見出し画像

2024年4月16日 麗春の候

 「麗春の候」は四月下旬から五月上旬の立夏まで使われる時候の挨拶です。
 「麗春」は、春から初夏に赤やピンクなどの鮮やかな花を咲かせる、ヒナゲシのことで、「虞美人草」の異名としても有名です。これは、中国の武将、項羽の愛した虞姫が自害したのち、この花が墓に咲いたという故事に由来します。
 中には夏目漱石の小説のタイトルを思い浮かべる人もいるでしょう。『虞美人草』は漱石が朝日新聞社に入社後、初めて紙上で連載された作品です。
 また、フランスでは「コクリコ」と呼ばれます。歌人の与謝野晶子が半年ぶりにフランスで夫に再会した時、ヒナゲシの花が咲き乱れていました。その再会の喜びをヒナゲシに重ねて歌の中で、「君も雛罌粟われも雛罌粟」と詠んでいます。
 麗春の言葉から、ヒナゲシの咲く麗らかな春の情景と共に、こうした歴史や文学的な出来事にも思いを馳せることができます。
 四季を大切にする日本の文化が生んだ、時候の挨拶に関心を寄せ、文章を豊かに味わいたいものです。

今日の心がけ◆季節の表現を大切にしましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年4月号より引用


有料記事の中身はどんなもの?
という疑問をQ&Aでまとめました。
内容にご納得のうえで購入を検討してくださいね。


【1】 著者の個人的な感想

虞美人…虞姫さんをイメージしてトップ絵を描いてみました。描いたのはAIですけどね。私は絵は描けません。

どーでもいい話ですが、最初「麗春」を「春麗」と入力していました笑
コレじゃどこぞの蹴りが強烈な中国の女性格闘家になってしまいすね。投稿する前に気づいてよかったぁ…。

というわけで。時候の挨拶なんて前職を辞めてからはほとんど書いてません。だから「春麗」なんて打ち間違えるんでしょうね苦笑

しかし仕事を辞めてイイコトもありました。時候の挨拶でしか季節感に触れることがなかった私が、今は季節を直に味わえています。月に8日くらい休みがあれば人間って普通の暮らしができるんですね。数年前の馬車馬のように働いていた自分に教えてあげたいです苦笑

さて朝礼では。

私は学がないのでうまく書けませんが、学のある人は夏目さんや与謝野さんの作品から話を膨らませてもいいかもですね。

有料記事は時候の挨拶ネタで無難に書いておきます。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。
読んでもらえることが励みになりますので、
スキ♡とフォローをお願いします!


【2】 意見を述べてみよう

普段はまったく気にせず読み飛ばしてしまう時候の挨拶ですが、文章の始まりの二文字に…

ここから先は

535字

¥ 100

この記事が参加している募集

仕事について話そう

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!