと血糖値の上昇を抑え、調整してくれるんだそうです。しかも吸収されなかった糖は腸で善玉菌のエサとなってくれます。もう至れり尽くせり。

よし!救世主なるか?!

と思ったんですが、…忘れます、食前て。

で、挫折しました…早い…

ただ、このマルベリーは他にも成分が色々入ってて、例えば【GABA】。チョコレートにも入っている、商品名にもなっているアレです。ストレスを和らげリラックスさせてくれます。

あと【クロロフィル】。これは血を作ったり増やしたりしてくれるので、同じく含有成分である【鉄分】と相乗効果が期待できて、女性にはありがたい!

また、【フィトステロール】は腸内のコレステロール吸収を抑える働きが、【亜鉛】はミネラルの一種でアンチエイジングや免疫力の向上、美肌効果があるんです。亜鉛は体内で作れないので食品からとるしかない。

主なものでもこれだけ嬉しい成分が入ってるんですよ。食前は忘れちゃうとか言ってる場合じゃないか。

ちなみに美白効果もあるそうで、もうこれだけ揃ってたら、はい、飲みます。今日から!


蚕(かいこ)の思い出

そうそう桑の葉って、さっきも書いた通り蚕の大好きな葉っぱ。

思えば娘が小学校低学年の頃、学校で蚕を育ててそのまゆから糸をつむぐ授業があり、希望者には先生が家でも育てる用に何匹か蚕を分けてくれた。

先生!わ…分けなくていいですって!(心の叫び)

しかしそんな母の恐怖をよそに、真っ先に希望した娘はニッコニコで連れて帰ってきました。本当に倒れそうでした。

お菓子の空き箱に仕切りが作ってあって、一部屋に1かいこ。総勢お蚕様が5〜6匹!!もそもそ動いてます(ガクブル)

さて、連れて来てしまったからにはエサをやらないといけません。
でもうちの周辺は桑の木がまったく見当たらない。ちょっと遠くまで歩いて歩いて…その頃は東京の多摩地区に住んでいたのでちょっと奥に行くと緑が多く畑も多かった。だからその辺にあるかな?と。でもそこの農家さんに聞いたら、昔は養蚕やってるところも結構あって桑もあったんだけど、今はないねぇとの返事。やっと電柱の脇から生えていた桑の葉を見つけ、丸裸に近い感じでほとんどむしり取りました。だってすごい食欲なんです!ずーっと食べてます。(ちなみにそれ以降は学校の近くでたくさん摘んでくることにしました)

私はもちろん触れないし、見るだけでも体が縮こまっちゃうくらい苦手なんだけど、恐る恐る見ていると…あらまぁ、食べ方がとても上手!葉っぱの真ん中の線を残して、両側をショリショリとキレイに食べていく。線だけ残ってポキっと折れて下に落ちる。すごいなぁ、と見入ってしまう。

お蚕様はとにかく食べる。そしてどんどん丸々と太っていく。はうぅっ!!見なきゃいいのに怖いもの見たさなのか、目がそらせない。もう気持ち悪いんだか面白いんだか分からなくなってきた。娘が寝てからも見てる自分…。

素晴らしき蚕の作業

ある日気づいたらまゆを作り始めてた。

これがまたなんともキレイな形に作っていくんだ。もう気持ち悪さ通りこしてその神秘とも言える作業に釘付けでした。休みなしにずーっと口から糸をはいて頭を左右にゆらして自分の寝床を作っていく。どうしてあんな完璧なまゆの形を作れるんでしょうか。なんの道具もなしに!その作業に見惚れてしまいました。

そして全員がまゆになったとき、学校に持っていくことになってました。でもモタモタしてなかなか持っていかない。早く!早く持っていかないと羽化しちゃう…頼むよ、それは嫌だよ。

忘れないように玄関に置いておきました。

そしたらある朝、一匹羽化してました…きゃーーーー!

だから言ったじゃないか!早く持って行って!!

あんなに魅了されていたくせに、蛾になると途端にまた気持ち悪いものへと逆戻り。勝手です…

学校に持って行ったまゆは、先生が大鍋で煮て(!)中の蚕を殺して糸を作ったそうです。すごい。娘の学校はシュタイナー学校だったので、そういう手仕事の時間がたくさんありました。懐かしい。

そんな桑にまつわる思い出話でした。


最後に

さて緊急事態宣言が解けて、お店も少しずつ開いてきて、うちの近くのショッピングモールもやっと営業再開。昨日何ヶ月ぶり?に行ってきました。あぁ、久しぶりだ、嬉しいなぁ、ありがたいなぁ。そしてストックがなくなりかけていたハーブをしこたま買い込みました。

さあ、マルベリー飲むよ!自粛生活で太ってしまったって人は結構いると思いますが、おススメです。味は日本茶みたいでとっても飲みやすくておいしいです。

そして久しぶりのショッピングは、ここ何日かのうつうつした気分が久しぶりに晴れて嬉しかったです。自粛生活は経済的にも精神的にもほんとにキツい。だからまたそんな生活に逆戻りしないよう、気を抜かずになんとか頑張っていきたいですね。

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