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2024年6月20日 相手の気持ちを考える

 1977年9月3日、読売ジャイアンツの選手であった王貞治氏が、ハンク・アーロン氏の保持していた世界記録を超える756号のホームランを打ちました。
 かつてアメリカで国務長官を務めたコリン・パウエル氏は、この時の王氏について「打ったフォームもすばらしいが、はしゃがず、おごらずベースを回る姿に気品がある」と述べています。
 王氏はホームランを打った後、相手投手を一瞥し、その心情を慮ってベースをまわっていたといいます。
 この相手を思いやる謙虚な姿勢と、たゆまぬ努力を続けた結果、生涯に868本のホームランを打つ大記録につながったのでしょう。
 私たちも努力が実り成功した際の喜びはひとしおです。しかし、自分一人の力だけで成し遂げたというおごりがある場合、その姿勢が人間関係のトラブルなどを招き、次の成功につなげることは難しくなるでしょう。
 相手の気持ちを思いやる謙虚な姿勢で、業務に励みたいものです。

今日の心がけ◆思いを形にしましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年6月号より引用


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【1】 著者の個人的な感想

王さん、気品がありますね~。
私がもし…喜怒哀楽があまり表に出ないらしい私がこれをやると、冷静で無表情な顔してベースを回って相手投手を一瞥すると思うので、「フフッ、この結果は当然さ」みたいな嫌味な感じに伝わるのではないかと…苦笑

私の場合は謙虚すぎて嫌味に見えるみたいです。

『喜』役になってないし喜んではいけない
『怒』私が悪いです、ごめんなさい
『哀』私がみんなを悲しませてしまった
『楽』楽しいのは周囲のおかげ

ここまでくると「謙虚」を通り越して『卑屈』ですよね。現に職場で言われたこともあります。

「○○さん(私)が『太々しい』とか『図々しい』と思ってる行動をとってもたぶん謙虚に見えると思うよ。考えすぎだしネガティブすぎなんよ」と。

ですので卑屈から『謙虚』レベルまで引き上げるために、私はもっとはしゃいで、おごってみようと思います笑

さて朝礼では。

私の個人的な感想はなんも参考にならなかったと思いますが…普通の人は謙虚に生きましょう。「君子は泰(ゆたか)にして驕(おご)らず、小人は驕りて泰ならず」ですね。

「人格者は泰然として落ち着いているが、決して驕り高ぶったりしない。つまらない人間は驕り高ぶってはいるが、落ち着いてゆったり構えるという事ができない。」

という意味ですが、これを地で行ける人生にしたいものですね。


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【2】 意見を述べてみよう

王さんの場合は、相手の気持ちを考えて行動しているというよりも…

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