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グレリン誘導ガリ生活の結果報告2

我が家で作ってみた生姜製品遍歴をご紹介。

生体異物に弱い私たちが生姜をそのまま食べるわけにはいかないので加工してみることに。

一番最初に作ったのがこちら。一般的なガリに近いものです。小さく切ってから2分間ゆでて塩をまぶして粗熱を取り、瓶に移してカンタン酢を注いで1週間放置したもの。とてもおいしくてハマりました。猛烈な食欲!ガリの部分もおいしいのですが、酢のおいしいこと!酢だけをすくってゴクゴク飲めたほどです。そしてそれを飲むと盛大な睡魔が襲ってきて寝れました。

食べたときの変化は「米の飯が欲しい!」と思う猛烈な空腹感。たくさん食べてうっかり大量に寝てしまい、いわゆる「寝つきがいい」状態に。

この図式から言うと、「徐波睡眠を誘導し空腹感を産む、ついでに食べすぎて肥満になった」というところでしょうか。

この次に作ったものがこちら。塩を多めに行ってしまったので明らかな失敗作。相当長期間経過しないと食べれないかも。と思い、正真正銘の塩漬け状態。いつか開ける日がくるかも。

次に作ったのがこちら。右が④生姜をミキサーでジュースにして塩と氷砂糖を加えて煮詰めたもの、左が⑤生姜を熱湯につけたときに出た汁を潮と甜菜糖を加えて煮詰めたものです。生姜ジャムにしてみたので糖質はかなり入っています。

昔近所の神社で年末年始にに夜店のようなものが出ていて、生姜湯を子供が飲んで倒れたという話を聞いたことがあります。その時の夜店をやっていたオジサンによると「今日は大人の男性が多いしあんまり甘いとみんなが嫌がると思っていつもよりも砂糖を減らした。いつの間にか子供が紛れ込んでいてウマイウマイと言って飲んでいる大人の真似をしてこっそり生姜湯を飲んでしまった。白目をむいてよだれを出している子供を見つけてシマッタと思った。急いで病院に連れて行った。酒に酔ったようになっていた。焦った」という話を聞きました。

子供に大量の生姜を与えてはならないが砂糖と組み合わせると問題がなくなる、という話でした。それで生姜ジャムのようなものを作ってみようと思ったのです。

④はどうということもない代物で食べても別に何も感じなかったのです。⑤は多少違いましたが①ほどの威力は感じませんでした。砂糖は本当に生姜の威力を減らしてしまうのだと思いました。ですが私の子供はこのどちらもあまり好きではないようで、むしろ①の生姜の汁をすすろうとしました。

この2つを作って思ったことは「酢を入れないと有効成分は作られない」ということです。そして「塩の量」も大事で、少なかったら意味がない。そして糖質はそのような成分の働きを半減させる。そしてなにより「満腹感が生まれない」のです。①だけを食べていた時は空腹感の後に満腹感が生まれました。たとえ米の飯と一緒に食べたとしてもある程度食べれば満腹になったと感じることができたのに糖質と合わせたときはその感覚が生まれませんでした。

そしてもう1つ気になることが。「物忘れがひどい」という症状が出ました。知的に発達させたくて苦心しているのにこれでは酷い。逆効果です。生姜と砂糖の組み合わせは「いやなことは忘れさせてくれるものの賢くはならない」と感じる結果になってしまったのです。

このころ丁度茗荷で油漬けを作ってみました。これを鶏肉にかけて食べたところパズルゲームなどの結果が素晴らしかったので「賢くなった」という実感がありましたが、この油漬けだけをたべたときには物忘れがひどくなりました。

そこで生姜でも「生姜+脂質」「生姜+脂質+たんぱく質」の組み合わせで何度か食べてテストしてみたところやはり組み合わせ次第ではゲームの成績は悪かったのです。そして実際に私の物忘れも酷くなりました。


そこで①と同じものを3度続けて作ってみました。

基本的な作り方は

  1. しょうがの汚れいてる部分の皮をむく、みじん切りにする

  2. 生姜をざるにいれて、熱湯の入ったボウルに1分半から2分間浸す。

  3. 水気を切ってホカホカと湯気が出ている間に塩をまぶす。

  4. 清潔にした瓶に粗熱が取れた生姜を入れる。

  5. かんたん酢を注いで冷めたら冷蔵庫で保管。

  6. 1週間ほど置いてから食べる。

このとき少しずつ作り方を変えて試してみました。
それは「熱湯につける前に、水の入ったボウルにしょうがを入れてあく抜きをしたパターン」と、「熱湯につける時間を短めにしてみたパターン」です。そのどちらも決して悪くはなかったのですが、①の時のような威力は感じませんでした。

「あく抜き」と思って行ったことにはあまり意味がなく、むしろ「あく」だと思っているものに塩と酢を適切な形で与えることのほうが意味があるように思えました。

3回目の時に①と全く同じように作ってみたところ、子供もよく食べて効果を実感できるものが出来上がりました。

明らかな失敗は②の時です。塩を入れ過ぎてはいけないということとゆでる時間が長すぎてはいけないということがわかりました。生姜を食べるのが大事なのではなく、塩と酢によって大切な成分を外に出しそれをいただくことに意味があります。ですから汁のほうが大事。いかに良い汁を抽出するかを考えたほうが良いのでしょう。

