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日記 20210417


いろいろなジャンルに手を出していると、日記にどれを書いていいのか迷いますね。方向がとっちらかってしまいそう。いまさらか。


<読書感想>

『ゴールデンタイムの消費期限』(斜線堂有紀)を読了。

AI×青春小説。小学生でデビューした天才小説家・綴喜文彰(つづき・ふみあき)は新作が書けず、焦りのまま高校三年を迎えていた。そんな彼に、若き天才たちを集める「レミントン・プロジェクト」の招待状が届く。「また傑作が書けるようになる」という誘い文句に参加を決める綴喜。しかし彼を待っていたのは、人工知能「レミントン」とのセッションを通じた元・天才たちのリサイクル計画だった……という筋書き。

各分野でAIへの期待は高く、創造的で人間の感性こそが必要だと考えられている芸術分野にもAIが進出しています。料理、音楽、映画、絵画、将棋、そして小説など。もしビッグデータを解析して多くの人に優れていると思わせるだけの作品をAIが作り上げられるなら……そのとき人間の芸術家は必要でしょうか? また、作中でAIレミントンの指示に従い綴喜は作品を完成させていきますが、それは誰の作品でしょう。共作だとしても世間にはどう発表すればいいのか……これらの問題に、本作品は真摯に向き合っています。

AIが芸術を表現すること、そのAIと共作して優れた作品を世に出すべきかどうか。綴喜以外にも若き元・天才たちが登場して、様々な態度や意見をぶつけあっていく。意地を張って、衝突して、先を見出す。紛うことなき青春小説……プロットを考えついて作品に仕立てた作者の力量は確かですね。他の作品も読んでみたくなりました。


<カプリティオ>

【ウミガメのスープ】食事中にテレビを見られない男の謎

2021/4/16 (18分44秒)

カプリティオ定番、視聴者ウミガメの時間です。今回の問題では、3問目がもっとも閃きが必要だったかな。

問「嘘をついた女は、水を飲むハメになった。一体、なぜ?」(8:00~12:15)

まず飲むハメになった「水」を絞り込むのは必須条件。そして、意に反してその水を飲まざるを得なくなった「状況」とは。この問題は女性でなくても成り立ちますが、女性の方が状況を考えやすいとは言えるかも。


<INSIDE>

あまりにも闇が深すぎると噂の神ゲー『 INSIDE - インサイド - 』#1

2021/4/17 (46分2秒)

キヨさん、ついにINSIDE実況はじめたんですね! 待ってました!(*´▽`*)

暗い森を一人の少年が走っていきます。右へと進むスクロールアクション。ミスって捕捉されると容赦なく射たれたり、犬に食いちぎられたり。やがて農家や街に入りますが、無気力にうなだれて一列に歩いている人々など、不穏で不気味な世界観がひたひたと。こういう謎めいた雰囲気が良いんですよね、INSIDEは……しばらく楽しみが増えました。

レトルトさんは約5年前、ヒラさんは3年前ぐらいにやってましたね。


<2021年春アニメ>

Vivy -Fluorite Eye’s Song- 2話 Quarter Note -百年の旅の始まり-

2021/4/6 (22分44秒)

Vivy -Fluorite Eye’s Song- 3話 A Tender Moon Tempo -星たちとの歓談

2021/4/13 (23分40秒)

『Vivy』の第2・3話を視聴しました。

第2話は前回の続き、深夜にビルで襲撃された相川議員の救出ミッション。とはいえ、戦闘用ではないヴィヴィはAI制圧ウイルス攻撃でダウンしてしまい大ピンチに。マツモトがいなければ完、でした。初任務を派手にクリアして友情が芽生えたかに見えましたが……ラストが。マツモトはあくまでもAI戦争を回避するためだけに動いているので、それ以外の歴史への干渉は許さないと……分かっていてもキツいな。

第3話は、足を止めて歌を聴いてくれる客が増えたヴィヴィの元に、15年ぶりにマツモトが現れます。100年を旅するのだから飛び飛びになるのは規定事項。今回は宇宙でのミッション。宇宙ホテル・サンライズの落下事故を防ぐため、実行犯のアンドロイドを破壊するようマツモトは指示しますが……ヴィヴィは納得がいかず、独自調査を始めます。そしてラスト、彼女と出会うシーンには嘆息しました。"理由"が出来ちゃったねえ……

毎回、緊張感や展開の読めなさがあって良い脚本です。シナリオ全体が納得いく完成度なら傑作になるだろうなあ……続きが楽しみ。



※トップ画像は、みんなのフォトギャラリーからお借りしました。

※記事が多くなったので、案内用の記事を作りました。



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