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2024年9月22日 事実と感情

人間は一般に、数字に基づいて事実を理解するのが苦手です。

例えば、ある実験では被験者にクジ引きをしてもらい、当たりが出れば賞金を与えるというものでした。被験者は、二つの箱のどちらかからクジを選びます。

一方の箱には100個のクジが入っており、そのうち9個の当たりが含まれています。もう一方には10個のクジが入っており、その中の1個が当たりです。計算すると、後者の箱から引いた方が当たる確率が高いことが分かります。

ところが、このような数学的事実に反して、多くの人が「9個の当たりがある」という理由で100個のクジが入った箱を選びました。これは、大きな数字に惹かれる心理が働いたためです。

私たちはしばしば、数学的な事実や論理(ロジック)を見落とし、統計よりも直感や個人の好みに基づいて決断を下すことがあります。

意思決定を行なう際には、単なる感覚や個人的な好みだけでなく、客観的な数値や事実を十分に考慮しているかどうかを確認したいものです。

今日の心がけ◆数字に親しみましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年9月号より引用


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【1】 著者の個人的な感想

うーん…数字は苦手です。私は右脳の直感型ですね、たぶん。
神経衰弱とかも、数字と場所を覚えるのではなく、写真を撮って頭に保存しておくイメージでカードの位置を記憶しています。だから「えっと、自分から見て上から何番目のあれはハートの8だから…」って数値化すると頭がイライラしちゃいます苦笑。

そんな私ですが、ちゃんと後者のクジを選びます。計算や数値ではなく感覚で選ぶというか…どっちがいいのかを本能で記憶している感じって言えばいいのでしょうか。…こんな感じで論理的に説明できないのが欠点ですが、「あれ」や「それ」で人の言うことをある程度理解できるのは利点ですね。

とはいえ、「まあ、そんな感じです」とか「たぶんこれくらい効果があります」では仕事にならんので、数値化した資料や統計はきちんと作成するのですが、きっとそのとき数値化した情報が、私の頭の中で映像化されて記憶に残ってるんでしょうね。

私の方法は一般的ではないかもしれませんが、今日の心がけと遠くかけ離れていることでもないと思いますので、自分流のやり方で数値に親しみたいものですね。

さて朝礼では。

私のように、掛け算を習うあたりで挫折した人もいるでしょう。それでも人並みには社会人やってますし、電卓やExcelを駆使すれば何とかなるものです。

苦手意識を払拭して、数字に親しみが持てるような前向きなスピーチをしてみましょう。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。


【2】 意見を述べてみよう

仕事なら一生懸命考えますが、プライベートや遊びなら…

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