子供が普段食べている卵かけごはんなどにティースプーン1杯くらいのしょうが汁を混ぜてやると喜んで食べました。まだ生姜の食感が好きではないようでジャリジャリとした噛み応えを嫌っていたからです。

これらのことを踏まえて次に作ったのがこちらです。


  1. ベーコンをみじん切りにする、同じくみじん切りの生姜と玉ねぎを用意する

  2. フライパンにキャノーラ油を入れて玉ねぎと生姜、塩を加えてを炒める

  3. しんなりとしてきたらそこにベーコンを加えてよく炒める

  4. 味見をして生姜の辛みをあまり感じなくなったら瓶に移す

  5. 中鎖脂肪酸オイルを加えて振り混ぜる

  6. 3日冷蔵庫で保管してから食べる

これは子供がとても喜んで食べました。

本来は「豚肉のビタミンB1と玉ねぎのアリシン」の組み合わせをやりたかったのですが、ひき肉で試したときに子供が具合が悪くなったのですでに加工してあるベーコンならどうかと思いました。そしてグレリン誘導のためには「たんぱく質」と「脂質」の組み合わせが必須です。そして私たちにとって良い硫黄も加えたいと思いました。

  • 生姜

  • たんぱく質→ベーコン

  • 脂質→ベーコンの油、キャノーラ油、中鎖脂肪酸オイル

  • 硫黄→玉ねぎ

これは確かに効果を感じる代物でした。
とにかく食欲が強く出てよく眠れます。体も大きくなりましたし、不思議と夜中に大量のブドウ糖の補給を必要としませんでした。ですがなかなか知的な発達に結びついたという実感がなかったのですが時間の経過とともに「難しいことができている」と気づくことが増えてきました。

そこで試してみたかったことを1つやってみました。生姜を加工する際に味噌を加えてみました。ついでに酒も。

①を最初に食べた時「なんておいしいガリができてしまったのだろう」と思いました。おそらく効果のあるものはおいしいはず。それなら生姜に調味料を加えておいしくなるならそれは間違ってはいないのではないかと思いました。

そこで。

  1. 生姜をみじん切りにする

  2. キャノーラ油で炒める

  3. 軽く塩を加えてしっかりと炒める

  4. 味噌と酒、甜菜糖を加えてしっかりと炒める

  5. 瓶に移して冷蔵庫で3日以上保管してなじんでから食べる

すると単純に辛みの強い生姜みそが出来上がりました。結構炒めたはずなのにかなり辛み成分が強く、Cタイプのシッターさんに味見してもらったら「自分には無理」と言われましたが、Aタイプの私にはとてもおいしいものに思えました。

そしてその生姜みそを使ってベーコンと玉ねぎを炒めてみたのがこちら。

これをさらに卵かけごはんにいれたり、チャーハンの具にしてみたところとてもおいしくて、親子2人で毎日2合の米を炊けば足りていたのに5合の米を必要とするほど食が進みました。よくない。

味噌を入れずに作ったものは子供がよく食べたのに味噌を加えたものは嫌がってあまり食べなかったことも気になりました。甜菜糖を入れたから効果が減ってしまったのかもしれないとも思いました。味噌のしわざかもしれません。

それで結局、「生姜、ベーコン、玉ねぎ、塩、酢、キャノーラ油、中鎖脂肪酸オイル」の組み合わせで炒めただけのものが一番効果があったということになりました。

知的に上がらない子供の認知を上げるための食生活というのは、生体異物除去食だけでは足りないのだと以前から考えていました。それは今までしたことのない何かだと思っていました。でもそれが結局「単子葉植物と豚肉の組み合わせだった」ということに驚いています。

Cタイプを理解しないとAタイプはわからなかった。一見回り道のようでしたが玉川温泉でがん患者さんたちからお話をたくさん聞けたことがプラスに働きました。どんな時でも回り道に見えることが一番の近道。


工夫を重ねる過程で、調子を崩したこともあったのですがこの組み合わせに確信を持てたころには知的な発達も明らかに進んできたと実感がありました。

ただしこの過程で盛大に太ってしまい、足もむちむち。夜寝る前の玉川温泉水を塗るときに子供も自分で「ムチムチ」と言っていました。

痛い箇所に温泉水を塗る子供

確かにムチムチ。

グレリンだけではなく、レプチンをいかにきちんと誘導できるかがカギになっているのだと思います。満腹感が正常に生まれれば記憶が定着され知的な発達を実感できます。

1週間くらい前から私の子供は「これ何?」と言ってモノの名前を積極的に質問してくるようになりました。

今までは、

「しまじろうつけて」
「しまじろうみたいな」

という欲求を伝えるだけだったのに

「しまじろうでみみりんがでてるやつがみたいな、お父さんとキャンプするの」
「しまじろうがあかちゃんになるやつがみたいな」
「はなちゃんがね、かえるさんと遊ぶのがみたいな」
「しまじろうがかえるさんになるやつ、さがしてるの」

というように変わってきたので、しまじろうの動画を見たがっているからとりあえずなんでもつけておけばいいやというようにはならなくなり私を困らせています。

「お母さんわかんないよ?!それどこにあるのか…。何のシリーズの何話目???

しまじろうは膨大な本数のアニメがあってヘソカやわお!や劇場版も加えると何百話もあるんです。子供はそれを的確に把握しているらしいのですが、私には無理。

賢くなってくるのはいいんですが、ちょっと別方面での負担が増えました…。

アレクサに話しかけても見つけてくれないし…。

誰か助けて~!



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