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ダイオード




彼女の心を知ったとき

私は
彼女の色が見えなくなった

信じていたんだけど
信じようとして
信じれるようになったんだけど

所詮
彼女は自分が可愛いかったようだし
その自分を守りたかっただけなのだろう


また
ひとの心の冷たさを知った

それは
子どもの残酷さにも似て


もう
ひとを信じるのはやめよう

彼女の心は
蒼いまがい物

冷たく輝く
ダイオード




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